発電の仕組み

太陽光発電の仕組み
※イラスト出典:四国電力

産業用のメガソーラーも家庭用太陽光発電も、基本的な発電の仕組みは同じです。より身近な家庭用太陽光発電を例に挙げて、仕組みを簡単にご紹介したいと思います。

  1. 太陽光電池モジュール
    まず、太陽電池が組み込まれたソーラーパネルから太陽光のエネルギーを吸収し、そのエネルギーを電力に変換します。この段階ではまだ「直流電力」なので、そのまま家庭用の電力として使うことはできません。
  2. パワーコンディショナー
    太陽光電池モジュールからパワーコンディショナーに電力を送り「交流電力」にすることで一般家庭で使える電力に変わります。簡単に言ってしまうと、1番で作られた電気を屋内で使用できる電気に変換するのがパワーコンディショナーです。
  3. 屋内分電盤(ブレーカー)
    「交流電力」は次に屋内分電盤(ブレーカー)に行きます。この屋内分電盤を通じて屋内の各所に電気を送ります。
  4. 電力メーター
    太陽光発電を導入すると、今まで使っている電力メーターとは別に、専用のメーターが設置されます。このメーターによって電気を買ったり売ったりするやり取りが自動的に行われます。
メリット デメリット
再生可能エネルギーである 初期費用が高額
電気代の削減が可能 天候に発電量が左右される
環境に優しい(CO2排出が少ない) 設置場所に制約がある
災害時の非常用電源になる 夜間は発電できない
売電による収入が得られる可能性 蓄電池がなければ電力を貯められない
メンテナンスの手間が比較的少ない 景観やデザイン性への影響
エネルギーの地産地消ができる 機器の寿命と交換コスト
国や自治体の補助金制度が利用可能 発電効率が経年で低下する
エネルギー価格の高騰リスクを回避できる 地域差
長期的には投資回収が可能 地震や台風による破損リスク

太陽光発電のメリット

上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。

再生可能エネルギーである

太陽光発電は太陽のエネルギーを利用する再生可能エネルギーの一種で、枯渇することなく半永久的に利用できます。化石燃料と異なり、燃焼を伴わないため環境負荷が非常に少なく、地球温暖化の原因となるCO₂や有害ガスの排出もありません。こうした特性から、クリーンで持続可能なエネルギーとして世界的にも注目されています。エネルギー資源の輸入に依存しないエネルギー自給率の向上にも貢献し、エネルギー安全保障の面でもメリットがあります。

電気代の削減が可能

太陽光発電によって自宅で発電した電力を使用することで、電力会社からの購入量を減らすことができ、月々の電気代を削減できます。特に日中に多く電気を使う家庭やオール電化住宅では、その効果が顕著に表れます。また、エネルギー価格が上昇した際にも自家発電分によって影響を緩和できる点は大きな魅力です。導入初期には費用がかかりますが、長期的には電気代の削減によりその分を回収できる可能性があります。

環境に優しい(CO2排出が少ない)

太陽光発電は発電時にCO₂を排出しないクリーンなエネルギーです。火力発電のように化石燃料を燃やす必要がないため、大気汚染や温室効果ガスの発生を大幅に抑えることができます。また、騒音や振動、廃棄物などの副次的な公害も発生しないため、周囲の環境への影響が少ないのも特長です。地球温暖化対策や持続可能な社会の実現を目指す上で、太陽光発電の導入は非常に意義のある選択肢と言えるでしょう。

災害時の非常用電源になる

太陽光発電は停電時にも活用できる非常用電源としての役割を果たします。特に蓄電池を併設していれば、日中に発電した電気を蓄え、夜間や停電時にも電力を供給できます。近年、地震や台風などの自然災害が増える中、ライフラインの一つである電気の確保は非常に重要です。冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電など最低限の生活機能を維持するために、太陽光発電システムは家庭の安心と安全を支える存在になります。

売電による収入が得られる可能性

発電して余った電力を電力会社に売る「余剰電力買取制度(FITなど)」を活用することで、収入を得ることができます。特に導入初期の数年間は高額での買い取りが保証されることもあり、投資回収の助けになります。近年は売電単価の低下が進んでいるものの、依然として自家消費との併用で経済的メリットを見込めます。また、電気料金が高騰する時代においては、電力の一部を売ることができる点で経済的リスクの分散にもつながります。

