メリット | デメリット |
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リラックス効果 | 健康リスク |
ストレス軽減 | 寿命の短縮 |
集中力向上 | 依存性が高い |
社交の場の提供 | 周囲への悪影響(受動喫煙) |
食後の満足感 | 経済的負担 |
体重管理 | 歯や肌への悪影響 |
気分の向上 | 肺活量の低下・体力の低下 |
ルーティンの確立 | 社会的制約が増加 |
作業の合間の休憩時間を確保 | 妊娠・胎児への悪影響 |
個人のアイデンティティの一部になることも | 火災リスクの増加 |
たばこのメリット
上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。
リラックス効果
たばこに含まれるニコチンは、中枢神経に作用してリラックス効果をもたらします。喫煙時に吸い込んだニコチンは数秒以内に脳に到達し、神経伝達物質であるドーパミンの分泌を促します。これにより、快楽や安心感を得られるため、精神的な緊張が和らぐと感じる人が多いです。また、喫煙という動作そのものが習慣化すると、「たばこを吸うこと=リラックスすること」という条件反射が形成され、たばこを吸うことで心理的に落ち着くようになります。しかし、これはニコチン依存の一部であり、禁煙すると逆にストレスが増す場合もあります。喫煙によるリラックス効果は一時的なものであり、長期的には健康を害する可能性がある点に注意が必要です。
ストレス軽減
喫煙はストレス解消の手段として利用されることが多く、特に仕事や人間関係でのプレッシャーを感じる人にとって、一服することで気分が落ち着くとされています。これはニコチンが副交感神経を刺激し、一時的にリラックスを促すためです。さらに、喫煙という行為そのものが「気分転換」や「休憩」として機能するため、ストレスが多い環境では喫煙が習慣化しやすくなります。しかし、実際にはニコチンの効果が切れると逆にストレスホルモンの分泌が増え、イライラが募るため、喫煙を続けないと落ち着かなくなる「負のスパイラル」に陥ることもあります。結果的に、ストレス軽減のために喫煙を続けることで依存が深まり、健康リスクが増加することも理解しておく必要があります。
集中力向上
喫煙すると、ニコチンが脳内のアセチルコリン受容体を刺激し、一時的に覚醒効果をもたらします。これにより、集中力や認知機能が向上し、作業効率が上がると感じる人もいます。特に、長時間のデスクワークや勉強を行う人にとって、短時間の喫煙は頭をスッキリさせる効果があるとされています。また、たばこを吸うことで一定のリズムが生まれ、仕事や勉強の区切りをつける習慣として機能する場合もあります。しかし、ニコチンの効果は一時的なものであり、依存が進むとニコチン切れによる集中力の低下が発生し、逆に喫煙しないと作業効率が落ちる可能性もあります。長期的には、健康リスクや依存の影響を考慮する必要があります。
社交の場の提供
喫煙者同士の交流が生まれやすいのは、喫煙所という限られた空間で共通の行動を行うからです。特に、職場では喫煙所が「本音を話せる場」として機能することが多く、上司や同僚とのコミュニケーションの機会を増やす要因となることもあります。また、喫煙を通じて新しい人脈ができることもあり、ビジネスの場においても一定のメリットがあります。しかし、近年では禁煙・分煙が進んでおり、喫煙可能な場所が減少しているため、喫煙者にとっての社交の場の役割は以前ほど強くなくなっています。また、非喫煙者との間に溝ができる場合もあるため、喫煙の社会的影響を考慮することが重要です。
食後の満足感
食後にたばこを吸うと、満腹感が増すと感じる人が多いです。これは、ニコチンが消化器官の働きを調整し、リラックス効果とともに満足感を高めるためです。特に、油っこい食事やアルコールを摂取した後にたばこを吸うと、口の中の味をリセットする効果があると感じる人もいます。さらに、喫煙が習慣化している人にとっては、食後の一服が「食事の締め」として心理的に定着しているため、吸わないと落ち着かないこともあります。しかし、食後の喫煙は消化を妨げたり、胃の粘膜にダメージを与えるリスクもあるため、健康面での影響を考慮する必要があります。
体重管理
喫煙には食欲を抑える作用があり、体重管理に役立つことがあります。ニコチンが脳内の食欲抑制ホルモンに影響を与えるため、喫煙者は非喫煙者に比べて食事量が減る傾向にあります。また、禁煙すると食欲が増し、体重が増加することがあるため、ダイエットのために喫煙を続ける人もいます。しかし、健康を損なうリスクを考えると、たばこによる体重管理は推奨されません。また、喫煙者の中には代謝が悪くなり、痩せにくくなる人もいるため、健康的な食生活や運動を取り入れる方がより良い選択と言えます。
気分の向上
ニコチンはドーパミンの分泌を促すため、一時的に気分が良くなります。特にストレスが多い環境では、この効果によって気分転換がしやすくなります。しかし、長期的には依存が形成され、喫煙しないと気分が落ち込む状態になる可能性があります。
ルーティンの確立
