乳がん12年生!45歳でステージ2Aの乳がんが発覚した、現在57歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ ⅡA
告知時の年齢 45歳
現在の年齢 57歳
サブタイプ ルミナールB
Ki-67 20以上
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移
手術の内容 全摘手術
乳房再建 した(インプラント)
行った治療 ホルモン療法
化学療法(抗がん剤)
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ルミナールBの体験談

食事について実践していること

がんになる前は揚げ物やファーストフードなどが好きでよく食べていて、家族が「もっと野菜を食べた方が良い」と言ってもほとんど食べませんでした。

しかし、がんになってからは野菜も自らすすんで食べるようになったほか、ファーストフード・スナック菓子・甘いものを控えるようになっています。

参考情報 情報元
野菜と乳がん 国立がん研究センター
欧米型食事パターンと乳がん 国立がん研究センター

運動について実践していること

術後に抗がん剤を行ったため、治療が終わってからすぐに運動をするのは体力的にも精神的にもキツそうで、家族も特に何も言いませんでした。

2週間ほどたってからは犬の散歩も行けるようになり、それからはウォーキングが習慣となっています。今ではスマホの万歩計を見て「今日はこんなに歩いた」と自慢してくるようになりました。

運動に興味を持ってくれたことはありがたいと思いましたし、近場なら歩いて行くようになったのもいいことだと思っています。

食事・運動以外で実践していること

夜更かしをしないようにしているほか、深い眠りにつけるように寝る前にはスマホを触らずに過ごすようになりました。

あと、以前はシャワーだけで済ませるタイプでしたが、きちんとお湯を張って浴槽に浸かるようになりました。健康面でもリラックス効果としても良さそうです。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

母が乳がんを宣告されたのは私が高校生の頃で、宣告された直後は精神的にもかなり参っていて、「もう人生は終わった」というようなことばかり言っていたと記憶しています。

しかし、治療を開始してからは少し前向きに考えられるようになったようでした。

抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けてしまった時も「可愛いウィッグを買いたいから買い物に付き合って」と言われ、ショッピング(ウィッグ選び)を楽しむ余裕まで生まれたようで私も嬉しかったです。

治療が終わってからも生存率の問題で不安を感じたり、再発していないか検査するために病院に行ったりもしていますが、特に大きな問題もなく、普通に暮らせるようになり、以前と同じようにパートもしています。

今では好きなアーティストのコンサートに行ったり、舞台を観に行ったりと、一人でもかなりアクティブに行動するようになりました

以前は一人で出かけるタイプではありませんでしたが、乳がんになって色々考えることがあったようで、「一人でもやりたいことはやり、人生を楽しむ」と言っています。

第二の青春のような時間を過ごしているので「すごいな」と家族も感心しています。