メンテナンスの手間が比較的少ない

太陽光発電システムは可動部がほとんどないため、風力やエンジン系の発電方式に比べて故障リスクが低く、メンテナンスの手間も少ないのが特長です。設置後は数年に一度の点検や、パネル表面の清掃程度で良好な状態を維持できます。また、製品保証や出力保証が10~25年と長期間に及ぶものが多く、安心して長期間利用することが可能です。これにより、導入後の管理負担が少なく、一般家庭でも扱いやすい再エネ技術の一つとされています。

エネルギーの地産地消ができる

太陽光発電は自宅や地域内で発電し、その場で消費する「地産地消」のモデルに適しています。これにより送電ロスを抑え、効率的なエネルギー利用が可能となります。また、地域単位での導入が進めば、災害時にも地域全体で電力を賄えるようになるなど、地域のレジリエンス(回復力)向上にも貢献します。エネルギー供給の分散化は、電力網の負荷軽減や安定供給にも寄与するため、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた重要なステップです。

国や自治体の補助金制度が利用可能

太陽光発電の普及促進のため、国や地方自治体では補助金や税制優遇制度を設けています。これにより、導入時の初期費用を軽減することができ、費用対効果を高める要因となります。補助金の内容は地域や年度によって異なるため、導入前に最新の制度情報を確認することが重要です。また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やスマートハウスと連携する形での補助金もあり、環境配慮型住宅の推進にもつながっています。

エネルギー価格の高騰リスクを回避できる

エネルギー価格は原油価格や国際情勢の影響を受けやすく、突発的に大きく上昇することがあります。太陽光発電を導入していると、家庭内の電力を自家発電で賄えるため、そうした外部の影響を受けにくくなります。特に長期的に見ると、光熱費の安定化は家計の安心材料となり、エネルギーコストの高騰リスクに対する有効な対策となります。これは住宅購入者や賃貸オーナーにとっても大きな付加価値となるでしょう。

長期的には投資回収が可能

太陽光発電システムは導入時にある程度の初期費用がかかりますが、電気代の削減や売電による収入を通じて、10〜15年程度で回収可能な場合が多いとされています。その後は純粋な利益として機能するため、長期的には経済的メリットが大きくなります。加えて、再エネ志向が高まる中、住宅の資産価値向上にもつながる可能性があります。電力料金の上昇傾向が続く現代において、太陽光発電は将来を見据えた有効な投資手段とも言えます。

太陽光発電のデメリット

上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。

初期費用が高額

太陽光発電の導入には、パネルやパワーコンディショナー、設置工事費などを含めて数十万円から数百万円の初期投資が必要です。蓄電池を併設する場合はさらに費用がかさみます。補助金制度があるとはいえ、導入時には大きな出費となるため、資金面でのハードルが高いと感じる家庭も少なくありません。また、投資回収までに10年以上かかるケースもあり、短期間での利益を期待しにくい点も課題となります。

天候に発電量が左右される

太陽光発電は日射量に大きく依存するため、天候が悪い日や雨天・曇天時は発電効率が大幅に低下します。特に梅雨や冬季など、日照時間が少ない時期には発電量が安定せず、期待したほどの効果が得られないことがあります。天候に左右されやすい点は、自家発電による電力供給の安定性に課題を残し、他の電源との併用が前提となるケースが多いです。結果として、完全な自給自足は難しい現状もあります。

設置場所に制約がある

太陽光パネルは十分な日射を受ける必要があるため、設置場所の条件が発電効率に大きく影響します。南向きの屋根が最も理想的とされますが、実際には東西向きや北向き、また屋根の傾斜や影の影響を受ける場所では発電量が低下します。また、狭小住宅や集合住宅ではパネルの設置スペースが不足することもあり、導入そのものが難しいケースも存在します。場所に関する制約は、導入を検討する上での重要な要因となります。

夜間は発電できない

太陽光発電は日中の太陽光を利用する仕組みであるため、当然ながら夜間は一切発電できません。そのため、電力消費が多い夕方〜夜間にかけては電力会社から電気を購入する必要があり、自給率が下がってしまいます。これを補うためには蓄電池の導入が有効ですが、それにもコストがかかります。電力需要がピークになる時間帯に発電できないという性質上、完全な独立電源としては限界があり、他の電源との併用が前提になります。

