乳がん14年生!45歳でステージ3Bの乳がんが発覚した、現在59歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ ⅢB
告知時の年齢 45歳
現在の年齢 59歳
サブタイプ トリプルネガティブ
Ki-67
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移 あり
手術の内容 部分切除(腋窩リンパ節郭清あり)
乳房再建 しなかった
行った治療 化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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トリプルネガティブの体験談

食事について実践していること

母が乳がんになってからは、母だけでなく、私もキッチンに立って料理をするようになりましたが、先生から「学校で出る給食スタイルの主食・主菜・副菜を必ず食べるように心がけてください」と言われたので、そのスタイルにして献立を考えています。

なにかを禁止したり厳しく制限したりすることはありませんが、食事のバランスを考えることと、1日3食しっかり食べることを意識しています。

参考情報 情報元
朝食抜きのリスク 神奈川県政策局

運動について実践していること

運動は動ける時に無理をしない範囲で取り組んでいます。具体的にはウォーキングを30分以上はするようにして、それが終わったらストレッチをするようにしています。

疲れにくい体を作るのがいいと聞いたので、このウォーキングとストレッチは毎日欠かさずやってくれています。

食事・運動以外で実践していること

読書をすると落ち着くようで、自分の時間ができるとリフレッシュも兼ねて本を読んでいます。まだ認知機能を気にする歳ではないと思いますが、母はボケ防止のためにもなると言っています。

あとは、体重が一気に減ったり増えたりしないように気をつけているようです。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

私が高校2年生の時に母は乳がんになりました。姉と一緒に訪れた病院でステージ3であることを告げられて、私は頭が真っ白になり、最後まで話が頭に入ってきませんでした。

母は覚悟していたのか、私たちに励ましの言葉をかけてくれてたのですが、きっと恐怖でいっぱいだったと思います。がんになった本人にしか分からない辛さがあると思います。

その後も母は明るく振舞い続けていました。もちろん姉と私を心配させないためだったと思うのですが、辛い抗がん剤の治療も「これをやっておけばもう安心だから」と、前向きに頑張っていました

そんな母の様子を見て、姉も私もいつまでもめそめそしているのではなく、できる限りの支えになろうと前向きになれました。

スラムダンクの名言のように、諦めたらそこで試合は終了です。希望は必ずあります。私たち家族は誰一人として諦めませんでした。

今となっては思い出話ですが、母と家族みんなが頑張ったから今があります。今、母は元気にパートで働いて、孫の面倒まで見てくれています

私のお母さんは本当に強いです。乳がんに負けませんでした。ですから、今は辛いかもしれないけれど、最後まで諦めないでほしいと、本当に心の底から思います。