メリット デメリット
人間ドックを受けた時点での健康状態を把握できる 保険適用外なので高額な出費となる
病気やがんの早期発見に繋がる 脳ドックは別料金のオプションになっていることが多い
自覚症状がない病気でも発見できる 数時間以上の時間を取られる
検査結果を見て、健康への意識を高めることができる 再検査が必要となることも多い
日本全国にある数多くの病院で受けることができる 病院によって調べられる項目の数に違いがある
割引制度を設けている病院も多い 血液検査やバリウム検査などが苦手な人も多い
老若男女誰でも受けることができる 病院や検査項目によっては宿泊が必要となることもある
福利厚生として費用負担してくれる会社もある もちろん悪い結果が出てしまうこともある
賛成意見 反対意見
人間ドックの良い点は、健康のチェックが出来るところです。症状がないため病院にかからないという人が多いと思いますが、症状が出てから通院したのでは、時既に遅しということがあることも否めない事実です。

人間ドックを受けて入れば、初期段階で病気を発見でき、すぐに治療に移ることができます。また、初期の段階で治療をすれば、手術や入院、そして回復に要する期間も、そしてお金もそれほどかからずに済みます。

それから、どこも悪い部分が見つからなかった場合は、自分が健康体であるいう安心感を持って生活を送ることができます。
人間ドックの悪いと思う部分は、価格設定が高いところではないでしょうか。保険が適用されないので、仕方がないことだとは思いますが、それにしても、高額すぎるのではないかと思ってしまいます。

症状がないため、健康体なのにもかかわらず、無駄なお金を使っているという意識がどこかに生まれてしまいます。

そのため、なかなか人間ドックへ行こうという気持ちに向かないのも事実です。また、宿泊タイプや日帰りタイプなどがあると思うのですが、1日中検査をしなければならないのは、かなり苦痛に感じます。
人間ドックを受ける事で、普段はとても健康だと思って過ごしていても、実は機能が低下している部分や、見つかり難い病気を発見する可能性があります。

また、癌などの早期に見つけなければ後々手遅れになってしまう様な大病も、早期に見つけられるかもしれないので、早く対応する事が可能です。

普段からの生活習慣での悪い所が一目瞭然となるので、生活習慣の改善や健康への意識が高くなり、日常生活で何が健康に良くて、何が良くないのかの判断基準が出来ます。
人間ドックはお手軽に出来るものではありません。まず非常に高額である事が殆どであり、普通の所得の人では中々手が出ないというのが現状であります。高額を払うだけの費用対効果がある場合とそうでもない場合があります。

そして、時間をとても取られてしまうという事。人間ドックには色々と種類がありますが、ものによっては泊まりがけという事もあり、仕事が忙しく受けた方がよい人程受けにくいものです。

再検査などの率が高く一度では済まない場合も多くあるのは、検査精度が高くないとも言えます。
人間ドックを良いと思う点は、自覚症状がない段階から癌などの病気を発見することができるところだと思います。通常の健康診断では簡易検査的な感じが強く、病気を見逃す可能性があり早期発見まではできないと思います。

それに対して、人間ドックは入院しながら全身において精密検査を行うので、病気の兆候を見つけたり、早期の病気を見つけたりすることが可能です。また、人間ドックを受けて問題がなければ「健康である」ことがわかって安心です。
人間ドックを良くないと思う点は、精密検査をしてもらうので費用が高額になります。従って、お金に余裕がない方は受けたくても受けられない現状があると思います。

また、費用だけでなく何日か入院する場合がありますので、忙しい方は受けるのが時間的に難しいかもしれません。

その他に良くないと思う点は、検査結果が出て何か病気があることがわかった場合に、精神的にダメージを受ける可能性があると思います。病気を早期発見したいけど、病気が見つかるとショックだと思います。
人間ドックの良いと思う点は、言うまでもなく、自分の健康状態を知ることと、病気の早期発見・早期治療につながることです。

人間というのは、普通に生活できるのが不思議なくらい、実は精密に体がつくられています。ですので、本来体におかしなところがあると、痛みというかたちで体が異変を教えてくれます。

しかし、体の異変を感覚的に知ることができればいいのですが、痛みなどがあらわれない病気に関しては、こういった人間ドックなどの検査で知る以外に方法はありません。

ですので、定期的に人間ドックを受けることは、健康維持のためにとても必要なことなのです。
人間ドックの良くない点は、これはしょうがないことなのかもしれませんが、高額な費用がかかってしまうことです。健康維持のために必要な人間ドックですが、当然のことながらそのためにはそれなりの費用がかかってしまいます。

だいたい相場では数万円といったところで、お金持ちの人ならいざ知らず、不況にあえぐ一般家庭の方々には決して安くない出費です。

それでも1年に1回行くか行かないかというものですから、長いスパンでみれば本来そんなに高くはないのかもしれませんが、この料金の高さが人間ドックに行くのを躊躇してしまう1つの原因であると私は考えています。
参考サイト
日本人間ドック学会 ここカラダ