メリット デメリット
世界的な認知度が高い 受験料が高い
アカデミックな英語力を測定できる 試験時間が長い
スピーキングテストがある スピーキングが機械相手なので不自然
ライティングの採点が比較的公平 試験内容が難しい
試験日が多く、予約しやすい 日本国内ではIELTSの方が認知度が高いこともある
スコアの有効期限が2年間 試験会場の環境が影響することがある
試験結果が迅速に届く スコアの細かい要求がある
リスニングの速度がネイティブレベル リスニングの先読みが難しい
試験内容が実践的 ライティングがテンプレートに依存しがち
自宅受験が可能 キャンセルや変更が難しい

TOEFLのメリット

上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。

世界的な認知度が高い

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスをはじめとする世界150か国以上の11,500以上の大学・機関で認められています。特にアメリカやカナダの大学では、TOEFLが英語能力証明の標準的な試験とされていることが多く、留学を目指す学生にとっては非常に重要な資格です。さらに、TOEFLスコアは大学入学だけでなく、奨学金の申請、ビザ取得、海外就職の際の英語能力の証明としても利用されることがあります。認知度が高いため、取得したスコアの活用範囲が広く、一度取得すればさまざまな場面で役立つ点が大きなメリットです。

アカデミックな英語力を測定できる

TOEFLは、大学や大学院での学習に必要な英語力を測ることを目的とした試験です。そのため、試験内容はすべてアカデミックなトピックに基づいており、大学の講義や研究論文の読解、ディスカッション、エッセイ作成といった場面で必要となるスキルを試されます。例えば、リーディングセクションでは学術論文のような文章を読み、リスニングセクションでは実際の大学の講義に近い形式の音声を聞いて理解する能力が求められます。このような形式の試験は、留学後の学業に直結するため、TOEFLで高スコアを取得することは、実際に大学で学ぶ際の準備にもつながります。

スピーキングテストがある

TOEFL iBTにはスピーキングセクションが含まれており、4つの課題に対して英語で話す能力が試されます。スピーキングの試験はコンピュータに録音する形式で、対面でのインタビューではないため、試験官のプレッシャーを感じにくいというメリットがあります。また、試験内容は実際の大学生活に即したものが多く、例えば「講義の要点を要約する」「意見を述べて理由を説明する」など、留学先で実際に必要となるスピーキングスキルを鍛えることができます。特に、日本の英語教育ではスピーキングの機会が少ないため、TOEFLを通じて実践的な英語の話し方を学べる点も魅力です。

ライティングの採点が比較的公平

TOEFLのライティングセクションは、人間の採点官とAI(自動採点システム)の両方によって評価されます。そのため、採点のバイアスが少なく、公平な評価が期待できます。特に、採点基準が明確であるため、受験者は「論理的な構成」「語彙の多様性」「文法の正確さ」といった点を意識して対策することが可能です。TOEFLのライティングは、単なる英語の文章力だけでなく、論理的な思考能力も評価対象となるため、大学でのレポート作成やエッセイライティングのスキル向上にも役立ちます。

試験日が多く、予約しやすい

TOEFL iBTは、世界各地でほぼ毎週のように試験が実施されており、受験者は自分のスケジュールに合わせて試験日を選ぶことができます。特に、日本国内でも主要都市に試験会場が多く、比較的予約が取りやすいという利点があります。さらに、自宅受験が可能な「TOEFL iBT Home Edition」もあるため、試験会場に足を運ばなくても受験ができる点も便利です。試験日が頻繁にあることで、留学の出願締切に間に合わせるために計画的に受験することが可能になります。

スコアの有効期限が2年間

TOEFLのスコアは試験日から2年間有効です。この期間は、多くの大学や機関がスコアを認める期間と一致しており、留学準備や出願の計画を立てやすくなっています。例えば、大学入学や大学院進学を考えている場合、早めにTOEFLを受験しておくことで、出願の際にスコアの準備に追われることなく、ほかの必要な書類や準備に集中することができます。

