乳がん15年生!41歳でステージ2Aの乳がんが発覚した、現在56歳の女性の体験談です。
基本情報
| ステージ | ⅡA |
|---|---|
| 告知時の年齢 | 41歳 |
| 現在の年齢 | 56歳 |
| サブタイプ | ルミナールA |
| Ki-67 | 15 |
| 核グレード | 2 |
| 組織学的グレード | 2 |
| 乳がんの種類 | 浸潤性乳管がん |
| 遺伝性の有無 | なし |
| 腫瘍径 | 2cm台 |
| 静脈侵襲 | なし |
| リンパ管侵襲 | なし |
| リンパ節転移 | なし |
| 手術の内容 | 部分切除 |
| 乳房再建 | しなかった |
| 行った治療 | ホルモン療法 放射線治療 |
| 関連ページ | ・40代の体験談 ・ルミナールAの体験談 |
食事について実践していること
毎日の食事では、野菜や果物を中心に、バランスを意識して食べるようにしています。揚げ物や脂っこいものは控えめにし、魚や大豆製品をできるだけ取り入れています。
朝食は必ず摂り、野菜スープや納豆などを簡単に組み合わせています。夜遅い食事は控えめにし、間食も少なく、水分は白湯やお茶を中心にしています。
季節の旬の食材を意識して取り入れることも心がけています。
※参考:がんに良い食べ物・寛解した人たちが取り組んでいる食事法
運動について実践していること
天気の良い日には外でウォーキングを楽しみ、自然の空気を感じるようにしています。
週に2回は軽い筋トレやストレッチも取り入れ、体を動かす習慣をつけています。階段を使ったり、近くの買い物は歩いたりして、日常の動きも増やすように心がけています。
運動をすると気分が前向きになり、体調の管理にも役立っています。運動後には軽くストレッチをして体をほぐすことも大切にしています。水分もしっかりとって体調管理に気をつけています。
※参考:がんに良い運動・寛解した人たちが取り入れている生活習慣
食事・運動以外で実践していること
毎日しっかり睡眠をとるようにしています。なるべく7時間以上寝るようにして、寝る前はスマホやパソコンを見ないようにしています。
心も疲れすぎないように、好きな本を読んだり音楽を聴いたり、週末は自然の中をゆっくり散歩したりして、リラックスする時間を大切にしています。
健康診断や病院でのチェックもきちんと受けていて、体の調子が悪いと感じたらすぐに受診するようにしています。毎日のちょっとした変化にも気を配りながら、無理せず健康を保てるように心がけています。
※参考:がんに良い考え方・寛解した人たちが取り組んでいるメンタルケア
同じ乳がん経験者として伝えたいこと
乳がんと診断されると、誰でも不安になると思います。これからどうなるのだろうと考えると、心細くなるのは当然だと思います。
でも、しっかり治療を受けて、日々の生活で自分の体を大事にしていれば、長く元気に過ごせるチャンスは十分あります。焦らず、一歩ずつ治療に向き合っていくことが一番大切です。
治療中も、自分の体や心の状態をしっかり感じながら進めていきましょう。食事・運動・睡眠などの毎日の習慣を整えることは、治療を乗り越える大きな力になります。
栄養バランスのとれた食事を心がけたり、無理のない範囲で体を動かしたり、ぐっすり眠ったりすることで体力を保てますし、気持ちも落ち着きます。
また、趣味の時間を持ったり、リラックスできる時間を作ったりすることで、ストレスをためすぎず、前向きな気持ちでいられます。
周りの人の支えもとても大切です。乳がんと日々向き合っていると、気持ちが揺れることもあると思いますが、一人で抱え込まないでほしいです。
家族や友人に遠慮することなく、相談したり、助けてもらったりしましょう。誰かに話すだけでも気持ちが楽になると思いますし、治療や日々の生活にも前向きになれると思います。
時には泣いたり、気持ちをそのまま出したりすることも、心を軽くして前向きになれるきっかけになると思います。
治療が終わった後も、生活習慣に気を配ることで、再発の可能性を減らし、元気に過ごせる時間を長くできると思っています。もう診断されてから10年以上経ちますが、今も元気に過ごしています。
自分を責めたり焦ったりせず、少しずついつもの生活を取り戻すことを意識して過ごしてほしいです。最初から完璧を目指す必要はなく、少しずつ前向きな生活習慣を積み重ねていくことが大切です。
希望を持ち続けることが、明るい未来を切り開く力になります。元気に笑顔で過ごせる毎日を少しずつ取り戻していきましょう。
