乳がん24年生！38歳でステージ3Bの乳がんが発覚した、現在62歳の女性の体験談です。
基本情報
| ステージ | ⅢB |
|---|---|
| 告知時の年齢 | 38歳 |
| 現在の年齢 | 62歳 |
| サブタイプ | トリプルネガティブ |
| Ki-67 | ー |
| 核グレード | ー |
| 組織学的グレード | ー |
| 乳がんの種類 | 浸潤性乳管がん |
| 遺伝性の有無 | ー |
| 腫瘍径 | ー |
| 静脈侵襲 | あり |
| リンパ管侵襲 | あり |
| リンパ節転移 | あり |
| 手術の内容 | 全摘手術（腋窩リンパ節郭清あり） |
| 乳房再建 | しなかった |
| 行った治療 | 化学療法（抗がん剤） 放射線治療 |
| 関連ページ | ・30代の体験談 ・AYA世代の体験談 ・トリプルネガティブの体験談 |
食事について実践していること
昔はほとんど気にしていませんでしたが、抗がん剤が終わってからは食事にも気を配るようになりました。
- 毎日青汁を飲む
- 間食は果物か和菓子
- 朝昼晩バランスよく食べる
- 肉と炭水化物の量は少なめに
- 野菜中心（マヨネーズやドレッシングは少量）
- 加工食品（ハム・ソーセージなど）を控える
- 塩分の多いもの（キムチ・漬物・カップ麺など）を控える
- 玉ねぎの皮茶・ゴーヤの茹で汁を飲む（抗酸化作用・抗炎症作用に期待）
- 熱い飲み物を熱いまま飲まない（コーヒーやお味噌汁などは少し冷ましてから飲む）
| 参考情報 | 情報元 |
|---|---|
| 欧米型食事パターンと乳がん | 国立がん研究センター |
| 朝食抜きは悪習慣 | 神奈川県政策局 |
| がんと食べ物・栄養 | エーザイ |
運動について実践していること
自分の性格的にもジムやヨガなどは続けられないと思ったので、日常の中で運動量を増やすような努力をしています。
- 踏み台昇降を毎日3分
- できるだけ階段を使う
- 朝と夕方に犬の散歩（各30分ほど）
- 病院やスーパーへ行く時も歩いていく
- 週2回のスクワット（1回につき10×3セット）
- わざと掃除の頻度を上げている（掃除機・お風呂掃除・拭き掃除などで体を動かす）
食事・運動以外で実践していること
定期的な検診に行くことはもちろんですが、そのほかにもリラックスやストレス解消などを目的として、以下のようなことに取り組んでいます。
- 絵を描く
- 早寝早起き
- 毎日浴槽につかる
- お酒はたまに飲む
- 疲れたら無理せず休む
- 今後のことを考えこまない
- 思ったことははっきり言って、溜め込まない
- 少しでも体調がいつもと違うと感じたら病院に行く
同じ乳がん経験者として伝えたいこと
私が乳がんになったのはもう20年以上も前のことです。最初に告知を受けた時もショックを受けましたが、術後にステージが上がった時もとてもショックでした。
それからすぐに術後の抗がん剤が始まりました。吐き気や倦怠感などの副作用がつらいときもありましたが、「これをやり切ってまた元気になるんだ！」とつらいながらも未来に希望を持って治療に取り組みました。
そのかいもあり、20年以上も再発することなく元気に過ごせています。抗がん剤の影響でしばらくはウィッグ生活でしたが、今では私が乳がんだっただなんて初対面で想像できる人はいないはずです。
当時の私が今の私を見たらビックリするでしょう。絶望の淵に立たされていた人間が、今こうやって24年も元気に楽しく過ごしているのですから。
乳がんを告知されてショック、ステージが上がってショック、どちらの気持ちも痛いほどわかります。「まだ30代の私がなぜ…」私もまったく同じ思いをしてきました。
ですが、まずはしっかりと治療に向き合ってください。どうか投げやりにならないでください。手術・抗がん剤・放射線、どの治療も私が受けた当時よりも技術は進歩しています。
すぐに前向きになるというのは難しいかもしれませんが「治療を乗り越えて、また元気な私に戻るんだ！」と、強い気持ちを持ってほしいです。
その先には長く続く明るい未来が開けています！頑張りましょう！応援しています！