乳がん20年生!48歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在59歳の女性の体験談です。ご親族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 48歳
現在の年齢 59歳
サブタイプ トリプルネガティブ
Ki-67
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移 なし
手術の内容 部分切除
乳房再建 しなかった
行った治療 化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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トリプルネガティブの体験談

食事について実践していること

母が乳がんになりました。

今は一応完治したということで、今は通院もしなくてよくなりました。

がんの怖さを家族みんな身をもって感じたので、食事はありがちではありますが栄養バランスをしっかりと考えて、野菜もお肉も魚もしっかり食べるようにしています。

また、ヨーグルトなどの発酵食品やナッツなどの植物性の脂質をよく食べるようになりました。

※参考:がんに良い食べ物・寛解した人たちが取り組んでいる食事法

運動について実践していること

夏は朝早い時間で冬は太陽が出ている時間など、身体にできるだけ負担がかからないように心がけながら、毎日10000歩を目指して散歩するようにしています。

また、雨の日も運動ができるようにとリビングにもバイクを置いて毎日何かしたらの運動をするように心がけています。

家族もできる限り母と一緒に運動するようにしています。

※参考:がんに良い運動・寛解した人たちが取り入れている生活習慣

食事・運動以外で実践していること

ありがちではありますが、規則正しい生活をしっかりとするかどうかの積み重ねが未来の健康を作っていくんだと母も含めて家族全員が感じでいます。

暴飲暴食をしたり、夜遅くまで起きていたりダラダラと休みの日を過ごしてしまうのは時に楽しいと思うこともあるとは思いますが、背に腹はかえられぬという言葉の通り、本当に幸せなことは健康でいることだと思うので、うちの家では日付が変わるまでにはみんな寝室に入って、その3時間前には食事を終えるようにしています。

※参考:がんに良い考え方・寛解した人たちが取り組んでいるメンタルケア

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

母が乳がんになって、そのことを父と母から家族に打ち明けられた時は目の前が真っ暗になるとはこのことかと言うぐらい意識が遠のきました。ですが、母が「周りが悲しそうな顔をしたり、自分に対して病人という扱いで接されてしまうと、こっちが申し訳なくなるし出る元気も出ない」と言われたので、自分がもし母の立場でも同じことを考えるだろうといつも通り接しました。身体と脳は本当に繋がっているんだと思いましたが、家族がいつも通り元気に過ごすと身体も良い方向に向かっていくものです。

乳がんに限らず身体が異変を起こす時は意識を自分の身体に向けて今はゆっくり休みなさいという神様からのアドバイスなんだと思います。

そのアドバイスに気付いて向き合ってることがとても大切で尊いことです。

今は未来が曇って見えたり、暗くて見えないかもしれませんが前を向いて上を向いて進んでいくと必ず明るい未来も少しずつ見えてくると思います。

下を見ていては光には気付けません。

自分の身体に気を付けて、時には自分を甘やかしてあげてください。

そしてこの困難を乗り越えた時は本人もそれに関わる人たちも他の人たち以上に日常に多くの幸せを感じ、多くの幸せに気付くことができるようになります。

僕たち家族も母のがんが完治してからより一層家族の絆のようなものが強くなったと思いますし、母がいることや家族が元気でいられることの幸せをみんな噛み締めています。

人間の力はすごく、現代は医療の力も絶大です。

必ずがんに勝てるので、精一杯自分と家族と向き合ってください。