乳がん13年生!46歳でステージ2Aの乳がんが発覚した、現在59歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ ⅡA
告知時の年齢 46歳
現在の年齢 59歳
サブタイプ トリプルポジティブ
Ki-67
核グレード
組織学的グレード 1
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 BRCA1
腫瘍径 4cm台
静脈侵襲 なし
リンパ管侵襲 なし
リンパ節転移 なし
手術の内容 部分切除
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
抗HER2療法
化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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トリプルポジティブの体験談

食事について実践していること

再発予防や健康維持のために、できるだけ和食中心の食事にしています。お米も白米ではなく、玄米に変えました。

以前は特に気にせず、朝はパンに甘いジャムをバターをたくさん塗って食べたり、家族がみんな出かけた昼はカップラーメンで済ますなどしていました。

しかし、乳がんを経験してからもっと長く生きたいと思うようになり、和食中心で体に栄養があるものを食べるようにしています。

また、野菜と果物を多くすることも意識しています。ホテルのバイキングほどではありませんが、朝は色んな果物を食卓に並べるようにしています。

参考情報 情報元
欧米型食事パターンと乳がん 国立がん研究センター
野菜と果物をとる 国立がん研究センター

運動について実践していること

乳がんを経験する前は特に運動習慣はありませんでしたが、経験してからは軽めの運動を毎日するようになりました。

一番やっているのは朝夕のウォーキングです。朝は6時くらいから歩いて、夕方は16~18時くらいにウォーキングしています。各30分弱で自分が心地よいと感じる程度にとどめています。血液循環が良くなって体があたたまったら終了です。

また、週末には近くの総合体育館に行って軽めの筋トレもします。やりすぎないことを意識しています。

食事・運動以外で実践していること

食事や運動以外で意識していることは、なんといってもストレスを溜めないということです。私はストレスが溜まりやすく、特に人間関係のストレスを抱えていました。

乳がんを経験するまではパートで働いていたのですが、職場での人間関係にはとても悩まされました。乳がんを経験してからは、そのようなストレスを感じないために、しばらくはパートの仕事から離れていました。

ただ、お金は必要ですから、ストレスが溜まりにくい職場の宝くじ売り場の売店で1人で仕事をするなど、職を選びました。

あと、友人たちと適度に会食に行ったりして、ストレスを溜めないように心がけています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

乳がんになると「なんで自分だけがこんな目に合うんだろう」と感じてしまうものです。私も凄く落ち込みましたし、もしかしたらこのまま死んでしまうのではないか…と凄く不安になりました。

さらに、治療後についても「いつか再発して今度はもっとつらい思いをしなければならないのでは…」と絶望的な気持ちにもなりました。

でも、このような気分を和らげてくれたのが、乳がんを経験されて復活されている方たちのブログです。私は乳がんを経験して闘病から回復されるまでの記録をあげているブログを色々見ました。

すると、やはり私と同様に不安を抱えていたのが伝わってきました。でも、そんな中で「まだまだ家族のために生きるんだ!」というポジティブな気持ちが伝わってきて、私もいつまでも落ち込んでいてはいけないと、前向きになれました。

同じ経験をされている方のブログを見るのはおすすめです。仲間がいると思えるし、前向きな気持ちになれます。必ず治療もうまくいくと思えるはずです。

ただし、治療方法については主治医の言うことだけを聞きましょう。なかには自費診療となる治療を受けている方もいますが、データがしっかりあって間違いないのは保険対象の標準治療です。

標準治療の部分(入院であると便利だったもの・抗がん剤の副作用の感想など)については、参考になったり励みになったりすることもありますので、探して読んでみてください。