メリット デメリット
初期投資費用を抑えられる 最終的に自分のものにはならない
契約期間終了後、新製品への移行の決断が容易 契約終了後、新製品へのデータ移行が大変
基本的には最新型の機種を利用することができる 途中解約が不可能であることがほとんど
税制面で有利なことが多い 初期費用や設置作業費用などがかかることがある
金利変動による損失を受けない 金利は比較的高めに設定されている
複数企業を比べて相見積もりを取ることが可能 アップグレードを勝手に行えないことが多い
多くの企業がリースを利用している カスタマイズにもかなり制限がかけられている
アフターフォローも受けられる たいしたフォローにならないこともある
賛成意見 反対意見
まず会社などでリースしている場合、決められたリース期間が終わると最新の機種に替えてもらえる点が魅力です。常に最新の環境で作業したい場合などには助かります。

あと、アプリケーションなども同時リースできる事があり全てを購入する場合に比べて、初期投資が安く済みます。

最後に、これが一番のメリットかと思いますが、アフターフォローしてもらえる点です。

パソコンに不具合が起きた場合や、トラブルが発生した時すぐに駆けつけてもらえ、場合によっては交換してもらえます。パソコン初心者にとっても嬉しい点です。
長い期間使うなら、購入した方が結果的に安くなる事が多いです。また、会社で使っている場合、誰か辞めてもリースの期間が終わるまで途中解約出来ない事もあります。

あと、細かい事ですが、リースが終わって返却時にデータを移動させたりの片付けが面倒です。

最後に、私はmacユーザーなのですが、リースセンターに詳しい人間が少ないので、トラブルがあった場合、macサポートセンターに電話してくれと言われた事がありました。

アフターフォローも含めてリースしているので、そんな事を言われたら、もともこもありません。
パソコンリースの良い点は、ある程度長く契約するのであれば、パソコンの新機種が出たり、新しいソフトが出たときに、そのタイミングに合わせて新しい機種やソフトに更新できるところです。

自前でパソコンやソフトを購入した場合は、新しい機種やソフトに買い換えるか、新機種を買い足さないと、最新の状態では使えません。

そしてリース契約の場合は毎月のリース料が必要経費として処理できます。またパソコンの台数を増やしたり、減らしたりという要望も契約次第では変更可能です。
自前で買う場合、ネットショップなどで探せば、格安の商品を購入することも可能です。ソフトも人から借りて使ったり、コピーしてもらえば費用はかかりません。

ですから安いパソコンを自前で買って2~3年使えば、リースで2年契約した場合に支払う料金でパソコンが永遠に自分のものになる計算です。

ということは3年以上リースするつもりならば、購入したほうが絶対にお徳です。長期間使うならば、リースよりは購入したほうが、経済的だということです。
私の会社で使うパソコンは全てリースなので、リースが良いと思っています。コンピューターは技術革新が早く、端末はすぐ古くなってしまい、リースでないと、データの移行が必要になります。

また、保守管理も会社で行なわなければなりませんので、人的労力を考えると、パソコンの保有台数が多ければ多いほど、莫大な経費がかかってしまいます。

その点、リースにして、保守点検費用も全部込みで契約することにより、パソコンを購入するよりも安く、そして安全に管理することが可能となります。
良くないと思う理由は、経費を節減するため、能力の劣る古い機種を引き延ばして使う傾向があるので、ウイルスの脅威に対する脆弱性対策が非常に弱いところです。

実際、我が社では、OSはまだウィンドウズXPを使っていますし、ブラウザはインターネットエクスプローラー6を使っていて、懸念の声が上がっています。

また、リースパソコンだと、アドミニスター権限が強く、カスタマイズがまったくできないのは、仕事の上で非常にやりにくく、作業効率が落ちます。
参考サイト
Wikipedia パシフィックネット