乳がん11年生!43歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在54歳の女性の体験談です。
基本情報
ステージ | Ⅰ |
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告知時の年齢 | 43歳 |
現在の年齢 | 54歳 |
サブタイプ | トリプルポジティブ |
Ki-67 | ー |
核グレード | ー |
組織学的グレード | ー |
乳がんの種類 | 浸潤性乳管がん |
遺伝性の有無 | ー |
腫瘍径 | 1cm台 |
静脈侵襲 | なし |
リンパ管侵襲 | なし |
リンパ節転移 | なし |
手術の内容 | 全摘手術(腋窩リンパ節郭清なし) |
乳房再建 | しなかった |
行った治療 | ホルモン療法 抗HER2療法 化学療法(抗がん剤) |
関連ページ | ・40代の体験談 ・トリプルポジティブの体験談 |
食事について実践していること
手術後は1年間、徹底的に甘いものと油ものを排除しました。お肉は鶏肉のみでした。
2年目から5年目までは少しずつ解禁しましたが、スイーツに関しては添加物やなるべく油が少ないものを選び、友人と出かけた時などに楽しむ程度としました。
術後1年目は毎日ニンジンジュースをスロージューサーで作って飲みました。2年目からは週3回ほど。5年目以降はサプリメントの春ウコンを飲み始めたのでやめました。
現在は基本普通食ですが、添加物や産地にはこだわって選んでいます。
菌活はずっと継続し、この10年間、夜勤以外は毎日納豆を1パック食べ、キノコもほぼ毎日食べています。血液が綺麗になることは何でも取り入れたいと思いました。
参考情報 | 情報元 |
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免疫力アップにはにんじんジュース | ユーグレナ |
ウコンとがん | 米国国立がん研究所 |
納豆と乳がん | 国立がん研究センター |
がん予防にキノコ役立つ | 日本経済新聞 |
運動について実践していること
術後、抗がん剤中は体力がかなり落ちてしまい、生理が止まったせいか関節のあちこちも痛み出しましたが、素晴らしい整骨院の先生と出会い、通い続けて3か月で痛みがなくなりました。それからも月1で通いつづけています。
仕事が体を動かすものなので、運動は特に何もしていませんが、整骨院の先生に言われているストレッチは気が向いた時に実施しています。
あと、正しい姿勢でいる事は心がけています。
食事・運動以外で実践していること
瞑想というほどでもありませんが、寝る前には呼吸に集中して、ゆったりと深呼吸をしています。リラックスすることがとても大切かと思います。
病気になる前はとにかく動き回っていたので、意識して活動しない時間を作っています。家にいる時はリラクゼーションミュージックを流しながら好きなお茶を飲んで過ごしています。
私の場合は原因の大半をストレスが占めていたと思われますので、海や川など自然の中に身を置くことも意識して行っています。
そして、たまにカラオケボックスでストレスも発散します。
同じ乳がん経験者として伝えたいこと
私は抗がん剤で腫瘍を小さくしてから手術をしました。1センチほどの腫瘍が数個ありましたが、消えたものもあり、部分摘出でいけるかもしれないと言われて、1度目の手術をしました。
しかし、病理結果で断片陽性となり、2度目の手術で全摘となりました。
初めはやはりショックで、大好きな温泉に行くのも控えていましたが、頑張って乗り越えた証拠だと思っていますので、今では堂々と隠さずに温泉を楽しんでいます。
抗がん剤で髪から鼻毛まで全て抜けた時はさすがに泣きましたが、そのうち生えます!大丈夫です。
病気を経験して思ったことは、人間の体には「治そう」「元気になろう」という力が備わっているので大丈夫ということです。気持ちで負けなければ必ず乗り越えられると思います。
発病前と同じ生活をしていれば繰り返してしまうかもしれないけれど、生活を見直すことで、発病前以上の素敵な人生が待っていると思うのです。
私は体重42キロ前後をキープしていますし、友人たちの中では美肌で有名です。54歳ですが、かなり若く見られます。
仕事も正社員の介護士として夜勤も月5回こなし、たまにアルバイトにも行って気分転換しています。
自分の心の声に耳を傾けて、誰よりも大切にしてあげてください。