メリット デメリット
台湾の町の景色や文化などを知ることができる 地上波ではほとんど放送されない
日本の漫画作品をリメイクしたものも多い BSやケーブルテレビでも放送されている作品は少ない
俳優も女優も綺麗 DVD化されている作品は少なめ
恋愛ドラマが特に作り込まれていて面白い 若者向け作品が比較的多い
台湾ドラマを扱うケーブルテレビ局が増えてきている レビューや感想を書いているサイトが少ない
過去の作品をDVDやオンラインで見ることができる 日本で有名な俳優や女優が少ない
日本人俳優や女優が出演している作品も多い DVDレンタルショップなどでも取り扱いが少ない
日本語を話せる俳優や女優もいる 見ている人が少ないので友人らと話ができない
賛成意見 反対意見
台湾ドラマの良いと思う点は、出演している俳優や女優が目鼻立ちの良い美しい顔をしている点です。

台湾の方は全体的に、目が大きくはっきりしている方が多いですが、それは俳優女優でも同様で、一見すると西洋人のような容姿の整った俳優陣を観ると目の保養になります。

また、台湾の市街地だけではなく、地方の建物や街も写りますので、台湾の魅力をトータルで楽しむことができます。私は以上の点が、台湾ドラマの優れた点だと思います。
台湾ドラマの中にはドラマチックなものも多いのですが、放映されている回数が非常に多いので、途中で見るのが面倒になってしまうことがあります。

また音楽の使い方も独特で、日本ではありえないコメディチックな効果音が入っていたり、いい雰囲気の時に流れる音楽がいきなり切れてしまうので、ドラマを見ていても時々笑いそうになってしまいます。

日本のドラマと比べると、音楽などがまだまだ古い感じがするので、その点を改善してほしいと思います。
台湾ドラマの良いところは様々ありますが、あえてひとつだけあげるならば、なんといってもドラマの原作として、日本で人気がある漫画や小説などを使ってくれている作品があるということだと思います。

日本人として、日本の文化を台湾の人たちが愛してくれていることは素直に嬉しいことですし、なによりドラマの筋を理解するのが簡単にできます。

普段私たちが慣れ親しんでいるような物語を、外国の方が演じているのを見るのは、新鮮ですし、刺激になります。
台湾ドラマを鑑賞するうえで悪く思うところは、出演者にアイドルのような人たちが多いところでしょうか。そうはいっても日本のドラマも同じなので、あまり強いことはいえませんが…。

私としては円熟した役者の演技だとか、癖のある人物などを見てみたいと思っているのに、綺麗な顔をしたアイドルがご活躍されているのを見ると、少し残念に思えます。

とはいえ、出演されている方々の容姿が端麗だということは、やはり見ていて気持ちの良い点もありますので、強く否定はできません。
俳優さんが日本人と似た感じの風貌なので、感情移入しやすいです。台湾は親日というイメージもあってか、ますます親近感を感じてしまうのがその大きな要因かも知れません。

内容もキュートでキュンとするような題材が多いのも魅力です。特に、ハイスクールを舞台に恋愛ドラマを作らせたら、右に出る者はいないのではないでしょうか。

恋愛のドキドキを描くのが、日本の少女漫画ばりに上手ですね。華のある役者さんが多いので、見ていても目の保養になります。
社会派と呼ばれるような骨太のドラマがないのが不満です。軽いタッチのドラマは最高なのですが、人間の心理をえぐるようなダークなドラマで良いものに巡り会ったことがありません。

もっと社会に対して問題提起するような、そんなチャレンジ精神にあふれたドラマが出てくるとエンターテイメントとしての幅もレベルも高まるのにな…と残念に感じます。

台湾の年配の役者さんにあまり魅力的な人がいないのも、そういったドラマが少ない原因なのかも知れません。
参考サイト
Wikipedia BS11