乳がん12年生!42歳でステージ3Cの乳がんが発覚した、現在54歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ ⅢC
告知時の年齢 42歳
現在の年齢 54歳
サブタイプ ルミナールB
Ki-67 35
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無 BRCA1
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移 あり(腋窩・内胸)
手術の内容 全摘手術(腋窩リンパ節郭清あり)
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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ルミナールBの体験談

食事について実践していること

家族がいるので、自炊は必ずするようにしています。野菜や肉などをバランスよく食べるようにしています。

意識しないとすごく食べてしまうタイプなので、量も調節して食べています。少し太っていたので、負担をかけないダイエットをしている時期もありました。

ただ、やりすぎてストレスになってもよくないので、筋トレのチートデイのように、外食の際は好きなものを食べるようにしています。

参考情報 情報元
野菜と乳がん 国立がん研究センター
肥満は乳がんのリスク 国立がん研究センター

運動について実践していること

ジムに通っていた時期もありましたが、なかなか続けられず、今は20~30分程度のウォーキングがメインです。子宮がんやホルモン療法の影響で太ってしまった際も、前述の食生活とウォーキングで体重を管理していました。

あとは、極力エスカレーターを使わずに、階段を使うようにするなど、日常で取り入れられる運動は意識しています。

食事・運動以外で実践していること

睡眠・リフレッシュ・ストレスをためないの3つです。もともと夜型ではありませんでしたが、以前よりも早くベッドに入り、最低でも7時間は睡眠時間を確保しています。

また、自然の多いところが好きなので、旅行に行って新鮮な空気をいっぱい吸ったり、運動も兼ねてハイキングするなどして、定期的にリフレッシュしています。

この現代社会でストレスフリーに過ごすのは難しいですが、仕事でも家庭でもできるだけストレスをためないように、言いたいことははっきりと伝えるようにしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

私は胸を全摘し、子宮がんにもなりましたが、運命には逆らえないし、無理にあれこれ思わず、受け入れることで気持ちが楽になりました。

ここで人生が終わるというわけではありませんし、これから先もっと長い人生が待っています。辛いこともあるかもしれませんが、いつか起きる人生における辛いことが先に起きただけと思えば、気持ちがもっと楽になると思います。

また、私の場合、色んな人と話すこともよかったです。私の職場は女性が多いので、家族には話しにくいこともわりと笑顔で話せましたし、仲良しの人の前で泣いたりしたときは、特にスッキリしました。

すごく悲しい時期もありました。家族にも声をかけられず、みんなが寝たあとで泣きじゃくった夜もありました。やはり男性には分かりずらいこともありますし、同性の友達や職場の人に話すことをおすすめしたいです。

テクニックとして、話をしてその場が暗くなるのは自分にとってもよくないので、笑いながら話すと向こうも気兼ねなく色々聞いてくれて、安心できました。

あなたも大丈夫です。一緒に乳がん経験者として前向きに進んでいきましょう。