蓄電池がなければ電力を貯められない

発電した電力はその場で使わなければ消失してしまい、後から使用するには蓄電池の導入が必要です。しかし、蓄電池は高額で、10年程度での交換が必要なケースも多いため、導入や維持にはコストがかかります。さらに、蓄電池の容量にも限界があり、大量の電力を長時間保存するのは難しいという技術的課題もあります。電気の「貯蔵」が困難である点は、太陽光発電を主力エネルギーとする上での大きな制約となっています。

景観やデザイン性への影響

太陽光パネルは屋根や敷地に大きく設置されるため、住宅の外観に影響を与えることがあります。特にデザイン性を重視する住宅や景観保護地区においては、パネルが視覚的に違和感を与えるケースも少なくありません。また、パネルの色や形状によっては「無骨な印象」や「工業的な雰囲気」を与えてしまい、周囲の景観と調和しない場合もあります。このように、太陽光発電は機能性と美観とのバランスを考慮する必要があります。

機器の寿命と交換コスト

太陽光パネルの寿命は20〜30年とされていますが、周辺機器であるパワーコンディショナーは10〜15年程度で交換が必要とされています。これにかかる費用は10万円〜20万円以上になることもあり、長期的な維持費として考慮する必要があります。また、故障が発生した場合、修理や部品交換にコストがかかることもあります。これらの維持管理費用は、初期費用とあわせて長期的な経済性を検討する上で重要な要素です。

発電効率が経年で低下する

太陽光パネルは使用を重ねるごとに徐々に発電効率が低下します。これは「出力劣化」と呼ばれる現象で、一般的には1年で約0.5%程度の劣化が進むとされています。20年後には当初の約90%程度の性能に落ちることもあり、長期運用を前提とする場合にはこの劣化を見越して設計・運用する必要があります。また、経年劣化により得られる電力量が少なくなると、収支バランスにも影響が出るため注意が必要です。

地域差

太陽光発電の効果は地域の気候条件に大きく左右されます。例えば、北海道や東北のような積雪の多い地域では、パネルが雪で覆われて発電できない期間が長くなる可能性があります。また、日照時間の短い地域では、年間の発電量自体が少なくなるため、期待通りの効果が得られないこともあります。このような地域差は、導入前にシミュレーションや現地調査を行うことで、より現実的な計画を立てることが重要です。

地震や台風による破損リスク

太陽光パネルは屋外に設置されるため、地震や台風、豪雨、落雷といった自然災害の影響を受けやすいというリスクがあります。パネルの破損や配線の断線、固定金具のゆるみなどが発生すると、修理費や性能の低下につながる恐れがあります。特に強風や飛来物による被害は予測が難しく、保険の加入や定期的な点検による備えが求められます。自然災害に対する脆弱性は、太陽光発電の導入に際して慎重な検討が必要です。

設置導入の手順

家庭用太陽光発電システムの設置導入の流れをご紹介しています。契約する施工会社によって小さな違いはあるかもしれませんが、基本的にはこちらの通りの手順で設置導入が進められていきます。

見積もりを依頼する

まず最初に太陽光発電システムを設置導入するにあたって、実際どの程度の費用がかかるのか見積もりを出してもらいましょう。複数業者の見積もりをしてくれる無料一括見積もりサイトを活用するのも便利でお勧めです。

担当者が現地調査・カウンセリングに訪れる

見積もりを受けたら、各社の担当者と連絡を取り、現地調査の日程を決めます。その後、決まった日程に担当者が自宅へ訪れます。

見積もりで出た数字は概算ですので、ここで担当者から詳細な見積もりを聞いておきましょう。また、分からないことや気になることはなんでもズバズバと質問するようにしましょう。

提案を受ける

現地調査・カウンセリングの結果をもとに、担当者が最適なプランを提案します。プランは一つだけのこともありますし、複数プランを提案してくれることもあります。

単純にお金だけの問題ではなく、担当者との相性やアフターケア・メンテナンスなど様々な角度から比較検討するようにしましょう。

契約をする

設置導入をお願いする決心がついたら契約に進みます。費用の確定・工事日程のスケジュール調整・補助金制度使用の有無・ソーラーローン使用の有無などといった項目を決定していきます。

取り付け工事を行う

契約が済んだら、工事日程の通りに取り付け作業が始まります。太陽電池モジュールなどの機器を取り付ける機器設置工事と、取りつけた機器の電気配線を行う電気配線工事が行われます。