喫煙をルーティンにすることで、日常生活のリズムが整うことがあります。しかし、これは依存の一形態であり、たばこに頼らない生活リズムを作る方が健康的です。
作業の合間の休憩時間を確保
喫煙を理由に休憩を取ることで、仕事や勉強の効率が上がることがあります。ただし、これは喫煙に限らず、適切な休憩を取ることで同様の効果が得られます。
個人のアイデンティティの一部になることも
一部の人にとっては、喫煙がライフスタイルや個性の一部として認識されることがあります。しかし、社会の禁煙化が進む中で、その価値観が変わりつつある点も考慮すべきです。
たばこのデメリット
上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。
健康リスク
たばこには約70種類の発がん性物質が含まれており、肺がん、喉頭がん、口腔がん、食道がんなどのリスクを大幅に高めます。さらに、たばこに含まれる一酸化炭素やタールが血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクを上昇させます。また、喫煙は慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支炎の原因となり、呼吸機能が低下し、日常生活の質が著しく低下することがあります。特に長期間の喫煙は、酸素供給の低下や免疫機能の低下を招き、感染症や様々な病気にかかりやすくなります。
寿命の短縮
多くの研究で、喫煙者は非喫煙者に比べて平均寿命が短いことが示されています。例えば、日本では喫煙者の寿命は非喫煙者に比べて約10年短いとされており、特に長期間喫煙を続けるとその差は顕著になります。喫煙は全身の細胞に慢性的なダメージを与え、老化を加速させます。また、喫煙関連疾患(がん、心疾患、COPDなど)のリスクが高いため、病気による生活の質の低下や医療費の増加も伴います。
依存性が高い
たばこに含まれるニコチンは強い依存性を持ち、ヘロインやコカインと同程度の中毒性があるとされています。喫煙を続けると脳がニコチンに依存するようになり、禁煙するとイライラや集中力の低下、不眠などの禁断症状が現れます。これにより、禁煙を試みても途中で挫折する人が多いです。
周囲への悪影響(受動喫煙)
喫煙者だけでなく、周囲の人も受動喫煙による健康リスクを負います。受動喫煙は肺がんや心疾患のリスクを高め、特に子供や妊婦にとっては深刻な影響を与えます。さらに、三次喫煙(服や家具に付着したたばこの有害物質)による健康リスクも問題視されています。
経済的負担
たばこは年々価格が上昇しており、長期間喫煙を続けると経済的負担が大きくなります。例えば、一日1箱(600円)のたばこを吸う場合、年間で約22万円、10年で約220万円の出費になります。このお金を貯蓄や他の趣味に回せば、より有意義な使い方ができるかもしれません。
歯や肌への悪影響
喫煙によって歯が黄ばみ、口臭が悪化しやすくなります。さらに、血流が悪化することで肌の老化が早まり、シワやシミが増える原因となります。特に女性にとっては美容面での影響が大きく、肌のハリが失われたり、くすみが目立つようになります。
肺活量の低下・体力の低下
喫煙は肺の機能を低下させ、酸素供給能力を減少させます。そのため、運動時の持久力が落ち、息切れしやすくなります。特にスポーツをする人にとっては、パフォーマンスの低下に直結するため、大きなデメリットとなります。
社会的制約が増加
近年、禁煙エリアが増え、喫煙者が肩身の狭い思いをすることが多くなっています。職場や公共施設では喫煙所が減少し、飛行機や新幹線などでも禁煙が一般的になっています。また、喫煙によるマナー違反(ポイ捨て、副流煙など)が問題視されることもあり、喫煙者に対する風当たりが強くなっています。
妊娠・胎児への悪影響
妊娠中の喫煙は胎児の発育に悪影響を与え、早産や低出生体重児のリスクを高めます。また、妊婦が受動喫煙を受けることでも同様のリスクが発生します。喫煙は胎盤の血流を悪化させ、胎児への酸素供給を妨げるため、健康な成長を妨げる可能性があります。
火災リスクの増加
喫煙による火災は依然として多く、特に寝たばこや不適切な処理が原因で火災が発生することがあります。マンションやアパートでは、たばこの不始末による火災が大きな被害をもたらす可能性があるため、十分な注意が必要です。
みんなの意見
賛成意見 | 反対意見 |
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たばこは嗜好品ですので、そもそもが楽しみを目的にしたものです。自分好みの味や香りのものを探す楽しみがあり、実は奥が深いところが良い点です。「紫煙をくゆらす」という表現もあるように、ある種のロマンチックな側面を持っており、似合う人が吸っていると非常に絵になるところも良いと思います。煙草には気分を落ち着かせたり、気晴らしになる側面がありますが、お酒と比べると短時間でその効能が味わえるところも良いです。また、お酒の場合、飲んで判断力が鈍ったり人格が変わったりして、事故や事件につながるケースもありますが、煙草を吸ってもそのようなことは起こりません。副流煙が非喫煙者に与える影響は無視できませんが、きちんと分煙されている限りにおいては、むしろお酒より良い気晴らしなのではないかという気がします。 | 喫煙者している人の中には味覚障害や食べ物の味が分かりずらくなっている人も多くいると聞きます。それは明らかにタバコによって味(舌)の感覚がにぶくなっているとんだと思いますし、食欲を半減させる事にも繫がります。また喫煙量が多くなるとタンなどもからみ易くなったり、健康状態にも影響が出来る場合があると言われているので、やはり喫煙は総体的に見ても体には良くないと感じます。 |
