メリット デメリット
街並みが綺麗で歴史的建造物も多い 物価が高い
夏は暑くなりすぎず、非常に過ごしやすい 料理があまりおいしくない
紳士淑女の国ということもあり、礼儀正しい人が多い 一部の地下鉄の駅は汚く感じる
タクシー運転手のレベルが高く、どこでも知っている 水が日本とは違い硬水である
有名なサッカーチームがたくさんある 空港の入国審査で長い時間待たされる
有名な大学も多い 日本よりは治安が悪い
他のヨーロッパ諸国も周遊しやすい 格安ツアーを選択してもそれなりに高い
ロンドンからパリまでは約2時間30分で行ける 地域によっては英語の訛りが非常に強い
賛成意見 反対意見
英語圏の中で一番訪問しやすい国だと思っています。

私は英語はお世辞にも上手とは言えませんが、イングランド(特にロンドン)の方々の英語はとても聞き取りやすく、またこちらがあまり得意でないと分かると、ゆっくり丁寧に喋ってくれました。

公共標識や看板、お知らせにある英文も、子どもでも理解できる位の簡単な構文で書かれています。ガイドブック片手で十分に個人旅行が楽しめます。

後は何と言っても、ローマ時代まで遡れる文化遺産があちこち残っていることです。各地の著名な協会には、大抵と言っていいほど地下にあるローマ時代の遺構を保存しており、見学する事ができます。
ロンドンに限った事ですが、宿泊費用がとても高い事です。ある程度のホテル(日本でいうと6000~7000円代のビジネスホテル)でも、ルームチャージで日本円で15000円くらいはします。

私はB&B街の安い所に泊まりましたが、昔からのタウンハウス(これはとても嬉しかったです)なのでエレベーターは無し、部屋はスーツケースを広げると移動できないくらい狭いところでした。

これがちょっとでも地方都市となると半額~2/3まで下がるのですから不思議です。

後は料理です。安いところで済ませようとすると、野菜が全くと言えるほど取れません。スーパーでサラダパックを買って部屋で食べたくらいです。パブのメニューにはサラダがありますが、大抵売り切れでした。

スコットランドに入ると少しは改善されたでしょうか。旅行で長期滞在されて、野菜が摂れない事を気にされる方は気をつけた方が良いと思います。
イギリス旅行の良い点は、海外旅行で困る言葉が、当然英語であり、片言であっても通用する点です。レストランのメニューを見ても、どんな料理か、見当が着きます。これは重要ですね。

またイギリスはロンドンを足場に、イングランドを旅するだけで、ヨーロッパのエッセンスを堪能する事が出来ます。ロンドンには、良く知られたビッグベンやタワーブリッジ、更に大英博物館など、車窓観光だけでも楽しめます。

少し郊外に行けば、時々エリザベス女王も滞在されているウインザー城などもあり、コンパクトにヨーロッパ文明に触れることが出来ます。

更に、イングランドの中央部の丘陵地帯にある、コッツウォルズの田舎では、石造りの家が迎えてくれ、まるでおとぎの国のようです。ここで、アフタヌーンティーなどを頂けば、イギリスの良さを満喫し、リピーターになる事でしょう。
イギリスと言えば、食事が余り美味しくないと言うのが定評です。イギリス料理で思い浮かぶのはローストビーフぐらいでしょうか。

また日本料理が恋しくなっても、アメリカのように、安い日本食の居酒屋風の店は少なく、ロンドンの三越などで食べれば非常に高くつきます。

もちろん、ロンドンなどでは、イタリアンや中華料理を食べれば、食事には困りませんが、ちょっと残念ですね。

観光では、利点の裏返しで、どうしてもツアーではイングランドが中心で、西のウエールズや北のスコットランド、ましてや北アイルランドなどを訪れる機会が少ない事です。

例えば、ウエールズに入ると高速道路の標識も英語とウエールズ語が併記されており、イギリスが今なを4つのカントリーの連合体である事が良く分かります。これも、少し残念な点です。
イギリスは、ロンドンをベースにして地方を訪れやすく、大都市から、田舎ののどかな田園風景まで、一つの国で多くの体験をできるなので、訪れるべき場所がたくさんあるのが魅力だと思います。

ロンドンだけでも、歴史的な重みを感じるビッグベンなどの有名な建築から、新しい観光スポット、美術館にショッピングスポットなど、見るべきものが多いです。

地方都市もそれぞれ特色のある発展をしているので、時間をかけて滞在し、色々なことを体験してみるのが面白いと思います。
物価が高く、特にロンドンは東京並み、ものによってはそれ以上に高いので、買物をしようと思っても、東京で買った方が安いというようなことも結構あります。

また有名な話ですが、食べ物は基本的にあまりおいしくなく、これといった名物も少ないので、旅行して食べる楽しみが少ないのは残念な点です。

また、どこに行っても観光客が多く、特に日本人観光客の多さに、ちょっとげんなりしてしまいます。また、治安は基本的には良いと思うのですが人が多い場所ではスリなどの被害も多いと聞きます。
イギリスが良いと思うのは、まず英語が通じるという所です。学生時代にヨーロッパを周遊して最後にイギリスに入った時は本当にホッとしました。それまでの国ではあまり英語が通じなくて困ったからです。

また私は紅茶が大好きなので、どこでも美味しい紅茶が飲めるのもありがたいです。紅茶を頼むとお茶を薄める為のお湯も必ず一緒についてくるので、他の飲み物よりもお得な感じがあります。

また王室御用達の美味しいジャムやクッキーなどもあり、甘いものに関してはお土産物には事かきません。
最近は都会の方は特に治安が悪くなったようで、街を歩いていても何となく怖い思いをすることがあります。

テロの危険性もあるので、チューブに乗る時もおっかなびっくりです。危険を感じつつも乗らざるを得ないのですが、それにしても初乗り運賃が高すぎると思います。

またレストランでの食事がまずい割に料金が高く、食事には本当に困ってしまいます。なぜ野菜も歯ごたえを残さずにクタクタになるまで煮るのでしょうか。ヨーロッパの他の国と比べても食文化はかなり低いような気がします。
参考サイト
Wikipedia 英国政府観光庁