乳がん10年生!51歳でステージ4の乳がんが発覚した、現在61歳の女性の体験談です。ご家族からお話を伺いました。

基本情報

ステージ
告知時の年齢 51歳
現在の年齢 61歳
サブタイプ ルミナールB
Ki-67 20以上
核グレード 2
組織学的グレード 2
乳がんの種類 浸潤性乳管がん
遺伝性の有無
腫瘍径 7cm台
静脈侵襲
リンパ管侵襲
リンパ節転移
手術の内容 全摘手術
乳房再建 しなかった
行った治療 ホルモン療法
化学療法(抗がん剤)
放射線治療
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ルミナールBの体験談

食事について実践していること

乳がんになる前は外食をすることも多かったですし、甘いものが好きで毎日のように洋菓子のスイーツを食べていました。

乳がんになってからは「なぜ自分ががんになってしまったのか」を本を読んで色々と調べていて、その中から添加物やトランス脂肪酸がよくなかったのではないかと思うようになり、なるべく無添加の食生活へと変えていきました。

参考情報 情報元
欧米型食事パターンと乳がん 国立がん研究センター
有機食品が乳がんリスクを低下させる 海外がん医療情報リファレンス

運動について実践していること

田舎なので買い物などは車で行きますが、なるべくお店から遠いところに停めて、少しでも歩くことを意識しています。

また、エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使ったりしています。ジムに行くよりスーパーで歩く方がストレスもなく続けられるようです。

食事・運動以外で実践していること

もともと体温が低く、冷え性なので、毎日20分はお風呂に浸かるようにしています。それでも冷える時は足湯の機械で足を暖めるようにしています。

また、温泉も月に2回は行くようにして、体を暖めるようにしています。

同じ乳がん経験者として伝えたいこと

私は母に付き添って毎回一緒に病院に行っていました。

最初の病院で「間違いなく乳がんだと思います」と言われた時も大きなショックを受けましたが、その後の紹介先の大学病院での検査の結果、骨への転移が判明し、ステージ4と告げられたときはより落ち込みました。

家族みんなが落ち込みましたが、明るく楽観的な母は家族の誰よりも早く立ち直り、「私は絶対に治る!死ぬのは今じゃない!」と強い気持ちを持って、抗がん剤と放射線治療にのぞんでいました。

抗がん剤の影響で髪の毛は抜け落ちて、味覚障害や口内炎ができたりなどもありましたが、いつもニコニコとしていました。

『病は気から』という言葉が昔からあるでしょ?気持ちで負けちゃだめ。気持ちで負けたら病気に勝てない!笑顔でいた方が病気も消えていくの」と、辛い状況でも決して諦めずにいました。

髪の毛が抜けてしまった時なんかは「可愛い帽子がたくさんあるからオシャレし放題だわ!」と、常に明るい気持ちを持って、何に対してもポジティブでした

治療を頑張った結果、あれから今に至るまで寛解した状態が続いています。今も服薬は続けていますが、副作用もなく、毎日元気に過ごしています。知らない人が見たら、ステージ4の乳がん患者だなんて気づきもしないはずです。

乳がんになって絶望するかもしれませんが、必ず治ります!絶対に大丈夫です!私の母が乗り越えられたのだから、あなたも絶対に乗り越えられます。

辛い治療を乗り越えた先には明るい未来が待ってます。あなたは一人じゃないです。私も明るい母も、あなたの乳がんが治ることを願っています。