乳がん18年生!42歳でステージ1の乳がんが発覚した、現在60歳の女性の体験談です。
基本情報
| ステージ | Ⅰ |
|---|---|
| 告知時の年齢 | 42歳 |
| 現在の年齢 | 60歳 |
| サブタイプ | トリプルポジティブ |
| Ki-67 | 13 |
| 核グレード | 1 |
| 組織学的グレード | 1 |
| 乳がんの種類 | 浸潤性乳管がん |
| 遺伝性の有無 | ー |
| 腫瘍径 | 1cm台 |
| 静脈侵襲 | なし |
| リンパ管侵襲 | なし |
| リンパ節転移 | なし |
| 手術の内容 | 部分切除 |
| 乳房再建 | しなかった |
| 行った治療 | ホルモン療法 放射線治療 |
| 関連ページ | ・40代の体験談 ・トリプルポジティブの体験談 |
食事について実践していること
当然のことながら、バランス重視の食生活を心掛けています。偏った食事をしないようにということは前提として、タンパク質は良く摂取するようになりました。たとえば、昔だったら卵は1日に一個までとしていましたが、医者の方から3つまでなら大丈夫だしむしろ完全栄養食だからオススメだと言われて3個摂取するようにしています。
※参考:がんに良い食べ物・寛解した人たちが取り組んでいる食事法
運動について実践していること
激しい運動はしないで軽めの運動にするということを心掛けています。ウォーキング、ラジオ体操、水泳、チョコザップで軽い筋トレなどをしています。激しい運動をするとストレスになったり継続できず自律神経を乱すということで、自分のペースでできる運動を無理なくできる程度でやるようにしています。
※参考:がんに良い運動・寛解した人たちが取り入れている生活習慣
食事・運動以外で実践していること
たまにダラダラと何もしない日を作るということです。とにかくストレスが溜まってきてしまうことを避けることが重要だと思っています。そして毎日、家事や仕事をしていると心も体も疲れていつのまにかストレスが溜まってしまいます。だから何もしないでぼーっとする日を作って心と体を休めます。また、定期的に温泉施設やサウナに行って汗を流す、自分なりの温熱療法をして健康を維持できるように心がけています。
※参考:がんに良い考え方・寛解した人たちが取り組んでいるメンタルケア
同じ乳がん経験者として伝えたいこと
乳がんの告知を受けたとき、とてもショックで辛い気持ちになってしまうと思います。私も、死を意識して本当につらい気持ちになりました。ただ、その気持ちはその場でサッと忘れて医者の方の治療を信じることのほうが良いです。そのショックによってストレスを感じて余計にがんの進行を早めてしまうかもしれなからです。「今やがんなんて当たり前の病気だし、治療すれば治る!」と思ってください。そして、実際に医療は進んでいますから治療すれば良い方向に向かうことがほとんどです。また、私も再発の不安は今でもあるものの、それも定期検診をすることでかなり緩和しています。そして、今のところ再発の気配はありません。やはり定期検診をしっかりと受けることで早期発見、早期治療につながりますからたとえ再発しても治る見込みは十分あるので、日ごろから心配しすぎは良くないと思います。ただし、ちゃんと乳がんが治った後は普段の生活でストレスから解放された毎日を過ごすようにした方が良いです。食事や軽めの運動をしっかりと心がけることです。特に食事では、体に悪いものは食べないようにするだけでもだいぶがんの再発に効果的だと感じます。また、軽めの運動もストレス解消になります。告知を受けて辛いでしょうが、それは一回置いといて改善した後にどういった生活をしようかと未来を見る方がよっぽど心のケアになると思います。乳がんになったというのは体はちょっと休んだ方が良いよというサインだと思います。あまり重く受け止めず、前向きに思うようにしてください。きっと良くなっていきます。
