20代・トリプルポジティブ・ステージ3Aの乳がん体験談

乳がん15年生！25歳でステージ3Aの乳がんが発覚した、現在40歳の女性の体験談です。

基本情報

ステージ	ⅢA
告知時の年齢	25歳
現在の年齢	40歳
サブタイプ	トリプルポジティブ
Ki-67	ー
核グレード	2
組織学的グレード	ー
乳がんの種類	浸潤性小葉がん
遺伝性の有無	ー
腫瘍径	6cm台
静脈侵襲	ー
リンパ管侵襲	ー
リンパ節転移	なし
手術の内容	全摘手術
乳房再建	した（自家組織・お腹）
行った治療	ホルモン療法抗HER2療法化学療法（抗がん剤）放射線治療
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乳がんになるまではほとんど食事に気を使っていませんでしたが、乳がんになったことがきっかけで食事に気を付けるようになり、健康志向になりました。

まず、一日の総カロリーを意識するようになりました。そして、油物は控え、なるべくオーガニックな物を中心に食べるようになりました。

また、朝食はあまりとらなかったのですが、乳がんになって入院した事をきっかけに、しっかりと朝食をとるようになりました。

逆に夜は控えめにして、寝る時に胃の中にあまり食事が残っていないようにしています。

参考情報	情報元
朝食抜きのリスク	神奈川県政策局

毎日歩くことを習慣にしています。運動は苦手なので、筋トレやランニングとかになると苦手意識から続かないので、音楽を聴きながら毎日1時間程度歩くことを続けています。

足腰への負担も少なく、有酸素運動にもなるので、代謝が良くなってきた感じがします。

本当はプールを歩くのが良いらしいのですが、水着に着替えたりジムにいったりするのが面倒に感じてしまうので、気軽にできるウォーキングが自分には合っていると思います。

外食した時に一駅歩くなど、いつでも気軽にできるので続いています。

睡眠時間を最低7時間以上とるようにしています。

以前の睡眠時間は5時間以下で、日中は眠気がいつも襲ってきたのですが、7時間以上睡眠をとるようになってからは、日中に睡魔が襲ってこなくなりました。

また、しっかりと睡眠をとると免疫が上がるのか、風邪などもあまりひかなくなりました。

寝る前のお酒もできるだけ控えるようになりました。寝る前に飲酒をすると睡眠が浅くなり、起きた時にあまり疲れがとれていない感じがするので、夜ご飯は軽めにして、飲酒をせずに睡眠をとるようにしています。

乳がんと言われて「なんで自分が…？」「うそでしょ？」とショックを受けるのは当然だと思います。私もショックを受けましたし、落ち込みました。

しかし、今の時代、乳がんは治せる病気です。医療の技術によってしっかりと治療ができますので、まずは悲観的にならず、お医者さんとの治療のスケジュールをしっかり話し合い、未来を考えた行動をしましょう。

悪いイメージばかりしていると、気持ちも落ちてきて免疫も下がりますので、治ったら何をしたいか、何を食べたいか、どこに行きたいかなど、明るい想像を常にして治療に励みましょう。

入院・手術・治療など、乳がんになってしまったことで人より苦労することももちろんありますが、これも一つの経験として、今後の人生の教訓とするくらいの気持ちでいてください。

手術の際には入院もすることになると思いますが、長い人生におけるちょっとした夏休みだと思って、むしろゆっくりしてみるくらいの気持ちでいることをおすすめします。

仕事や子育てをしているとなかなか取れない長い時間ですので、見たかった映画を見たり、読みたかった漫画を読んだりと、常に明るい気持ちで過ごせると良いと思います。

そして、治療は長期にわたります。私のようなホルモン依存タイプだと、手術後も5年間（人によっては10年間）ホルモン療法を続けなければなりません。

24時間365日いつも明るくいるのは難しいかもしれませんが、テレビ・映画・漫画・雑誌・友達とのおしゃべりなど、1日に1回は「笑える時間」や「楽しい時間」を作ってみてください。同じ乳がん仲間として、心から応援しています！