私はたばこを吸わない派です。吸わないけれども、たばこが世の中に有っていいと思う点は「コミュニケーションが図れるということ」です。禁煙が言われて久しい世の中ですが、多くのオフィスには未だに多くの喫煙ルームが健在しています。私の知人には「タバコを吸えないけれども、吸えるフリをして喫煙ルームに潜り込んでいる」人もいます。タバコを吸いながらでないと出来ない、男同士の話もあるようです。たばこが廃止されてしまったら、男同士のリフレッシュタイムは無くなってしまうのでしょうか。気持ちのやり場がかえって無くなってしまうと思います。 | 煙草を吸うと健康を害するリスクが発生します。疫学的根拠は未だ示されていないとも聞きますが、統計上は煙草の悪影響は明らかです。また、非喫煙者にとっては匂いが不快に感じることも多く、他者の吸った煙草のツンとした匂いが自分の服に付着するなどの迷惑もあります。副流煙により、非喫煙者の健康にも悪影響を与える点も良くないと思います。また、喫煙者自身のマナーにより不快感を覚える局面もあり、例えば歩き煙草は非常に迷惑ですし、ポイ捨てされた吸い殻が路上に落ちているのを見ると残念な気持ちになります。加えて、喫煙者は定期的に一服したがりますが、非喫煙者としてはその間喫煙者が喫煙を終えるのを待つために手持無沙汰になったり、仕事の合間に一服のために抜け出す喫煙者を見て嫌な気持ちになることもあります。以上がたばこの良くないと思う点です。 |
タバコのいいところは、ストレス発散になるところです。すごく、イライラしてもタバコを吸うことで気持ちを落ち着かせることができます。また、時間を潰すことが出来るのでやることがない時に吸うと時間が潰れていいです。また、喫煙所はふれあいの機会でもあるのでタバコを吸いながら話をすることも多くなります。そこで仲良くなったりすることもあります。タバコを吸うことで気持ちが落ち着くので話がしやすいのかなと思っています。 | たばこを吸わない一派として、たばこの煙は「毒」以外の何物でもありません。道を歩いていてたばこを吸っている人の煙の臭いを浴びてしまうと、お気に入りの洋服が汚れてしまった気がして台無しの気分になります。夫がかなりのヘビースモーカーなので、たばこの吸っている人特有の臭いが、正直受け付けません。消臭スプレーをかけても消えない臭いに戸惑います。肺がんや脳梗塞を引き起こすたばこは、消えてしまえるものなら無くしてほしいと思います。たばこ税の増税には大賛成です。 |
喫煙は習慣化すると生活リズムをつくるために必要なことになります。例えば、朝起きた時、昼食後、休憩時間、仕事の終わりの一服などです。何か行動を起こす前や後にたばこを吸うことで、気持ちの切り替えができるのです。だから私は喫煙習慣をやめることはなく、ライフスタイルに溶け込んだ習慣だと思っています。もう20年以上続けていますが、たばこによる体調不良などを起こしたことはありません。1日に吸う本数を決めていれば健康に害はなく、むしろ精神的な安定に繋がると思います。 | 良くないところは、なんといっても身体に悪いところです。また、吸ってる本人よりも副流煙の方ががいがあると言われていますが、周りの人を巻き込んでしまうのは良くないところだと思います。また、喫煙者はタバコを吸えないととてもイライラしてしまうことがあるので周りの人に当たってしまうことがあるのでそこがデメリットです。また、タバコの依存性が強くなってしまうので辞めたくてもやめられないのが良くないと思います。辞めるきっかけがないとやめられないのが、デメリットです。 |
タバコを吸っている事によってストレスがたまらないと言う場合もあると感じています。例えば、仕事の合間や作業の合間に一服を入れる事によって、脳も気持ちもリラックスが出来るので、タバコを一服する時間というのは凄くリフレッシュ繫がるのです。甘いお菓子などを食べたりするよりもタバコで一服する方が体型にも響きませんし、コレステロール値も上らず済むのが良い点だと感じます。 | 喫煙場所が限られているので、外出先でたばこが吸いたい時は困ります。特に最近は、飲食店で全席禁煙にしている所が多く、利用しづらいと感じます。たばこを吸いたいがために、いつも同じ店になったり、禁煙タイムが終わる頃まで待って入店するのが面倒です。私はコーヒーが好きで1日に5~10杯くらいは飲みますが、たばこを吸いながらだと稀に吐き気がします。カフェインとニコチン、タールを摂取しすぎたら、体に負担がかかりやすいのでしょう。大きな病気はしていませんが、40歳を越えたら体力も落ちるため、もう少し本数を減らそうかなと考えています。 |