一般的に工事は1日で終わりますが、オール電化システムも同時に取り入れる場合は2日かかることもあります。

太陽電池の種類

太陽電池の種類と特徴の解説ボード

ソーラーパネルを外からぱっと見たときにはどれも同じに見えますが、実はこの太陽電池にも複数の種類があります。

大きく分けると「シリコン系」と「化合物系」の2つに分けることができるのですが、更にそこから細かく分類されていますので、それぞれ簡単にご紹介したいと思います。

単結晶シリコン

単結晶シリコン型両面受光のソーラーパネル

単結晶シリコン型両面受光のソーラーパネルその2

高純度シリコン単結晶ウエハを半導体基板として利用しています。最も長い歴史を持っていて、変換効率・信頼性ともにとても高いです。地上で使われているのは当たり前ですが、なんと宇宙でも使われています。

多結晶シリコン

多結晶シリコン型のソーラーパネル

多結晶シリコン型の拡大写真

結晶の粒径が数ミリ程度の多結晶シリコンを利用しています。この多結晶シリコンと前述の単結晶シリコンが、現在、最もたくさん生産されているタイプとなります。大量生産に優れていて、コストと性能のバランスから現在の主流となっています。

アモルファスシリコン

アモルファスシリコン型のソーラーパネル

アモルファスシリコン型のソーラーパネルの拡大写真

薄膜状のアモルファスシリコンを利用しています。太陽光だけではなく蛍光灯の下でもよく使えるのが特徴で、一昔前の電卓によく使われていました。

太陽光の元だと劣化しやすく、もともとは室内用途に適していましたが、近年の技術の進歩によって寿命が延び、屋外用にも使われるようになっています。

単結晶化合物

単結晶のGaAs(ヒ化ガリウム)を利用しています。変換効率・信頼性ともに抜群ですが、とても高価です。特に高い変換効率が必要となる人工衛星などの特殊用途に使われているものがほとんどです。

多結晶化合物

CIS系(カルコパイライト系)太陽電池や、Cu2ZnSnS4(CZTS)太陽電池がこの分類に入ります。

次世代型と言われており、現在はまだ主流ではないものの、研究開発が進められ、近年中には大量生産が開始されるのではないかと言われています。用途や使用方法もフレキシブルに対応できるのが特徴です。

日本の太陽光発電と世界の太陽光発電

日本と世界の太陽光発電に関するトピックを扱っているページです。世界と比較して日本はどのような点が異なっているのか、また太陽光発電の世界シェア・割合はどの程度なのか、などといったテーマを取り扱っています。日本以外の国でも売電制度が設けられているので、世界的にもここ数年は急増中です。

日本の太陽光発電

日本の太陽光発電は1970年代から始まっていて、その当時から2000年頃までは世界一の太陽電池生産量と導入量を誇っていました。ヨーロッパ全体よりも日本の方が発電量が多かったと言うほどです。

2004年頃には世界に流通している約半分の太陽電池を生産していましたが、以降年々シェアの低下が進み、現在ではなんと1%ほどになっています。ちなみに、日本の主な太陽光発電メーカーにはパナソニック・シャープ・京セラなどがあります。

ただ、日本の一般家庭への普及はここ数年で進んでます。電力会社による余剰電力買い取り制度や、国・地方自治体の補助金制度などが整備されたことによって、一般消費者が自宅にシステムを導入することへの障壁が低くなったからです。

電力料金や設備価格によっても異なりますが、システム導入費用を回収するにはだいたい15年~40年ほどかかると言われています。

世界の太陽光発電

環境に優しいクリーンエネルギーで、かつ再生可能エネルギーである太陽光発電は、世界的に見てもここ数年でどんどんと普及が進んでいます。

固定価格買取制度(フィードインタリフ制度)によって法的に電力の買い取り価格を保証する国が増えてきていることも非常に大きな要因です。

固定価格買取制度には、電力の買い取り価格が長期にわたって保証されるというメリットがあります。電力会社もメーカーも投資のリスクが小さくなるため、初期投資が投資額の大半となる太陽光発電や風力発電地熱発電などにおいては、生産コストを下げる効果もあります。

これによって大企業だけではなく中小企業も巻き込んで、産業の競争力を高めることができます。日本の太陽電池シェアが2000年より低下を続けているのは、日本以外の多くの国で固定価格買い取り制度が導入されているからという見方もできます。

