乳がん24年生!49歳でステージ2Bの乳がんが発覚した、現在63歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ ⅡB
告知時の年齢 49歳
現在の年齢 63歳
サブタイプ ルミナールA
Ki-67 19以下
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移
手術の内容 全摘手術
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
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ルミナールAの体験談

食事について実践していること

重曹クエン酸水を飲む→からだをアルカリ性に保つため。ただし、1日に摂取できる重曹の限度があるので、それは守っています。

牛乳はなるべく飲まない→書籍で読んだのですが、脂肪の多い牛乳を飲むと乳がんになるリスクが上がるという説があるようです。エビデンスがあるわけではないですが、牛乳が飲みたくなったら低脂肪乳や無脂肪乳にしています。

お腹がすいてから食事をとる→お腹がすいているときに免疫細胞が活発になるということを書籍で知りました。食事の時間でも、空腹感がない時はお腹がすくまで食事を取らないことが多いです。

参考情報 情報元
牛乳と乳がん Jミルク
空腹と免疫細胞 名古屋ハートセンター

運動について実践していること

毎日散歩をすることにしています。一日だいたい7000歩くらい歩いています。朝日を浴びると良いそうですが、私は朝が苦手なので、起きてしばらく時間がたってから(お昼ごろ)に散歩をします。散歩しないよりはいいですよね。

散歩するときには「みんなが元気でいますように」と考えながら歩いています。

外に出て緑に囲まれると、気持ちがとてもリフレッシュします。公園に行って大きな木の下で座っていると、心が落ち着きます。

散歩と一緒にゴミ拾いもしていましたが、夏だけは暑くて体調が悪くなってしまいそうなので、夏の間はおやすみしています。

食事・運動以外で実践していること

病気のことは考えないようにしています。病気を意識するのは、通院日だけです。

お風呂に入っている時に、体が自分を助けてくれてることに感謝しています。「右手さん、いつも働いてくれてありがとう。いつも私を助けてくれてありがとう」など、実際に撫でながら声をかけています。

同じように、自分が知っている体の部位すべてに声をかけます。

感謝することはがん細胞にとっては脅威だということが小林正観さんの書籍に書いてありましたので、湯船に浸かりながらいつも実践しています。

そして、悪い言葉を言わないように気をつけています。愚痴や泣き言や悪口を言わないこと、そして「ありがとう」「ついてる」などの良い言葉を発していると良いと聞き、実践しています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

乳がんの告知を受けた人へ。今、つらい気持ちでいるかもしれないですよね。14年経っても大丈夫な私から、お伝えさせてください。

49歳の夏、右乳房にしこりを発見して、ドキドキしました。外科に行ったら、先生が「大きいね」とびっくりしていて、言われたこっちがショックを受けてました。

しかし、先生が「大きい」とびっくりした私でも、14年元気に生きてます!

東日本大震災の1年前でした。放射線治療がめんどくさいからと、全摘を希望してしまったのですが、これが良かったのか悪かったのかは今でも謎です。全摘か部分かは人によって違うと思うので、よく考えてみてください。

あと、私は抗がん剤は受けませんでした。予防的にやっておいても…とは言われましたが、ホルモン治療が効くタイプでしたので、副作用と効果を天秤にかけた結果、やらないことにしました。

今はオンコタイプDXという抗がん剤がどれくらい効くかわかる検査が受けられるそうなので、その結果を受けてから決めるのが1番いいのかなと思います。

このように、すべてを医師に投げっぱなしにするのではなく、自分でもメリットやデメリットを調べて、自分で決めることが何より大切だと思います。

私は手術の後、3ヶ月に1回ほどのペースで1年間ホルモン注射(リュープリン)を受けました。治療費が1回2万円はかかるので、結構負担でしたね。タモキシフェンは5年間続きました。

そこからは定期検診を受けるだけで、病院には行っていません。現在、腫瘍マーカーにも問題は出ていません。

乳がんになるといろいろとマイナスなことを考えてしまいがちですが、クヨクヨ考えすぎないことも治療です!乳がんは治る時代ですので、前向きに頑張ってください