メリット デメリット
視界の広さ 感染症リスク
外見に影響が少ない 装着や取り外しの手間
運動時の利便性 目の乾燥
天候に左右されない 費用がかかる
装着時の軽さ 紛失や破損のリスク
度数の調整幅が広い アレルギー反応
ファッションの自由度 使用時間の制限
視力の一時的な矯正 適応期間が必要
紫外線カット機能 睡眠中の使用は制限される
乱視矯正が可能 目に異物感を感じることがある

コンタクトレンズのメリット

上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。

視界の広さ

コンタクトレンズは角膜に直接装着するため、視界にフレームが入らず、自然な広い視野を確保できます。特にメガネの場合、度が強いと視界の周辺部分が歪む「プリズム効果」が発生しますが、コンタクトレンズではこれがほぼ無いため、見え方がよりスムーズです。また、斜めや上下を見るときも、視線の移動にレンズが追随するため、視界全体がクリアに保たれます。この特性は、特に車の運転や作業中に役立ちます。

外見に影響が少ない

コンタクトレンズは目に装着するため、見た目に影響を与えることがありません。メガネを掛けると顔の印象が変わることがありますが、コンタクトレンズを使用すればその心配がありません。メイクやヘアスタイルに制限が少なく、自分の外見を思い通りに演出できます。特に就職活動や冠婚葬祭など、印象が大切な場面で重宝されることが多いです。

運動時の利便性

スポーツや運動をする際、メガネはズレたり外れたりして邪魔になる場合がありますが、コンタクトレンズならその心配がありません。特に球技や格闘技、水泳などのアクティビティで、その利便性が顕著に表れます。一部のスポーツ用コンタクトレンズは、UVカット機能があるものもあり、屋外での活動にも適しています。

天候に左右されない

雨や霧、寒い場所から暖かい場所に移動した際にメガネが曇るという問題が、コンタクトレンズでは発生しません。これにより、特に冬季や多湿の環境で快適に視界を確保できます。また、メガネと違って水滴が付着することもなく、視界の妨げを受けにくいです。

装着時の軽さ

コンタクトレンズは直接目に装着するため、装着感が非常に軽いという利点があります。メガネの場合、長時間の装用で耳や鼻への圧迫感を感じることがありますが、コンタクトレンズはそのような負担がほとんどありません。これにより、日常生活での疲労感を軽減できる点が魅力です。

度数の調整幅が広い

コンタクトレンズは、軽度から高度な近視、乱視、遠視まで、幅広い度数に対応できます。また、片目ずつ異なる度数を調整することも容易です。高度な視力矯正が必要な方にとって、メガネでは対応できない範囲をカバーできる場合があります。特に乱視用のトーリックレンズや多焦点レンズなど、特殊な矯正が必要な場合に適しています。

ファッションの自由度

コンタクトレンズを使用することで、メガネを外して好きなサングラスをかけたり、目元のメイクを思い切り楽しむことができます。特に華やかなイベントや特別な日において、ファッションの幅が広がるため、メガネに比べて自由度が高いです。また、カラコンを使えば目の印象を変えることも可能です。

視力の一時的な矯正

オルソケラトロジーレンズという特殊なコンタクトレンズは、夜間の睡眠中に装着することで角膜の形状を矯正し、日中は裸眼で過ごせる効果があります。この方法は特に軽度から中度の近視の方に効果的で、メガネやコンタクトを日中使いたくない方に適しています。子どもの近視進行を抑える目的で使用されることもあります。

紫外線カット機能

一部のコンタクトレンズはUVカット機能を備えており、紫外線による目のダメージを軽減する効果があります。これは特に屋外で長時間過ごすことが多い人や、紫外線に敏感な目の健康を守る上で重要です。ただし、完全に紫外線を遮断するわけではないため、サングラスとの併用がおすすめです。

乱視矯正が可能

乱視の矯正はメガネでは難しい場合もありますが、トーリックレンズを使用すれば、乱視の程度や方向に応じた適切な矯正が可能です。このため、特に乱視が強い方にとって、より快適な視界を得られることが期待できます。また、最新のトーリックレンズは、ズレにくい設計で視界が安定するものも増えています。