今後も太陽光発電の市場規模は拡大が予測されていて、まだまだこれからも総発電量に対する太陽光発電のシェアは高くなっていきそうです。

推進派と反対派

先にご紹介したメリット・デメリットにもある通り、やはり再生可能エネルギーであることから推進するという意見が多い一方、自然を破壊してまで大量のパネルを設置する必要はないとの反対意見もよく見受けられます。

どちらも一理あるのですが、他にも多くの方から、様々な視点で太陽光発電についての意見を語っていただきました。

賛成意見

どんどん進めるべき

次世代エネルギーとして、太陽光発電をぜひ積極的に取り入れてほしいと思います。一般家庭でソーラーパネルを設置しようとすると、電気代の元をとるまでかなりの年数を必要とするようです。もう少し設備費が安くなるといいのですが…。

まずは、電力消費が大きい企業や商業施設、学校などを国の援助などで太陽光発電を導入してはどうかと思います。良く晴れた日に空を見ながら「この日光で電気がたくさん作れるのにもったいないなぁ」と考えるようになりました。

我が家はマンションですが、日当たりが良いベランダに小さなソーラーパネルを置いて蓄電したいくらいです。さんさんと降り注ぐ太陽光を生かした発電方法は、自然を生かしたクリーンエネルギーだと思います。

もっと広まってほしい

最大のメリットは導入しやすい事だと思います。家の屋根にソーラーパネルを取り付けて蓄電池に繋げるというわかりやすさも手伝ってか、導入している家庭も増えているらしいです。

屋根に取り付けるタイプ以外にもベランダにソーラーパネルを備え付けるタイプの商品もあって価格的もお手頃な感じです。

逆にデメリットは太陽の光が遮られる点、そして元を取るまでの期間が長い点です。施工、設置のコストと見返りのバランスが今後良くなればもっと広まるエネルギーだと僕は思います。

分かりやすいエネルギー

次世代のエネルギーの中で一番身近でわかりやすくて、とっつきやすいのが太陽光発電だと僕は思います。太陽光発電は子供用に太陽光発電キットなんかも販売されてて気軽に勉強できるし、他のエネルギーよりも仕組みがわかりやすいのが特徴です。

現状だと「屋根にソーラーパネルを貼る」というのが一般的なイメージですが、今後研究が進めばもっと効率的なパネルや、それに代わる代用品も出てくるだろうし、パネルの配置方法も最適化されていくと思います。

電気代削減にぴったり

これからの電気代対策で一番手っ取り早い方法は太陽光発電を導入する事だと僕は思います。びっしりと屋根にソーラーパネルを貼るようなお金のかかるタイプの太陽光発電もありますが、それ以外の選択肢も結構あるのご存知でしょうか。

ベランダにソーラーパネルを干すみたいな庶民的なタイプなんかは値段的にも結構手頃だったりします。国産のソーラーパネルを使わなければコストはかなり抑えられるので自作してみるのも面白いかもしれません。

今はまだ太陽光発電は導入にコストがかかりますが、時間が経てばもっと身近になる自然エネルギーになると思います。

国にはもっと力を入れてほしい

私の住む地域は昔から天候に恵まれ塩田が産業として発達してきた地域です。そのため、晴れの日が多く太陽光発電には適していると思います。太陽光発電を、ぜひ推進していただきたいと思います。

しかしながら、太陽光発電を各家庭で用意するには負担が大きく、発電した電力を蓄える蓄電池のさらなる開発も必要であると考えます。

そのためには、国の政策としても時代のエネルギーとして発展させてほしいと思います。安全で安心な自然エネルギーで、未来の日本の将来を照らしてほしいです。私たちの暮らしを支えてくれる太陽の力を借りて、電力供給の安定を願っています。

慎重に普及を進めてほしい

太陽光発電は、晴天ならば簡単に電気エネルギー源になることで知られています。

身近な携帯電話の充電器でも使用されていますし、小学校の理科実験でも、太陽電池を使ったミニカーやオルゴールの作成などで、日本国民にとっては馴染みのある認知度の高いエネルギーであると言っていいでしょう。