試験結果が迅速に届く

TOEFL iBTのスコアは、試験日から約6日後に公式サイトで確認できるため、出願やビザ申請に必要な場合でもスピーディーに対応できます。特に、留学の出願締切が迫っている場合や、追加のスコア提出が求められる場合に、結果を早く受け取れることは大きなメリットとなります。また、スコアはオンラインで確認できるため、郵送の手間も省けます。

リスニングの速度がネイティブレベル

TOEFLのリスニングは、実際の大学の講義やディスカッションに近い形式で出題されます。そのため、英語のスピードもネイティブレベルに近く、実際に留学した際に直面する英語環境に対応できるようになります。試験対策をすることで、速い英語を聞き取る力を鍛えられるため、留学後の授業についていくための準備としても有効です。

試験内容が実践的

TOEFLの試験内容は、単なる英語能力の測定ではなく、大学生活で求められるスキルを反映しています。例えば、リスニングでは「講義を聞いてメモを取り、要点をまとめる」問題があり、ライティングでは「文章を読んで講義を聞いた上で、両者の関係を説明する」問題が出題されます。これらのスキルは、実際の留学生活や海外での研究活動に直結するため、試験対策を通じて実践的な能力を身につけることができます。

自宅受験が可能

TOEFL iBT Home Editionは、自宅のコンピュータを使って受験できるオンライン試験です。試験中は監督官がオンラインで監視するため、不正行為が防がれつつも、自宅のリラックスした環境で受験できる利点があります。特に、試験会場が遠い場合や、感染症対策のために外出を避けたい場合には、自宅受験が大きなメリットとなります。

TOEFLのデメリット

上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。

受験料が高い

TOEFL iBTの受験料は、日本では約245ドル(約35,000円)と、IELTSや英検と比較しても高額です。さらに、試験の再受験が必要になった場合、費用がかさみます。また、スコアの送付には追加料金が発生することがあり、大学や機関ごとにスコアを送るとさらに費用がかかります。特に、学生にとっては負担が大きく、経済的な理由で受験をためらうケースもあります。試験対策のために予備校に通ったり教材を購入したりすると、さらに費用が増えるため、費用対効果を考えた上で受験計画を立てる必要があります。

試験時間が長い

TOEFL iBTの試験時間は約3時間と長く、集中力を持続させるのが難しい試験です。特に、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を連続で試験するため、体力的にも精神的にも負担がかかります。途中に短い休憩時間(10分間)が設けられていますが、それでも試験のプレッシャーが大きく、疲労が蓄積しやすいです。試験の後半になると集中力が落ちやすく、スピーキングやライティングで本来の実力を発揮できないこともあります。そのため、長時間の試験に慣れるための模試対策が必要です。

スピーキングが機械相手なので不自然

TOEFLのスピーキングテストは、試験官との対面ではなく、コンピュータに向かって話し、それを録音する形式です。そのため、会話の相手がいない状態で独り言のように話すことになり、自然な流れでスピーキングするのが難しいと感じる受験者もいます。また、試験会場では他の受験者も同時にスピーキングを行うため、周囲の音が気になって集中できない場合があります。英会話の練習を重ねてきた人にとっては、対面形式のIELTSの方が自然な会話の流れを作りやすいと感じることもあります。

試験内容が難しい

TOEFLは学術的な内容を扱うため、一般的な英語試験と比べて難易度が高いです。リーディングでは大学レベルの論文のような文章を読まなければならず、専門用語が多いため、文脈から意味を推測する能力が求められます。リスニングも大学の講義形式で行われるため、単なる日常英会話ではなく、学術的な話題に慣れていないと理解が難しいことがあります。特に、日本の英語教育では馴染みの薄いスピーキングとライティングのセクションが苦手な受験者も多く、高得点を取るには十分な準備が必要です。