コンタクトレンズのデメリット

上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。

感染症リスク

コンタクトレンズを使用する際に最も注意が必要なのが感染症リスクです。特に手入れが不十分だったり、汚れた手で触ったりすると、細菌やウイルスがレンズを介して目に侵入し、角膜炎や結膜炎を引き起こすことがあります。さらに、コンタクトを長時間装用すると、角膜の酸素供給が減少し、目の抵抗力が低下して感染しやすくなることも。正しいケア方法を守り、定期的な診察を受けることが重要です。

装着や取り外しの手間

初めてコンタクトレンズを使用する場合、装着や取り外しに時間がかかることがあります。慣れるまでは、特に目に触れることに抵抗を感じる人も少なくありません。また、長い爪や手の不器用さによって、作業がさらに難しくなる場合もあります。装着の際の不注意で目を傷つける可能性があるため、練習と慎重な作業が必要です。

目の乾燥

長時間の装用や乾燥した環境での使用は、ドライアイを引き起こす大きな原因となります。特にエアコンの効いた部屋やデジタルデバイスを長時間使用する際、瞬きの回数が減り、レンズ表面が乾燥しやすくなります。このため、定期的な目薬の使用や、乾燥対策が必要です。慢性的なドライアイの方には、装用が不快になることも。

費用がかかる

コンタクトレンズは使い捨てタイプでも、月々のランニングコストが発生します。また、ケア用品や定期検査の費用も加わり、メガネに比べて総コストが高くなることが一般的です。特に特殊なレンズ(乱視用、多焦点など)は、さらに高額になる場合があります。長期的に見て、費用対効果を考慮する必要があります。

紛失や破損のリスク

コンタクトレンズは小さく薄いため、紛失しやすいです。特に装着時や取り外し時に落として見失うケースがよくあります。また、取り扱いが不適切だと破損することもあります。破損したレンズをそのまま使用すると、目を傷つけるリスクがあるため、常に慎重に扱うことが求められます。

アレルギー反応

コンタクトレンズやケア用品に含まれる成分が、アレルギー反応を引き起こす場合があります。特に保存液に含まれる防腐剤が原因となることが多いです。アレルギー反応が起こると、目が赤くなったり、かゆみや痛みを感じることがあります。このような症状が続く場合は、別の製品に変更する必要があるため、医師に相談することが推奨されます。

使用時間の制限

コンタクトレンズは、目に直接触れるため、長時間の使用が目に負担を与えることがあります。特に夜遅くまで装用すると、角膜への酸素供給が減少し、目の健康に悪影響を及ぼすことがあります。これにより、目の充血や乾燥感が発生しやすくなります。一部の特殊なレンズを除き、使用時間には注意が必要です。

適応期間が必要

初めてコンタクトレンズを使用する場合、目がレンズに慣れるまでに時間がかかることがあります。最初は異物感や違和感を覚えやすく、これが原因で使用を断念する人もいます。また、適切なサイズや形状を見つけるためには、いくつかの製品を試す必要があり、適応までに手間と時間がかかる場合があります。

睡眠中の使用は制限される

一部の特殊なレンズ(オルソケラトロジーレンズや連続装用可能なレンズ)を除き、通常のコンタクトレンズは就寝中の装用が禁止されています。睡眠中に装用すると、角膜の酸素供給が大幅に減少し、角膜炎や酸素欠乏症を引き起こすリスクが高まります。うっかり寝てしまう場合の対策が必要です。

目に異物感を感じることがある

ゴミやホコリが目に入ると、コンタクトレンズを装着している場合、非常に強い異物感や痛みを感じることがあります。このため、装着中は頻繁に目をこすらないよう注意が必要です。また、異物が取れない場合はレンズを一旦外し、目を洗浄する必要があります。こうしたトラブルに備えるため、常に予備のレンズや保存ケースを持ち歩くことが推奨されます。

