メリット デメリット
自損事故の補償が可能 保険料が高くなる
当て逃げされた際の補償が可能 高級外車やスポーツカーなどは加入できない場合がある
車両を盗難された際の補償が可能 合法的な改造車でも加入できない場合がある
車両に落書き等のいたずらをされた際の補償が可能 地震や津波による被害は補償されない
台風や洪水や落下物などによる損害の補償が可能 火山噴火による被害は補償されない
保険に入っているという安心感を得ることができる 補償されないケースが何通りかある
国産車外車問わず。ほとんどの車種が加入できる 掛け捨ての保険である
通販型なら保険料を多少抑えることができる 普通の任意保険と比べると必ずしも必要とは言い切れない
賛成意見 反対意見
いくら入っていても万全とは中々言い切れないのが、自動車関連の保険でありますが、車両保険というのはそういった不安を随分と和らげてくれる保険と言えます。

まず何と言っても、車両保険は補償内容が非常に手厚いのが売りであります。ありとあらゆる事故やアクシデントに対応しているのが車両保険の持ち味です。

自動車を自らの不注意で自損した場合において、車両保険にさえ入っていればと思う事は誰しもが体験する事であり、自動車の保険を万全に近付ける保険と言えるでしょう。
普通の自動車保険は、ある程度の年齢や運転歴に合わせて随分と安くなっていくのですが、車両保険はその様な場合であっても驚くほど高くつきます。

手厚い補償が売りとはいえ、庶民ドライバーにとっては中々手が出せる金額ではありません。そして、一度使うと掛け金がとても高くなってしまうというのも手が出し難い要因です。

せっかく高い金額を払って加入していても、使ってしまうと値段が高くなり過ぎて、得をしたのか損をしているのか分からないと思ってしまうパターンもありえます。
事故を起こした時、どんな事故状況であろうと自己負担なく自分の車を修理できるところが良いところだと思います。もし全損となった場合でも設定金額全額が保険金として支払われるので新しい車を手に入れることも容易になります。

自分がいくら気をつけてももらい事故をしてしまうこともあります。そう言う時に車両保険に入っていると安心です。

駐車場に止めている間に当て逃げの被害に遭ったとしても車両保険さえあれば、修理費用が補償されます。車両保険に加入していれば安心して車を運転することができます。
車両保険に加入することのデメリットは保険料の高さです。若いころって等級も低く保険料がかなり割高です。だから車両保険に加入することをためらってしまういます。

けれど事故が多いのは、その若い世代なんです。なのに保険料がかなり高くなってしまって入れないのでは意味がありません。

折角ばっちり加入していたとしても事故が起きなければ払い込んだ保険料は1銭たりとも帰ってこないのも、良くないと思う点です。税制上のメリットもあまりない自動車保険にはそんなにお金をかけたくありません。
車両保険の良い点は、補償の内容が手厚いことです。通常の自動車保険では保証されない、車の車庫入れ時に車に傷を付けてしまう、などの自損事故でも車の損害を補償できます。

更に、事故相手が無保険だったとしても保険で車の修理ができます。車への損害を起こした相手が分からない場合でも、保険金が支払われることも特徴です。

例えば、当て逃げ、盗難、火災、イタズラなどが挙げられます。こういった事は往々にして起こりうるものなので、価値が高い車に乗っている場合は、車両保険に加入しておいた方が安心です。
保険料が高いということが、車両保険のもっとも良くないところだと思います。車両保険を付けると等級が下がり保険料が上がります。

手厚い補償があるとはいえ、何も事故などが起きなかった場合でも、割高の保険料を払い続けなくてはなりません。

また車の価値分のみ補償されるので、車の価値が低い車にはあまり意味がありません。

補償金額は、車が古くなれば古くなるほど下がっていくので、修理費用全額が支払われないこともあり得ます。修理金額の上限が同等車種の時価に設定されているためです。
車の傷を修理するとき、傷の程度によっては修理費が軽く10万円を超えてしまうことも珍しくありません。それをカバーできるという点で車両保険は良いと思っています。

加害者が明確な傷なら相手の保険を使って修理してもらうことができるけど、当て逃げなどの場合は自分で直すしかありません。その時に自費で支払うことに比べれば、車両保険を適用できるのは魅力的です。

実際、私自身は以前強風で煽られて飛んできた金属片によって車に傷が付いたことがあります。かなり大きな傷がついてしまいましたが、車両保険で直すことが出来てとても助かりました。
車両保険の補償内容にはいくつかの種類があって、自分で必要だと思う内容を選ばなくてはいけないのが少し面倒かもしれません。しかも車両保険は保険料が高めです。

自動車保険を節約したいなら車両保険を縮小すると良いと言われるくらい、保険料の中で占める割合が大きな項目になっています。

そこで補償内容が少ないエコノミーを選んでしまった場合、どうしても補償対象が限られるので車両保険を使いたい時に使えない可能性が出てきます。

充分にカバーできないなら付帯しても意味がなくなってしまうし、充分なカバー力を備えさせると保険料が高くなるのは難点だと思います。
参考サイト
イーデザイン損保 未来車