日本国内ではIELTSの方が認知度が高いこともある

TOEFLはアメリカやカナダでは主流の英語試験ですが、日本国内ではIELTSの方が一部の大学や企業で優遇されることがあります。特に、イギリスやオーストラリアの大学ではIELTSが求められる場合が多く、日本の大学でも留学プログラムの条件としてIELTSのスコアを指定するケースがあります。そのため、受験前に自分の進学先や就職先でどの試験が有利かを調査する必要があります。TOEFLの方が認められる範囲は広いですが、日本国内ではTOEICや英検の方が馴染みがあるため、国内での利用価値は限定的かもしれません。

試験会場の環境が影響することがある

TOEFL iBTの試験はコンピュータを使用して行われるため、試験会場によって環境の差があります。例えば、会場のヘッドセットの音質が悪かったり、周囲の受験者の声がうるさかったりすると、スピーキングやリスニングの際に集中できないことがあります。また、会場によっては設備が古く、マウスやキーボードの操作感が悪い場合もあります。特に、日本の試験会場ではスペースが狭い場合があり、隣の受験者との距離が近いと集中しづらいこともあります。

スコアの細かい要求がある

多くの大学や機関では、TOEFLの「総合スコア」だけでなく、各セクションの最低スコアを指定していることがあります。例えば、「合計100点以上、ただしスピーキングは25点以上」といった条件がある場合、総合スコアが高くても一部のセクションが基準に達していないと不合格になることがあります。そのため、バランスよく得点を取る必要があり、一つのセクションが苦手だと全体のスコアに影響を与える点がデメリットとなります。

リスニングの先読みが難しい

IELTSではリスニングの設問を事前に確認できるため、何を聞くべきかの準備ができますが、TOEFLでは音声を聞いてから設問に答える形式です。そのため、先に問題を読んで予測する戦略が使えず、純粋なリスニング力が求められます。また、リスニングの内容は大学の講義やディスカッション形式で、話し手が複数いることもあるため、内容を正確に把握するのが難しいです。

ライティングがテンプレートに依存しがち

TOEFLのライティングは、論理的な構成が重視されるため、テンプレートを利用するのが一般的です。例えば、「Introduction(導入)→Body(本論)→Conclusion(結論)」の形式を使うことで、スコアを安定させることができます。しかし、テンプレートに頼りすぎると、自由な表現力が鍛えられず、本当に実践的なライティング能力が身につかない可能性があります。

キャンセルや変更が難しい

TOEFLの試験日は事前に予約する必要があり、日程変更やキャンセルには手数料がかかります。試験の直前に体調を崩したり、スケジュールの都合が変わった場合でも、簡単に変更できないため、慎重に受験計画を立てる必要があります。

みんなの意見

賛成意見 反対意見
英語の運用能力を総合的に測定することができるという点が最大のメリットです。

例えば、TOEICだとリスニングとリーディングの二技能しか計測できないのに対し、TOEFLはその二技能に加えて、ライティングとスピーキングを加えた四技能の英語運用能力を測ることができます。

更にTOEFLで出題される試験の内容はアカデミックなものが多く、海外留学を目指している人たちにとって、海外大学や大学院で頻出の語彙を覚える良い機会となります。そのため、TOEFLの学習をするのは良いことだと思います。
TOEFLに関して改善すべきだと思うのは、スピーキングのテストです。

コンピューター画面に向かって、指定された時間内に内容をまとめ、英語で話すというこの試験には、英語話者にとって最も重要なコミュニケーションというものが欠けていると思います。

以前TOEFLを受験した際、コンピューター画面に表示された内容について疑問があったのですが、相手はコンピューターなので、質問することもできず、結局モヤモヤした気持ちのままマイクを使って答えたことを覚えています。

こうした点が改善されない限りTOEFLには反対です。
TOEFLの良いところは点数で自分の英語力がどれくらいかが分かるところにあります。 アメリカの大学に入る(留学する)にはTOEFLの高得点が必要になりますが、TOEFLの勉強をしていると、基礎的な英語力がついてきます。

