乳がん11年生!46歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在57歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 46歳
現在の年齢 57歳
サブタイプ ルミナールA
Ki-67 19以下
核グレード 1
組織学的グレード 1
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 なし
腫瘍径 1cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 全摘手術(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
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ルミナールAの体験談

食事について実践していること

暴飲暴食を避け、腹八分目を心がけています。バランスに気を付け、野菜を多めにとるようになりました。ヨーグルトなど、発酵食品も毎日食べるようにしています。

お酒もそこそこ好きでしたが、ホルモン療法の副作用で肝臓の数値が芳しくないため、現在はほぼ禁酒状態になりました。

運動について実践していること

ホルモン療法の副作用で体重がかなり増加したこともあり、担当医からはできる範囲での運動を勧められました。

そのため、週に一度ヨガに通うようになりました。月謝を払っているので、もったいなくないように自分に圧をかけて通っています。

食事・運動以外で実践していること

いろいろなことでストレスを感じがちですが、なるべくスルーして落ち着いた気持ちでいるように心掛けています。キリキリした気持ちでいると、心だけでなく体調まで悪くなるような気がします。

また、がんの情報は、見ると気にしてしまいがちなので、医師や病院のホームページなどの信用できるところだけから得るようにしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

自分は初期で見つかったこともあり、また、比較的顔つきのいい乳がんであったため、それほど心配ないとは言われていました。それでも、どうしてもいろいろ考えて落ち込むことが多かったです。

乳がんの手術後、主治医にそんな気持ちを打ち明けたところ、「乳がんはもう命を失う病気ではありませんよ」とはっきり言ってもらえたのがとても心の支えになりました。

ブログやSNSで闘病記を見ると、初期の方のものが少ないためか、乳がんは重い病気だと思いがちですが、手術や治療を経て、何の問題もなく社会に戻っているサバイバーの方もたくさんいらっしゃいます。

「がん」という言葉は重いし、宣告されれば命について考えてしまうことも増えてしまうと思いますが、適切な治療をすれば多くの方が普通に長い人生を生きていくことのできる病気になっています。

告知を受けたり、治療を始めたばかりのときは冷静になることは難しいかもしれませんが、月日が流れると、普段は病気のことを気にしなくなる時間がきっと増えます

がんに負けないでくださいね。応援しています。