乳がん15年生!51歳でステージ2Aの乳がんが発覚した、現在66歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ ⅡA
告知時の年齢 51歳
現在の年齢 66歳
サブタイプ ルミナールA
Ki-67 19以下
核グレード 1
組織学的グレード 1
乳がんの種類 粘液がん
遺伝性の有無 なし
腫瘍径 3cm
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 全摘手術
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
関連ページ 50代の体験談
ルミナールAの体験談

食事について実践していること

かかりつけのお医者さん(乳がんの主治医ではありません)から言われたことを意識しています。具体的には以下の通りです。

  • 塩分量に注意する
  • 砂糖や脂質の多い食べ物は極力控える
  • お腹いっぱいまで食べず腹八分目に抑えておく
  • 栄養バランスを考え、偏った食事にならないようにする
  • たんぱく質を意識して摂り、筋肉量を減らさないことを心掛ける

あと、これはお医者さんに言われたことではありませんが、加工されたもの(ソーセージやハムなど)もなんとなく控えるようにしています。

参考情報 情報元
塩分とがん 国立がん研究センター
砂糖とがん 海外がん医療情報リファレンス
低脂肪の食事で乳がんリスクが低下 日本医療・健康情報研究所

運動について実践していること

乳がんの主治医の先生には「適度な運動を心掛けるように」と指導されましたので、毎日可能な限り散歩(1時間程度)をするようにしています。

また、年齢と共に代謝や筋肉量も下がる傾向にあるため、週に1~2回は自分で行えるレベルの筋力トレーニングをするように心掛けています。

以前は運動習慣がなかったため、今となっては病気になった頃よりも体の動きは良くなったと思います。

食事・運動以外で実践していること

極力ストレスのない生活を送るようにしています。

まだ仕事もしているため、日常生活で多少のストレスは抱えてしまいますが、温泉や旅行に行ったり、美味しい物を食べたり、自分の好きなことをしたりと、ストレスを溜めないように気を付けています

また、乳がんを経験したことで人生観も大きく変わりました。自分に残された時間を誰とどのように過ごしたいか、考えるようにしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

今の日本の医療技術は世界的に見てもトップクラスです。告知を受け、ショックで現実を受け入れられないかもしれませんが、まずはなによりお医者さんを信じて治療をする勇気を出しましょう。

治療をしていく中で辛いことも出てきますが、不安に感じることや心配なことなど、すべて一人で抱え込まず、家族・お医者さん・病院のスタッフに吐き出すことをおすすめします

不安を抱えたままだと治療にもなかなか前向きになれません。「本当にこのお医者さんでいいのか?」「この治療で正解なのか?」と不信感が生まれてしまいますので、とにかくすべて吐き出した方が良いです。

また、セカンドオピニオンやサードオピニオンを受けることもいいと思います。病院やお医者さんに失礼かも…と思ってしまいがちですが、セカンドオピニオンやサードオピニオンは決して悪い事ではなく、我々に与えられた当然の権利ですので遠慮なく利用しましょう。

もちろん最初の病院で信頼できるお医者さんと出会えればその必要はありませんが、私の周りでもセカンドオピニオンやサードオピニオンで良いお医者さんと出会えたという人がいます。

信頼できるお医者さんのもと、前向きに治療を続けていくことが1番です。10年20年30年…と一緒に元気に暮らしていきましょう!