メリット デメリット

■のメリット

上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。

■のデメリット

上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。

みんなの意見

賛成意見 反対意見
昔は、自分や家族が要介護になった場合、施設や介護サービスを利用すると、多額の費用がかかってしまいました。

しかし、介護保険制度が導入された今は、介護にかかった費用の9割が補助によりまかなわれることになり、利用者の負担は1割ですむようになりました。この点が最も良い点です。

また、この制度が導入される以前より、施設、サービスの質が格段に進歩し、また情報もてに入りやすくなったことも、良い点にあげられると思います。
悪い点としてあげるなら、自分や身内に介護が必要がなくそのまま亡くなったり、介護を続けたりしている場合は、まったく意味のないものとなることです。

その上、高齢化社会が進むにつれ、若い世代にますます負担が大きくなっていきます。将来の増税に繋がることが考えられます。

そして、もう一つ、介護が必要となってもすぐに使えるわけではなく、介護認定を申請し、ケアマネージャーさんと相談したうえでないと、補助やサービスは利用出来ません。
もしも自分や家族に介護が必要になった時、介護費用の一割は自己負担で、残りの九割が介護保険でまかなわれます。

介護サービスを受ける場合、全額負担ですと、莫大な費用がかかりますが、介護保険があれば、年金や貯蓄でなんとかやっていけると思います。

万が一、体に障害が出て、住宅リフォームが必要な場合も、リフォーム費用の一部が、介護保険の対象になります。自分自身や家族の将来を考えると、介護保険があったほうが安心です。
40歳から介護保険をかけることが義務化された点が良くないと思います。介護保険は、将来受給したいと思う人がかけて、将来受給したくないと思う人はかけなくても良いと思います。

また、介護保険は、基本的に死ぬまでかけ続けなければなりません。介護を受ける立場になっても、ずーっとかけ続けなければならないのです。

高齢になると収入が減少するので、介護保険の支払いは負担が大きすぎます。ですから80歳以上は免除とか減額などの措置を取ってもらいたいです。
公的な介護保険の場合、介護サービスを受けられますが、1割は自己負担になってしまうので、民間の介護保険に入っていれば、現金での収入が見込める点が良いと思います。

一度要介護状態になれば、介護が必要なくなるまで保障されるので、終身保険と言えます。

また、介護状態になった場合、保険金を受け取れるだけではなく、残りの保険料の負担も免除されるのが、最大の良いと思う点です。老後の経済的安定の為にも、入っておくべき保険だと思います。
悪いと思う点は、公的な介護保険では、要介護状態にならなければサービスが全く受けられない点です。民間の介護保険に入っていれば、保険金を納めなければなりません。

もちろん介護状態になれば得ですが、健康であれば全くお金が返ってこないので、無駄にお金がかかってしまいます。

また、介護状態になったら、生命保険と同じように介護保険にも新たに入ることが出来ないので、健康なうちに入っておかなければならないのが、良くない点だと思います。
介護保険を良いと感じる点は、高齢者や病気になった時に、非常に役立つということです。私の家族は、介護保険を使って、家のリフォームをしたり、体の動きを助ける器具を割安で購入しました。

家のバリアフリー化など、自分では一度に払えないような大きな金額がかかる場合も、介護保険を使うことによって補助が出たり、大幅な割引制度があるので良いと感じています。

また、障害や身体の具合に応じて、リハビリや家事など様々なサービスを受けられるので便利です。
介護保険は上手く使えれば、とても役立つものですが、介護保険のサービスを使い始めるまでには様々な手続きや知識が必要となってきます。書類を読んだり書いたり、電話をかけたりといったことは、高齢者にとっては大きな負担です。

そのような結果、お体に障害がある方など、介護保険のサービスを無償で利用できることに気付かない場合があります。使い方がわかりにくいことがデメリットに感じています。

また、介護保険は健康な高齢者にとっては活かしにくいことが不便でもったいないと思います。