乳がん14年生!31歳でステージ0の乳がん、33歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在45歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 31歳
現在の年齢 45歳
サブタイプ ルミナールB
Ki-67 20以上
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 なし
腫瘍径
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 全摘手術(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 した(自家組織・背中)
行った治療 ホルモン療法
化学療法(抗がん剤)
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食事について実践していること

今は特にありません。治療中は乳製品など控えていました。

アレもコレも駄目だとネットでよく目にしましたが、制限するとストレスになったので、あまり気にせず美味しいものを家族や友人と楽しく食べるようにしています!

参考情報 情報元
乳製品で乳がん発症リスクが低くなる可能性 患者さんのための乳がん診療ガイドライン

運動について実践していること

やらなければ…と思っていますが、中々出来ていません。

ジムに通っていた時期もありましたが、傷跡や髪の毛が無い事が気になり、段々億劫になってしまい辞めてしまいました。今は傷跡も全然気にならないので水泳などしたいなーと思っています。

食事・運動以外で実践していること

セルフチェックと検診には欠かさず行っています。

毎回ドキドキしますが、早期発見早期治療の大切さが身に染みていますので、他の病気でも調子が悪ければすぐ病院に行くようにしています。

また、友人にも乳がんの経験は隠さず話して、身近な病気として検診に行くように勧めています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

結婚したばかりの31歳で乳がんが見つかり(ステージ0)、その後、妊娠流産した所に2度目の乳がんが見つかりました(ステージ1)。

入院中に年配の同室の方が看護師さんに「子育ても終わったし、もう使い道が無いから取ってもいいんだけど、大した事なくて形も崩れなくて良かったわ」とお話している声が聞こえて、静かに涙した経験は未だに鮮明に覚えており、忘れられません。

抗がん剤でボロボロになり、絶望していた時期もあります。友人や家族に支えられて、時間はかかりましたが、少しずつ前向きになれました。

ニューヨークに旅行で行った時のことです。抗がん剤で髪の毛が抜けている女性が、帽子もウィッグもしないで堂々と歩いている姿を見て、勇気と元気をもらいました

胸の傷も、再建のために切った背中の大きな傷も、一時期は恥ずかしく思っていましたが、今では治療を頑張った私の大きな勲章のように思っています。

今は45歳になりますが、2人の子供に恵まれて、片方のオッパイとミルクの混合で育てました。子供達のためにも長生きしたいと思っています。