今や原発問題で新たな発電エネルギーを必要としているので、太陽光発電を普及しようとする国の政策・補助金も有効に働いているように思えます。

しかし一方で、諸外国では太陽電池開発時に出る廃液が有害であるとして問題視されています。

時流にのっているからと単純に太陽光発電を全面的に支持するのではなく、色んな方向性から論議を重ねて慎重にエネルギー問題を解決していってほしいと思います。

賃貸でも利用できればより良い

賃貸物件にも太陽光発電を取り付け、電気の自炊が出来る様な物件が増えていけたら良いのではないでしょうか。

一世帯が太陽光発電によって発電した電気を電力会社へ売る事ができれば、首都圏だけでも大きな電力不足などに悩まされる事はなくなるのではないかと思います。

太陽光発電は最も首都圏に適した発電方法だと思えるのです。例えば電車の屋根も太陽光発電パネルを取り付ける事で電車の運転に掛かる電力消費量を減らす事が出来るのです。

こうした取り組みをしていけば、将来的には水力と火力と太陽光での発電が主流となるのではないでしょうか。個人的にはそうなることを期待しています。

もっと発電量の大きなポータブルタイプがあれば

広く取り組めて一般住宅でもできることがメリットなので、戸建・マンション・ビル、それぞれで新築時と改築時に取り入れやすい商品(価格と丈夫さなど)と補助金制度を整えていくことは有益だと思います。

ポータブルタイプのものは、発電量が増え、もっと多くの用途に使えるようになれば普及すると思います。

日当たりが良い地域であれば、他の方法に比べ地理的な制約が少なく、狭い面積でもできるので、空き地の活用方法のひとつとして考えられるのではないかと思います。

全面的に賛成

太陽光発電は経済的な視点から見て全面的に賛成です。

その理由として、1つ目は電気代が安くなるからです。昼間に溜めておいた電気を夜に使うことで、夜に使うはずだった電気を使わずに済み、電気代が安くなります。一般家庭なら年間を通して約2万円程節電できます。

2つ目は、もし停電が起こったとしても電気を支えられることです。日本は台風がよく来るため、停電も起こりやすいです。ですが、太陽光発電で電気を溜めておけば、停電時でも電気を使えるため、困ることはないです。

3つ目は、日中溜めた電気を電気会社に売れることです。自宅で余った電気は電気会社に売れることができるため、電気代を安くしながら、お金を得ることができます。

以上の3つの理由から、太陽光発電には賛成です。

太陽はまだ40億年以上も寿命がある

「廃棄物を出さない」「半永久的な供給が期待できる」など、こういった点では太陽光発電が最もよいと考えます。それは誰しもそう思っているのではないでしょうか。

ただ、効率的にエネルギーに変換できているかというと、そうでもないようです。もうそれが実現できているのであれば、化石燃料も原発も不要になっているはずですから。

日本は世界的にも技術の進んだ国だと思います。世界の叡智を結集して、太陽光発電の更なる高効率化の技術発展が叶わないかと、それを願います。

もちろんその先頭に日本が立てれば、各国から尊敬され、友好関係も現在より多くなると、そういう期待も持っています。

私たちを照らしてくれている太陽はまだ40億年以上も寿命があるかと、そのように認識しています。こんなに長くエネルギーの素となってくれる存在はありません。

太陽光発電が一般的になれば、地球温暖化の原因であるCO2排出も抑えられ、放射能のリスクのある原発も無くせるはずです。

未来の明るい発電方法

太陽光発電には基本的には賛成したいと思います。

やはり、他の発電方法よりもクリーンな方法であり、有害な物質などが出てしまうことがないということが一番の賛成理由ですが、その他にも現状では太陽光というのは毎日のように降り注いでいるものですし、誰のものでもありません。

そのエネルギーを有効に活用するというのは、非常に有益なのではないかと思ったというのも理由の一つです。

もちろん、太陽光パネルの設置やパネルが壊れた際の対策、パネル自体の強化など、まだまだ課題は残されているので、全面的に賛成するというのはまだ難しいのかもしれませんが、今後技術が進歩してくればそれらの課題も払拭されてくるでしょうから、未来の明るい発電方法なのではないかと思い、賛成したいと感じています。

より効率よく

現在私の住む地域では、休耕田などを利用した太陽光発電の設備を設置するところが増えています。東日本大震災以降原発の安全性の問題から、安全な発電方法に注目が集まっていて、その影響もあるのでしょう。

