乳がん13年生!33歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在46歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 33歳
現在の年齢 46歳
サブタイプ トリプルポジティブ
Ki-67
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径 1cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 部分切除(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
抗HER2療法
化学療法(抗がん剤)
放射線治療
関連ページ 30代の体験談
AYA世代の体験談
若年性乳がんの体験談
トリプルポジティブの体験談

食事について実践していること

野菜の量を多くしていること以外は特に注意していることはありません。

治療の最中は、野菜ジュース(手作り)を飲んだり、野菜多めの食事にしたり、なるべく肉を避けた食事にするなど、かなり気を遣っていました。

ただ、あまり深刻に、神経質になりすぎるとかえってストレスになり、よくないかと思いますので、経過観察だけになった今は、野菜の量以外はあまり気に留めないようにして、好きなものを食べたり、飲んだりしています。

食事の内容を気に留めないといっても、ジャンクフードを食べる、コンビニのお菓子を多量に食べるなどの無茶なことはしないようにしています。

また、食品添加物を多量に含む食品はなるべく避けるようにはしています。

運動について実践していること

特にこれといった運動はしていませんが、できる範囲で体を動かすようにはしています。

  • 歩きやすい靴を履いて多少の距離なら歩いていく
  • 駅ではエスカレーターを使わず、階段をあえて使う
  • 家の中でも日々の掃除などで意識的に体を使い、適度に疲れるようにする

などです。息が上がるほどの運動はかえって体を痛める可能性があると知り、無理をしないようにしています。

食事・運動以外で実践していること

映画を見たり、読書をしたりして、「将来こうなったらいいな」という自分の姿をなるべく思い描くようにしています。

夢や目標があると、それだけで心が生き生きしてくるし、日々の時間を有意義に使おうと努力するようになるものです。

「人生をもっと積極的に楽しもう」「こんなこともあんなこともしよう」と、未来に向かって思いを馳せることが、心や体の健康を保ってくれると信じています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

告知を受けたばかりの頃は、人生に絶望し、「誰か代わってほしい」とか「なんで自分がこんな目に」とか、やりきれない思いを抱えていらっしゃると思いますが、そんな時こそ気持ちを落ち着かせて、日々の治療に淡々と打ち込んで、暗い思考を打ち消してほしいと思います。

また、治療が終わって体が元の状態に戻ったら、「あんなことをしよう」「こんな場所に旅行しよう」など、楽しい予定を積極的に考えてほしいです。

「病気で治療を受けている自分」という枠に自分を閉じ込めるようなことはしないでほしいのです。どんな絶望も必ず乗り越えられます。自分を信じ、心を強く持ってください

私も治療が終わった頃は、たった15分歩くことさえままならないくらい体が弱っていました(放射線治療の直後)が、今は一日中歩き回れるくらい体力も回復しています。

自分の体力はもう戻らないのか…と絶望したのに、体はきちんと生きる力を取り戻してくれたのです。

だから大丈夫!将来の楽しい予定のことを考えて、明るく治療を乗り切ってください。