みんなの意見

賛成意見 反対意見
コンタクトレンズの良い点は、なんといっても装着感がほとんどなく、感覚としては肉眼に近い感覚で視力を上げることができる点だと思います。

眼鏡に比べて装着による疲れは少ないと思いますし、ある程度の強度の運動でも特に問題なく装着し続けることが可能です。

眼鏡の場合は、長時間の装着で耳にあたる部分が痛くなったり、鼻あて部分に汗が溜まったり、肌に跡が着いたりすることがよくあり不快感を覚えることもしばしばですが、コンタクトレンズはそうした装着時の不快感が少ないと思います。
使用法や衛生管理に注意を払う必要があり、使い方によっては目に傷をつけたり、炎症を起こしたりするリスクがあります。最近の商品では酸素の透過率もかなり向上していますが、長時間の使用はやはり目に負担をかけることとなります。

正しい使用法を守る為には適度な頻度でのレンズの買い替えや、ケア商品の継続購入が必要な為、ランニングコストが高いのが難点です。

また、使用期限も数年はありますが、やはり消耗品で耐久性も低いため、ストックがないと災害時などには困る可能性もあります。
コンタクトレンズは、付けているかどうかが他の人には判りません。メガネの様に常にどこかで気になるという事はあまりありません。裸眼の様な感覚で弱い視力を補えるのは、コンタクトレンズが一番手っ取り早くいです。

メガネでは、とても視力の弱い方だと非常に厚いレンズを使用しなければならず、重くて煩わしいですが、コンタクトレンズではその様な煩わしさは、殆どありません。

更にメガネと比べると、気温変化などで曇ったりしないのも大きな利点です。
扱いが非常にデリケートであり、落としたりしたら絶望的です。慣れるまで直接目に入れるという行為はとても難しく、毎日数度取り外しの為に物凄く神経を使う事になります。

慣れていても、直接目に触れる物である為、目を傷つけるリスクが常に伴います。

眼科などで定期的に検査をしなければならず、普段の便利さの代償として、その分時間を取らなければなりません。人によっては定期的に目薬などで眼球に潤いを保ってやらなければ、乾燥しやすく、痛みを伴う場合があります。
コンタクトレンズは、めがねをかけるというわずらわしさがないので、特に女性にとっては必要な物です。なぜなら、めがねをかける必要がなければ、アイメイクなど、好きなようにお化粧ができるからです。

そして、現実、めがねをかけていないほうが美人に見え、男性にも人気があります。

最近では、眼に潤いを与えるタイプの使い捨てコンタクトレンズなど、眼に優しい商品も発売されています。私自身、普段はめがねをかけていますが、出掛ける時には、外見を意識してコンタクトレンズを使用しています。
コンタクトレンズは、めがねをかける、というわずらわしさがないので、とても便利な商品ですが、眼にとっては、決していいものではありません。

特に、アレルギー体質の人は、コンタクトレンズを眼に入れる事によって、角膜が傷ついてしまうことが多々あるからです。

生活に不規則な人などは、コンタクトレンズの装着時間が長くなるので、眼には最悪です。どんなに眼に優しいタイプのコンタクトレンズでも、眼にとっては異物です。継続しての使用は、眼へのトラブルを与える可能性が大きくなります。
コンタクトレンズは、目に直接レンズを入れていくため、メガネをかける必要がないという点がよいと思います。

メガネをかけると、その方が持っている個性が消えてしまうこともありますが、コンタクトの場合には見た目に影響を与えませんので、個性を消すこともなく自分らしいお洒落を楽しむことができます。

またコンタクトにはカラーが入っているものもありますので、装着することで気軽に自分の雰囲気を変えられるほか、ファッションに合わせて最適なカラーコンタクトを使用することもできます。
コンタクトレンズは、直接目に入れて使用していくため、目の病気にもかかりやすくなる点がよくないと思います。

忙しいと、帰宅したときにそのまま眠ってしまうこともありますが、コンタクトを使っていると外してしっかりと消毒をする必要もあり手間もかかってきます。

コンタクトの場合には、目に病気を持っている人は使用することはできませんので、人によって適性があるという点もよくないと思います。

またいつも衛生的にコンタクトを使用するために、消毒液なども購入しなければならず、毎月結構な出費になる点も余り経済的だとは思えません。