メリット デメリット
有権者の数を増やせる 社会に出ていない学生に投票の判断ができるかどうか
若年層の意見を政治に反映させる 学校の先生や親の影響を受けやすい
若年層の政治意識を高める 選挙費用が数千万単位で増える
成人年齢引き下げのきっかけとなる 有名人候補者(タレント議員)への投票に偏ってしまう可能性
世界的に見ても18歳選挙権は一般的 SNS等で知らないうちに公職選挙法違反を犯してしまうかも
高齢者ウケする政策ばかりの現状を変えるきっかけとなる 大人でも政治に関心が薄い人が多いので、投票率は上がらないかも
若い内から選挙を身近なものと感じられる 同じ高校3年生でも、18歳は投票できて17歳は投票できない
自分の考えをしっかりと持った18歳も少なくない ネットからの情報の真偽について、更に気をつける必要がある
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賛成意見 反対意見
平成27年6月に18歳へ選挙権を引き下げる法改正が施行されました。この法改正には、賛否両論あるかと思います。まず選挙権を18歳に引き下げるメリットを考えていきたいと思います。 まず、メリットは18歳まで選挙権を拡大することによって、選挙の投票率アップが期待できます。また、若者が政治を真剣に考えるきっかけにもなり、これから社会を担っていく若者の意見を政治に反映させることができるという点は、大きなメリットと言えると思います。また、アメリカやイギリスなど先進国の選挙権は、18歳以上に認められていることが多く、18歳から選挙権を与えることは、 国際的な標準に合わせることにもなります。 選挙権を18歳に下げるのであれば、その他の全てに関しても立派に大人な扱いをするように様々な法律類を見直さないと、本来は妥当とは言えないのかな、と少しだけ思ったりもする所はあります。そして、18歳は高校三年生で権利があるようになる人と、まだ17歳で権利がない人とに別れてしまったりもするので、年齢で区切るというよりも高校三年生から、という事にしてしまえば、学校で先生方が選挙について触れたりする時も、より現実味が沸くのかな、と思います。実際に今の自分に権利があるか、ないかで、人ごとに思えてしまったりもすると思うので、そういう所は懸念する所と言いますか、反対な意見として挙げさせて頂きたいと思います。
選挙に対する意識を高校時代から持てるのは将来の日本に対してはとてもいい方向に働くと思います。大学は専門的な知識を学びに行く場所なので選挙に対する授業などをするところはほとんどありませんが高校ならそういう授業も取り入れやすいので実際に一度学ぶ機会を得られるのは素晴らしいと思います。現在は年配の人の投票率が良いこともあり、年配の人が手厚く若者に支えられてる仕組みを継続していますがいつか破綻するシステムを変えるのは若い層の力だと思います。 選挙権の年齢引き下げについては、不安要素も多くあると思います。まず未成年者へ、選挙や政治について知識や重要性を伝えることは、可能であると考えます。しかし、社会経験の乏しい未成熟な未成年者が、本当に自らの考えや主張を、周囲の大人の考えに左右されずに、政治的に判断するだけの力があるのか、疑問があります。精神的面において未成熟な未成年者の選挙権が、悪用されかねないといった不安が大きいと考えます。高校生の18歳であれば、教師の主張が大きく思想に影響しかねません。教壇に立つ教員という立場、生徒との信頼関係があれば尚更、教師の一方的な偏った主張に、未成熟な未成年者である高校生が流されてしまいかねない懸念があります。実際に、公立小学校で、日の丸を学校で掲げることに反対した運動を校内で生徒の前で行った小学校もあり、このような公教育の場で、教員の政治的な思想表明を、現実的に取り締まることができない限り、不安が大きすぎるのではないかと思います。選挙権は民主主義の基盤となる最大の重要な権利です。このようなデメリットへの懸念を払拭するような、対策や法整備を検討していく必要があると考えます。
18歳選挙権についてですが、正直18歳になれば一人前の考えを持ってると思うんです。ハッキリ言うと中学生ぐらいでそれなりの見識を持ってると思います。昔と違ってスマホやPCで色々な情報を仕入れることは出来ますし、得た情報から誰に投票すればいいのか判断する力もあると思います。それに高校生ともなればアルバイトをしてる方もいるでしょうし、高校卒業で就職する人も沢山います。働いていれば選挙は密接にかかわってくるわけです、18歳選挙権はあってもいいと思います。 まだ幼い分自分の意思で情報の正当性を判断する能力が大人よりも乏しい為、SNSや知り合いの話を鵜呑みにして投票を行ってしまうリスクが大人よりも高くなってしまう。その為、情報操作などを意図的にされるとその影響を受けてしまう可能性が大人より高い。高校の授業で投票について行う学校も増えてきているようだが指導する教員側が選挙の仕組みなどを教えるだけにとどまらず自分が指示する政党をポジティブに伝え、他政党をネガティブに伝えるケースもあると聞いたことがある。本来の教師は生徒から見たら正しい勉強や情報を教えてくれる存在なのでそれを利用した指導が行われるリスクを伴う。
少子高齢社会を迎えている日本は、高齢者の人口比率が高くなっている傾向にあります。だから、現在の有権者は高齢者が大きな影響力を持っていると言っても過言ではないと思います。そのような状況の中で、18歳にまで選挙権を付与することは良いことであると考えます。なぜなら、若年層に選挙権を多く付与することによって、高齢者の意見だけではなく幅広い意見を獲得することが見込めるからです。このような観点から、18歳に選挙権を付与することに賛成します。 良くないと感じるのは、18歳もピンキリだということです。すでに労働を経験してる方ならしっかりしたビジョンも持ってるでしょうし、社会に対する不満もあると思います。しかし中には社会経験のない学生さんもいるわけです。極端な話、19歳の社会人と22歳の大学生とでは、19歳の社会人の方がしっかりしてると思うんですよね。個人的には年齢で選挙権の有無を決めるのではなく、社会に出て貢献(仕事)してるかどうかの方を基準に決めて欲しいと思います。
18歳からというと、高校三年生の人も居れば大学生に成り立ての人も居るのだと思いますが、外国では高校生から立派な大人扱いをされる国もあると聞きますし、日本も政治に関する法律の年齢を下げる事は良い事だと思います。私は…正直な所、成人してから、何回か選挙の機会があっても感心を示さずにいて、権利を放棄していた所があって、選挙という場に参加し始めたのが二十代半ば頃からだったんです。なので、最初の権利を与える年齢を下げた事で、選挙という事を若い内から意識出来れば、私のように周りから触発されてでなければ動き出せないでいる人も、より若い年齢から選挙に行こう!という気持ちに動くかもしれないので、そういう意味で触発を仰ぐためにも、18歳からの選挙権行使は賛成です。高校生ともなれば、充分に物事を理解出来、判断も可能な年齢だと思いますし、特にこれに関して反対理由は無いかと思います。 18歳の多くが、高校3年生であると思います。高校生は他の成人した人々と比較しても政治的な知識が乏しいと思います。また、あまり政治に関するニュースに対して関心を持っている人々も少ないと思います。そのような状況の中で、選挙権を付与してしまうと、知名度などを基準にして出馬している議員候補に投票をしてしまう可能性があると考えることができます。そのため、一般的な成人と比較して正しい判断を下すことが難しいと思います。したがって、18歳に選挙権を付与することは反対です。
参考サイト
総務省 Wikipedia