乳がん11年生!52歳でステージ4の乳がんが発覚した、現在63歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 52歳
現在の年齢 63歳
サブタイプ ルミナールA
Ki-67 19以下
核グレード
組織学的グレード
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移
手術の内容
乳房再建
行った治療 ホルモン療法
化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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ルミナールAの体験談

食事について実践していること

乳がんが発覚する前と後とでは、特に食事に関する変化などはありません。もともと1日2食の生活でしたが、そこは今も変わっていません。

ただ、年齢による変化だとは思いますが、油っぽいものは少なくなり、一食のあたりの量も減っています。

運動について実践していること

1日1万歩を目標に歩くことを心がけています。ある日に1万歩が達成できなかった場合は、一週間でトータル7万歩歩くようにしています。

また、天候や用事などでウォーキングができない日は、家の中で足踏みをするなどして代替しています。

食事・運動以外で実践していること

以前はヘビースモーカーでしたが、乳がんを機に、いっさいタバコを吸わなくなりました。

また、以前から「平日は働いて、週末は家で休む」というスタイルでしたが、今は意識して土日のどちらかは外に出かけるようにしています。仕事だけでなく、趣味も持つことで、気晴らしの機会を作っているようです。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

母が乳がんの告知を受けたのは52歳のことでした。告知を受けた時点ですでに各所に転移が見られて、最初からステージ4でした。

骨転移した部分は手術による摘出も難しかったため、正直に言うと、助かるかどうかわからないという状態でした。

ただ、母本人が「絶対に助かる」と前向きに治療に向き合い、頑張って抗がん剤治療を行いました(トータルで30回近くは打っていたと記憶しています)。

また、がんだからといって、入院や自宅療養するなどはせず、ほぼ毎日仕事に行っていました。その方が誰かと会話でき、かつやらなければならないことに追われるため、治療に前向きになれたようでした。

ステージ4というと世間一般では末期がんという印象で(実際私もそうでした)、告知された時点でかなり絶望してしまうと思います。

しかし、母の姿を目の前にして、「何がなんでも治す」という気持ちを持つことがなによりも大事だと学びました。

今はまだ辛いかもしれませんが、「絶対に生きる」という気持ちをもって、前向きに治療に向き合っていただきたいです。