乳がん31年生!58歳でステージ3Bの乳がんが発覚した、現在89歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ ⅢB
告知時の年齢 58歳
現在の年齢 89歳
サブタイプ ルミナールB
Ki-67 20以上
核グレード 2
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移 あり
手術の内容 全摘手術(腋窩リンパ節郭清あり)
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
放射線治療
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ルミナールBの体験談

食事について実践していること

ヨーグルトや乳酸菌飲料を積極的に摂取するようになり、食事は野菜と魚、果物が中心になりました。もともとお肉が好きではなかったので、タンパク質は魚で摂取することが多いです。

朝食の献立は毎日同じで、野菜200g前後と魚、R1ヨーグルトを食べています。昼食は麺類が多く、夕食は和食が多いです。

おやつはリンゴやバナナなどの果物を食べています。

運動について実践していること

運動はあまり長続きしないタイプですが、毎日5時に起床して20分程度ウォーキングしています。もともと運動が好きではないので、無理なく続けられるウォーキングを好んでいるようです。

ダンベルで腕を鍛えたり、スクワットをしていた時期もありましたが、ちょっとだけやってすぐにやめるというのを繰り返していました。

食事・運動以外で実践していること

たくさんおしゃべりをすること、よく笑うことを意識しています。祖母は趣味がないのでとにかくおしゃべりです。

芸能人やスポーツ選手、近所の人の話をしたり、自分の昔話をすることが多いです。調子が良い時は半日くらいずっとおしゃべりしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

祖母は二度乳がんになり、最終的には乳房全摘術を受けています。大腸がんも経験しているので、合計で3回がんになりました。それでも30年以上元気ですし、自分で歩いて元気に暮らしています。

祖母がよく言うのは「3回がんになっても生きているから運が良い」「今は医療が進化しているから何とかなる」という言葉です。がんを経験する度に精神的に強くなり、もう怖いものはないらしいです。

がんになると消極的になり、元気がなくなってしまう人が多いらしいですが、祖母の場合は逆です。大抵のことは笑い飛ばせるようになり、どんどんタフになっていきました

最近は「がんを3回経験したのに今は元気」という武勇伝を色々な人に話しています。家族や親戚はもちろん、近所の人や営業マンにも自慢しているので本当に元気だと思います。

乳がんと大腸がんを経験しても30年以上元気な祖母のような人がいるので、乳がんになっても落ち込む必要はないです。

孫としてはタフで強い祖母を誇らしく思いますし、これからもずっと元気でいて欲しいです。