乳がん10年生!65歳でステージ2Bの乳がんが発覚した、現在75歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。
基本情報
ステージ | ⅡB |
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告知時の年齢 | 65歳 |
現在の年齢 | 75歳 |
サブタイプ | ルミナールB |
Ki-67 | 43 |
核グレード | ー |
組織学的グレード | ー |
乳がんの種類 | 浸潤性乳管がん |
遺伝性の有無 | ー |
腫瘍径 | ー |
静脈侵襲 | ー |
リンパ管侵襲 | ー |
リンパ節転移 | あり |
手術の内容 | 部分切除(腋窩リンパ節郭清あり) |
乳房再建 | した(自家組織・お腹) |
行った治療 | ホルモン療法 放射線治療 |
関連ページ | ・60代の体験談 ・ルミナールBの体験談 |
食事について実践していること
再発予防や健康維持のために、食事ではいくつかのことを心がけています。
まず、野菜を積極的に摂取するよう意識しており、家庭菜園で取れる農薬の少ない野菜を摂取しています。
また、体力が低下していると感じたとき、気分的に元気が出ないときには、肉類を取り入れることでエネルギーを補給するなど、バランスの取れた食事を心がけています。
参考情報 | 情報元 |
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野菜と乳がん | 国立がん研究センター |
有機食品とがんリスク | 海外がん医療情報 |
健康寿命の延伸に役立つ五大栄養素 | 味の素 |
運動について実践していること
再発予防や健康維持のために、運動というよりも日常的に身体を動かすことを意識しています。
農作業の手伝いをするアルバイトに積極的に取り組んだり、自宅近くにある畑や休耕地を活用した太陽光発電の敷地の草刈りなどの作業を通じて、自然な形で身体を動かすことを心がけています。
食事・運動以外で実践していること
乳がん後、食事や運動以外で特に意識しているのは、人とのつながりを大切にすることです。姉や親戚などと積極的に交流を持つよう心がけています。
一人だと気持ちが落ち込むことが多いと感じていたので、母は退院直後、弱っている中でも近くのコミュニティに参加し、接する人を少しずつ増やしていきました。
人との関わりが心の支えになり、前向きな気持ちを保つことができるようになったと実感しています。
同じ乳がん経験者として伝えたいこと
私の母も乳がんの告知を受けた際、最初はとてもショックを受けましたが、すぐに気持ちを切り替えて、やるべきことに集中しました。
手術の準備やさまざまな手続きを進め、伯母などの家族に相談しながらも、私たち子どもには気丈に振る舞っていました。
母は、乳がんのことをあまり深く考えないように、日常生活や仕事に忙しく没頭し、気持ちを切り替えていました。手術前日まで仕事をしていたり、農作業に励んだりしていたことが印象的でした。
また、強気な発言もよくしており、「腹の肉を使って乳房を再建したけど、痩せてラッキー」なんて笑い飛ばすこともありました。
こうした楽観的な姿勢や、やるべきことを淡々とこなす母の姿勢は、再発の恐怖や不安を和らげていたのだと思います。
もちろん簡単ではありませんが、少しずつでも明るい気持ちを持ちながら、日常を取り戻していくことが大切です。
同じ乳がん経験者として、あなたも必ず乗り越えられると信じています。焦らず、あなたのペースで前に進んでください。