乳がん11年生!42歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在57歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 42歳
現在の年齢 57歳
サブタイプ ルミナールA
Ki-67 19以下
核グレード 1
組織学的グレード 1
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 なし
腫瘍径 1cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 部分切除(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
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ルミナールAの体験談

食事について実践していること

乳がんになってから、肉料理を食べる事を減らし、魚と野菜を多く摂取するようにしています。

また、味噌や豆腐がいい食材らしく、毎日味噌汁を飲む生活を行っています。

健康食品なども積極的に摂取し、ビタミンドリンクやサプリメントなども定期的に飲用しています。

参考情報 情報元
野菜と乳がん 国立がん研究センター
青魚をとろう 小野薬品工業
味噌汁と乳がん 国立がん研究センター

運動について実践していること

趣味で登山を行っていて、1ヶ月に2回ほどのペースで登山を楽しんでいます。下半身が鍛えられて、胸の下の心肺機能も強化できる運動になっています。

また、ストレス解消にもなっていて、頂上に到着したあと、景色を眺めると心がスッキリします。

食事・運動以外で実践していること

乳がんに限らず、ストレスや生活習慣から引き起こされる病気はいろいろあると聞いていますので、なにかイヤな感情があるときは、部屋でゲームに没頭することもあります。

また、子どもも同じゲームをしているため、子どもと対戦すると盛り上がり、楽しいひと時にもなっています。

あと、睡眠もできるだけ長めに取ることを意識しています。1日最低でも8時間は睡眠時間が確保できるよう、スケジュールを調整しています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

私が乳がんになったのは42歳のときで、女性としては人生の半分を過ぎた頃でした。結婚・出産、そして子供も成長した矢先の出来事で、自分も家族も不安だらけだったものです。

入浴時、体を洗っていて乳房を触っていたらシコリを感じたのが始まりです。「まさか自分が?乳がん?」と、認めたくない部分も強いながら、数日後に病院に行き、検査をしたら乳がんでした。

その時、頭によぎったのが「死」でしたが、幸いステージは1で、一部だけ切除すれば大丈夫というレベルでした。「安心」と「生きたい」という両方の気持ちが浮かび、それから治療に専念しました。

入院中は、親類や友人がお見舞いに来てくれて、元気をもらいました。「あんたは死なないよ。ハハハ。」と、笑いながら励ましてくれる人もいたものです。

それから、乳がんになって15年経過した私は、今では好きな山登りも普通にしています

いつか再発するかも…という不安がまったくない訳ではありませんが、病気に負けない気持ちを持ち続け、食事やシコリチェックなどに気を使っています。

乳がんは早期発見できれば抗がん剤をしなくても何十年と生きられますし、ステージが進んでいたとしても標準治療を行うことで同様に何十年と生きている人がたくさんいます。

「私、死ぬのかも?」と考えるのではなく、「生きるんだ!」という強い気持ちを持てば、明るい人生が開けるはずです。