メリット デメリット
比較的覚えやすいプログラミング言語である 標準関数の名前が長いと言われることがある
標準関数が豊富に存在する 標準関数が多すぎだと言われることがある
商用利用でも無料で使うことができる トラブルの原因が特定しにくいことがある
データベースとの連携に優れている 基本的にはWebアプリケーション専用のプログラム言語
解説サイトや書籍が充実している プログラマーの力量に差が付きやすい
ほとんどのレンタルサーバーで使うことができる MVCにするとPHPの良さを活かせない
サーバーサイドで動く プログラミング上級者の中にはPHPを嫌う人もいる
専用の開発ツールなどを必要としない 多少コードがあやふやでも表面上は動いてしまう
賛成意見 反対意見
PHPの良い所はサーバーサイドで動くという所です。クライアントサイドスクリプトに比べて有無を言わさず実行させることが出来るのでどうしても実行させたいデータの結果などを取得する際に便利だと思います。

例えば、javascriptを使った無料のアクセス解析サービスがありますが、これはユーザー側が機能をオフにしていると正常に情報が取得できません。

アクセス解析を前提に作成するとしても、自分好みのアクセス解析の結果を出力できるように設定できたりというところが良い点だと思います。
PHPがあまり良くないと思う理由は、PHPを動かす環境を準備したり、レンタル先のサーバーによっては正常に動作しないということです。

アップロードすら制限されている所もあります。これらの問題は自宅サーバーを持つことで回避できますが、レンタルが主流な現状これは良くない点だと思います。

ソースコードの記述の仕方によってはかなりサーバー側に負荷がかかってしまったり、正常に情報を取得できなかったりとあります。その点があまり良くないと個人的に思います。
PHPが良いところは、初心者から上級者まで幅広く開発することが出来る言語である点です。インターネット上にあるWebサービスで20%以上がPHPで開発されているとも言われます。

専用の開発ツールは不要で、テキストエディタだけでもプログラミングが十分出来ます。携わっている開発者の数もダントツに多く、参考図書の数も多いので、ナレッジ共有がなされています。

データベースとの親和性も高く、簡易なものから業務系のものまで数多くのシステムがPHPを使っています。一度学べば覚えればつぶしが効く言語ですので、習っておいて損はありません。
PHPの感心できない点は、節操のなさです。コンピュータでは厳密性が問われてきましたが、多少あやふやな使い方をしても、PHPでは動いてしまいます。

そこが初心者向きという人もいるでしょうが、きちんと学習するのであれば大きな弊害となります。

初心者参入の垣根が低いため、コードの粗雑さ、セキュリティを無視したコーディングなど、実際に動作しているものの中には、かなりの危険性を持ったものも散見されます。

また、バージョンによって仕様が異なるためターゲットをきちんと把握しないと、二度手間になる可能性も秘めています。最初の段階できちんと学習することが大切です。
参考サイト
Wikipedia 日本PHPユーザー会