乳がん11年生!42歳でステージ2Aの乳がんが発覚した、現在53歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ ⅡA
告知時の年齢 42歳
現在の年齢 53歳
サブタイプ トリプルポジティブ
Ki-67
核グレード 2
組織学的グレード 1
乳がんの種類 浸潤性小葉がん
遺伝性の有無 BRCA2
腫瘍径 2cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 全摘手術(腋窩リンパ節郭清なし)
乳房再建 した(インプラント)
行った治療 ホルモン療法
抗HER2療法
化学療法(抗がん剤)
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トリプルポジティブの体験談

食事について実践していること

「白」をやめ、お米は玄米、パンは全粒粉パンにしました。

野菜は多めに取るようにしていますが、極端に肉を減らすことはしないで、体力を維持しながら腸の調子を良くするために繊維を取るように心がけています。

また、お酒や甘い物は、以前と比べて量は控えめに、たまに楽しむ程度にしています。

参考情報 情報元
野菜と果物をとる 国立がん研究センター
飲酒は控えめに 患者さんのための乳がん診療ガイドライン
糖質と脂肪の摂り過ぎに注意 日本医療・健康情報研究所

運動について実践していること

フルタイムで仕事をしていてジム等に通うことは難しいため、代わりに自宅から駅までをバスではなく自転車に変えました。往復30分程度の適度な運動になります。

また、買い物は車ではなく、できる限り歩きや自転車で行くことにして、無理なく体を動かすことを心がけています。

食事・運動以外で実践していること

できる限り7時間の睡眠を取るように心がけ、週末は心にも体にも適度な刺激がありつつもストレスを感じない程度に、必要以上に予定を詰め込めないようにしています。

また、定期的にみんなでキャンプに行って大自然に囲まれた場所でリフレッシュしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

罹患した私の姉も最初は「まさか自分が…」と、信じられない気持ちでいました。

その後、自分でも乳がんについてよく調べ、自分の性格やライフスタイルに合っていると判断し、全摘同時再建(インプラント)を選択しました。できるだけ短い入院期間で済ませ、そのあとすぐに仕事も再開しました。

その半年後には再発し、再手術。また、遺伝子検査のポジティブ結果(BRCA2)により、もう片方も全摘同時再建、さらに卵管・卵巣全摘手術を決意。

ホルモンバランスが崩れて更年期の症状が出ることも覚悟していましたが、あれからもう10年以上。漢方薬を飲みつつ、ホルモンバランスを取りながら、仕事と子育てに忙しくも充実した日々を送っています。

必ず元気になります!辛い経験は必ず人生の糧になると思ってみてください。

姉は「あの時よりも医療が進歩しているはずだから、今はもっといろんな治療法があるんだろうなぁ。いいなぁ~なんだか懐かしいな~」と、今となっては大変だった経験を懐かしんでいるほどです。

今はまだ辛いかもしれませんが、姉のように懐かしむ日がいつか来るはずです!治療の先に待っている楽しい未来を考えながら過ごしてください。