乳がん11年生!38歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在49歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 38歳
現在の年齢 49歳
サブタイプ トリプルポジティブ
Ki-67
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 なし
腫瘍径 1cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 全摘手術
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
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食事について実践していること

大豆製品・乳製品はなるべく減らして、野菜や食物繊維を重点的に取るようにしている。水分もしっかりとって、バランスのよい食事を心がけるようにした。スイーツが大好きだったが、たまに取るようにし、なんでも取りすぎに気を付けるようにしている。食べ過ぎた時は、次の食事を減らしてあまりたくさんのカロリーを摂取しないようにしている。

ジャンクフードやスナック菓子、ケーキなどのいわゆる体にあまりよくないものはできるだけ減らすように心がけている。

※参考:がんに良い食べ物・寛解した人たちが取り組んでいる食事法

運動について実践していること

毎日のウォーキングと、簡単な体操を心がけている。筋肉量が増えると、がんなども防いでくれるらしく2Lのペットボトルを上げ下げして、筋肉を刺激するように動かしたりスクワットを毎日30回続けるように頑張っている。ただ、あまり疲れすぎると、その後何もできなくなるので、ほどほどに毎日少しづつ続けられるようにしている。

※参考:がんに良い運動・寛解した人たちが取り入れている生活習慣

食事・運動以外で実践していること

十分な睡眠をとるように心がけている。よく寝るためには運動や太陽の光が有効なので、なるべく午前中の明るい時に外に散歩にでかけ太陽を浴びるようにしている。疲れた時は、ゆっくり家で休憩し自分の好きな本を読んだり動画を見てリフレッシュする時間を作り、ストレスを減らすように努力している。温かいお茶を飲んだり体もなるべく冷やさないようにしている。友人とも会い、色んな事を話し、楽しい時間を過ごして前向きな気持ちを持てるような日々を過ごすように気を付けている。

※参考:がんに良い考え方・寛解した人たちが取り組んでいるメンタルケア

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

初めて乳がんと告知をされたときは、いつまで生きられるのだろうと不安を強く感じると思います。

でも、今は乳がんの研究も進み、日ごとに治療法や新しい薬も増えていて、1つの治療法が効かなくても複数の選択肢があると主治医がよく言っていました。

なのでもし、治療法が合わなかったとしても、色んな方法に切り替えることもできるし、あまり落ち込みすぎなくていいと思います。

自分も診断されたときは、奈落の底に落とされた気分で涙が止まりませんでしたが、10年たった今でも、問題なく健康に生きています。

がんは治らない病気、ではなくうまくつきあっていく病気になってきているんだと感じます。

そして、やはり早期発見、早期治療が一番有効だと思うので、定期的に自分で検診などにいって問題がないか確認することが大事だと思います。

実際、自分のがんが見つかったのも、なんとなく体調不良で一つづつ解決するためにまずは乳腺科にいってみようと思ったのが原因でした。

早期発見ではあったものの再発など考え全摘がいと説明を受け、全摘しました。手術後、しばらくはかなり気分が落ち込みましたが、段々見慣れてきて、1年たつ頃には自分で気にならなくなりました。病気以外で手術をするのは嫌だったので、再建手術はしていません。それでも、特段不便もなく日常生活に支障はないし、好きな服も着れています。

旅行に行き、温泉にも普通に入っていますが人の目も気になりません。なので、乳がんになったからといって落ち込まずに、新しい生活をこなしていくことを目標に頑張ってください。