乳がん15年生!50歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在65歳の女性の体験談です。ご親族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 50歳
現在の年齢 65歳
サブタイプ トリプルネガティブ
Ki-67
核グレード 1
組織学的グレード 1
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径 1cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 部分切除(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 しなかった
行った治療 化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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トリプルネガティブの体験談

食事について実践していること

しっかりと朝昼晩と食事を摂るようになったほか、毎食多少なりとも野菜を食べるようになりました。

また、しょっぱい加工食品や加工肉などといった発がんリスクがあるとされている食べ物を避けるようになったほか、逆にがんの予防に良いとされる魚や海藻などは意識して食べるようになっていました。

参考情報 情報元
塩分とがん 国立がん研究センター
野菜と乳がん 国立がん研究センター

運動について実践していること

もともと運動習慣がなく、まったくと言っていいほど運動をしてきませんでしたが、主治医の先生から適度な運動を勧められてからは身体を動かす事を心がけているようです。

毎日とまではいきませんが食後に犬の散歩をしたり、週に1,2回はカーブスにも通うようになりました。

食事・運動以外で実践していること

テレビや映画を見たりと、毎日夜遅くまで起きていましたが、乳がんになってからは毎日睡眠時間を7時間は確保するようにしています。

また、当たり前の事ですが、好きだったタバコを完全にやめ、お酒も節度ある飲み方をするようになりました。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

母も私も医師から乳がんを告知された時は大変ショックで落ち込みました。告知を受けた方とそのご家族は誰でもそうなると思います。

しかし、乳がんの医療技術は進歩しています。母が告知を受けた15年前には存在していなかった薬も多いです

さらに日本の医療技術も世界トップレベルですから、主治医の先生の意見を聞いて、前向きに治療に取り組んでもらいたいです。

乳がんは治らない病気ではありません。1人で抱え込んで絶望してしまったり、自暴自棄になってしまったりということのないよう、家族のサポートを受けながらしっかりと病気に向き合い、治療を真面目に続けていくことが大事だと、母の姿を見て感じました。

「運動しない・夜更かしする・タバコを吸う・お酒も大好き」と、もともと生活習慣があまりよくなかった母ですが、乳がんになったことで生活スタイルを見直し、変えていったことで、乳がんになる前よりも健康的で身体の動きも良くなった気がします

乳がんになったのが50歳のことで、今はもう65歳になります。それで当時よりも今の方が健康的であるということはすごいと思いますし、当時よりも物事を明るく考えられるようになったのも素晴らしいと思います。

本当に自慢の母です。再発のリスクはゼロではないですが、今も毎日楽しく生活を送っています