基礎的な英語力がついていくと、英会話が楽に会得できるようになります。そうなると、英語がとても楽しくなります。

それで、TOEFLの高得点を目指して勉強すると、自然と英語が得意になっていきますから、TOEFLはとてもいい英語の勉強法だとも言えます。
TOEFLの試験の時に、リスニングのテストがあるのですが、機械の調子が悪くて、音が極端に悪くて、聞き取りが出来なかったことがあります。そのために点数が低めになってしまって、もう一回受けなければならなくなりました。

どの会場でも、しっかりとした施設を準備する必要があるのではないかなと思いました。それにTOEFLの点数だけ良くても、実際には英会話力がない人もいて、実際の英語力と点数は比例しない場合があるという事実もあります。
TOEFLは英語の能力を測るにはとても良いテストだと思います。なぜなら、TOEFLにはリーディングとリスニングだけでなく、ライティングとスピーキングのテストも含まれているからです。

特に日本人は、英語のスピーキングスキルがとても低く、また苦手としています。

スピーキングテストがTOEFLに含まれている事により、実際に話す力をつける事が出来ると思います。読む・聴く・書く・話すという4つの能力を同時に高め、測る事が出来るのがTOEFLの良い点だと思います。
TOEFLの悪い点は、その時々によって問題の難易度が変わる事だと思います。

私も以前何度か受けた事がありますが、受ける度に点数が違っていたので、どの点数が自分の正確な点数なのか分からない時期がありました。良い点数を出す為には何度も繰り返しテストを受ける必要があると思います。

また、特にTOEFL iBTだと、パソコン上で操作を行うので慣れが必要ですし、特にライティングテストではタイピングの早い人が有利だと感じました。
TOEFLはあくまでも外国人がアメリカに留学し、アメリカの授業を着いていくための最低限のレベルをテストする試験です。なので、日常生活に感ずる英語ではなく、もっと専門的な知識に携わることを求めるためレベルが高いです。

英語で質問を聞き(Reading,Listening)、回答を話し(speaking)、そして書く(Writing)まで求めるテストです。話題は幅広く扱うため、社会全般的なことを広く勉強することができます。

単語もそれなりに難しい専門用語も携わることになりますが、深度ある英語の勉強にはTOEFLは良いと思います。
TOEFLは日常生活での英語ではなく、アメリカの大学校での授業について行けるのかを確認するための試験です。

つまり、日常生活に必要な英語のレベルより専門的な分野だし、アメリカの授業に必要としてる英語レベルにその目標があります。

もしアメリカに留学するつもりならTOEFLは必須ですが、日常生活もしくは会社での海外との取引のための英語ならそこまで要りません。

しかも試験申し込み料金はとても高く、場所も指定で遠く、アメリカの商売としてしか考えられません。大事なのは、目的にあう英語の勉強です。
TOEFLのよいと思われるところは、実際の使用する環境に則した勉強ができることです。

日本では有名なTOEICと呼ばれるテストは有名で知名度が高い代わりにテクニック的なところが解明されつつあります。逆に言うと真面目に勉強に取り組んでいなくても、テクニックをきっちり踏まえれば高得点が狙えるのです。

TOEFLは実際のアカデミックの場面で使える表現を学べるし、テクニックもないので純粋に英語力を伸ばせるし、評価もされやすいです。
TOEFLには日本人が苦手とするスピーキングのセクションがあります。ほとんどの人が英語を独学で学ぶので、ほとんどこのスピーキングのスキルを伸ばす手段がありません。

また、実際に英語をスピーキングする場面ではボディランゲージやシチュエーションなど、スピーキングの能力に頼らなくても十分にコミュニケーションが取れることが多いです。

そうした実際の側面を見ないでスピーキング能力だけを問うスタイルには私は共感できず、良くないと思います。