いまのところそれがどの程度の電力を生み出しているのかなどは一般には知られていませんが、仮に発電効率が上がってくれば、各家庭に小型の太陽光パネルを設置し、それにより家庭の電力を賄えるようになるといった話も実現可能なのではないでしょうか。

そういったことになれば、家計のみならず企業でも導入は増えてくるでしょうから、社会全体としての経費の節減にもつながりそうです。

原子力はいくら経費をかけて安全性を高めても、燃料そのものが危険なのですから、危険がなくなることはありません。太陽光発電など、危険のないエネルギーをより効率よく電力に使えるように、もっともっと技術革新に勤めてもらいたいと思います。

画期的な発電方法

太陽光発電はパネルを取り付けるだけで簡単に行う事ができるので、お手軽なところが一番いい点だと思います。

また、パネルの大きさも自由に選ぶ事ができるので、たとえば自宅の屋根がとても日当たりがよかったりしたら、そこを利用して自家発電だって可能です。

自宅で太陽光パネルを取り付ける場合、初期費用のみかければ、あとはどんどん発電してくれるので効率的です。さらに自宅だけでなく、自動車なんかにつける事も可能です。

空港から東京までをつなぐ線路沿いにはずらっと太陽光パネルがならんでおり、太陽光を有効活用しています。もともとある自然のエネルギーを利用しますし、画期的でさらに環境にも優しい発電の方法だと思います。

導入に関して同意が得られやすい

太陽光発電の優れている点は以下の3点だと考えます。

1.ほぼ無尽蔵である。
元となるエネルギーは太陽の光です。太陽そのものにも寿命はありますが、何億年と長いものであり、人類の歴史以上に長いものです。そのため無尽蔵であり、永久に利用することができます。

2.発電時に何も排出しない。
化石燃料や原子力の場合は発電時と引き換えにカスやごみが出ます。そして、その処分に苦慮します。対して太陽光発電は太陽の光を受光するので発電ができ、ごみなどの排出することはありません。

3.クリーンなイメージがある。
特に日本人はですが、太陽信仰もあるように、太陽に対して浄化されるというイメージがあります。そのため、太陽を利用する太陽光発電に関してクリーンなイメージを持っています。

自給自足も夢ではない

私は太陽光発電に賛成です。太陽光発電は、太陽の光をエネルギーに変えて利用するから安全だし、一番よいエネルギーの作り方だと思います。いろんなデメリットを解決していき、太陽光発電の発電量が増えるといいなと思います。

設置やメンテナンスの費用を抑える方法が改善できれば、より個人でも導入しやすくなります。全部の家で実施できれば、電力需要の大きい夏と冬以外は、エリア単位で自給自足も夢ではないと期待しています。

家庭用も産業要ももっと推進してほしい

私は太陽光発電をもっと推進すべきだと思っています。それは太陽光が最も身近な再生可能エネルギーだからです。そして、再生可能エネルギーを使うシステムとして最も簡単に設置できるのが太陽光パネルだと思います。

今は自宅の屋根に太陽光パネルを設置して発電している家もたくさんあります。各家庭で取り組める発電方法です。しかも、二酸化炭素を排出しませんし、環境にとても優しい発電方法です。

原子力発電・火力発電などは設備費が相当高くつきます。同じ再生可能エネルギーの水力発電・地熱発電もその設備を考えると、自宅でというわけにはいきません。

だから、一軒・一か所の発電量は少なくても、数多くのところで設置が可能な太陽光発電は日本のエネルギー問題を解決するためにかなり有効な方法だと思います。

太陽が地球と今の距離関係にあるから緑が生まれ、生物が地球に存在します。ですので、太陽のエネルギーで生活できるような条件はもとから整っているのです。

小型の物をあちらこちらに

太陽光発電は効率面ではまだまだ発展途上ではあり、コスト面でも優れている発電方式とは言い難いとされていて、住宅で使用するにも蓄電施設が必要であったりしますが、クリーンなエネルギーという観点では非常にハイレベルなものがあります。

工場などを賄うような大規模の発電所というスタイルをとることは、なかなか難しいかもしれないですが、住宅一軒の消費電力の70%は太陽光で賄うことができるということは大きいです。

また、原子力発電や水力発電などと比べ、小型のものを複数個設置できることも太陽光発電の強みだと思います。駅のホームやスーパーの屋根などに太陽光発電のパネルを設置している例がありますが、あれを他の発電方式に置き換えるのはかなり難しいことでしょう。

