50代・トリプルネガティブ・ステージ3Aの乳がん体験談

乳がん11年生！55歳でステージ3Aの乳がんが発覚した、現在66歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

新陳代謝を上げるため、水分をたくさんとるようにしています。体内の不要なものや悪いものを外に出すためのようです。

食事も野菜を多めに、和食中心で腹八分目を意識しています。太らないようにも気をつけていて、カロリーコントロールもしています。

参考情報	情報元
欧米型食事パターンと乳がん	国立がん研究センター
野菜と果物をとる	国立がん研究センター

病後は仕事を退職して家にいるようになったので、運動不足にならないように、晴れている日は近場を散歩するようになりました。今も30分～1時間ほどのウォーキングを続けています。

また、家の中でできる簡単なエクササイズやストレッチも行っています。

リンパの流れを良くするために、手で鎖骨や脇下のあたりのマッサージを毎日欠かさずに行っています。

テレビを見ながらなど、気づいたらさするといったように、少しの時間でも一日数回マッサージするようにしています。

母から聞いた時は家族の方がショックを受けてしまいました。落ち込む素振りを見せなかった母も、影では落ち込んでいたと思います。

そんな母も、全摘から11年、今では孫といっしょに温泉を楽しむくらい明るく前向きに生活してくれています。

これから治療を始める方は、不安や辛い気持ちでいっぱいだと思います。どうか、家族を頼ってください。家族はどんなときでもあなたの味方です。辛い時は我慢しないで、家族と話して心を落ち着けてくださいね。

乳がんの医療技術の進歩はやはりすごくて、10年以上たった今でも母は元気いっぱいです。むしろ、ストレスの多かった仕事を退職して、心も穏やかになって、今の方が元気なくらいです。

担当の先生とも仲良くなって、診察から帰ってくるとくだらない笑い話をしてきた報告をいつもしてくれます。

不安や絶望でいっぱいだと思いますが、母が治療を受けたときよりも新しい薬がたくさん出ていますので、なにも心配しないでください。

とにかく、身体のことはお医者さんにすべて任せて、心が苦しくなったら家族を頼ってくださいね。

あなたも11年後は私の母のように元気で明るい生活を送っていますし、その頃には77歳になっている母も元気なおばあちゃんになっているはずです。一緒に頑張りましょう。