また、個別に発電できるという強みは、災害時の停電にも強いということが挙げられます。東日本大震災の際のような大規模停電も、太陽光発電と蓄電設備があれば停電の影響はかなり小さかったと思います。

クリーンさと設置の容易さなどで、太陽光発電の普及にはとても賛成です。

実際に導入してみて、メリットしか感じない

実際に我が家は太陽光発電を導入していますが、今のところメリットしかありません。

まず、一般的に心配される導入費用ですが、それなりにまとまった金額とはなりますが、設置前に業者さんがシュミレーションをしてくださり、何年で元を取るかも明確にわかります。実際にシュミレーションで出た一か月の売電金額と大差はありませんでした。

導入費用を分割で払った場合の金額よりも売電価格の方が上回るので、最初にまとまった金額を用意できなくても、ローンを組んでいるという感覚すらなくなってしまう程です。

冬場のエアコンを使用する頻度が高い時は、買電が売電金額を上回ってしまうこともありますが、その他の時期では利益が圧倒的に多いです。長期間の総合評価が必要ですが、保証もそれなりに長期についてくるので、さほど問題はないと思っています。

また、オール電化による太陽光発電は、電気代のみでガス代はかからないのでさらにお得です。光熱費は家計の中でも大きな割合を占めるものなので、前向きに検討されるべきエネルギーだと思います。

設置できるのであればするべきだと思います

現在、自宅で太陽光発電システムを導入しています。導入は主人の独断で決めたので、最初はどうなんだろうかと思っていましたが、実際使用してみると様々なメリットを感じたので、太陽光発電は積極的に導入してほしいと思います。

太陽光発電がいいと思った理由としては、まず経済的な面では月2万円ほどの副収入ができることです。最初に太陽光発電を設置するのにある程度の費用がかかっているので、元を取るためには数年はかかるとは思いますが、その後は売電で確実に副収入を得られるのでメリットが大きいです。

また、水力発電や風力発電などの他の自然エネルギーによる発電と比較して、発電量が大きくなることが期待できるので、状況によっては日中は太陽光発電のみで自宅の電力を賄うことも可能です。

さらに、自然災害などで電力を供給している発電所の操業が停止されても、日中はもちろん、夜中でも蓄電池を設置していれば電力の使用が可能になります。

このように、様々なことを考慮しても、太陽光発電の導入は賛成できるものだと思っています。

地球のためを思うなら太陽光発電

太陽光発電ですが、エコ的な面で大賛成です。まず、世界全体で石油や石炭などの化石燃料や、車などによる二酸化炭素の排出が原因による温暖化が叫ばれています。それによって、異常気象や砂漠化が起きていて、地球が滅亡するという科学者の意見まであります。

太陽光発電に関して言えば、二酸化炭素を排出しないため、地球全体に対してとてもエコです。さらに石油や石炭などの燃料を使用しないため、有害物などの物質が発生しないというメリットまであります。

個人宅に導入すれば、電気代も節約できて、余った電気は売ることが出来ます。すなわち、太陽光発電がこれからどんどん普及すれば空気もクリーンになって、人間にとってもメリットがあります。

地球が滅亡することもなくなって、自然や全ての生物にとってもエコだと言えるでしょう。企業が太陽光発電を積極的に導入すれば、それだけ二酸化炭素が排出されることが減って、エコが浸透するスピードが早まるのは確実です。

使っていない土地を活用できる

近年の日本の気候の面からも、太陽光発電に賛成します。昨今の日本では温暖化の影響もあって、夏はもちろんのことですが、冬でも暖冬だといわれることもよくニュース等で目にします。

特に毎年のように夏になると話題になるのは「今日はとても暑い一日で、どこどこで40度を超える気温だったそうです」とか「どこどこでは2週間連続の真夏日です」などの記事です。

これらは地球の温暖化も当然影響しているので、もちろんいいことではないのですが、逆に言い換えれば、それだけ太陽光の力をより利用できるということだとも言えるのではないでしょうか。特に日射時間の長いところでこの太陽光発電を利用すれば、毎年かなりの電気が発電できるのではないかと思われます。

また、太陽光発電の便利なところは、耕作放棄地などの今は利用していない土地の有効的に活用できる点にもあると思います。それに、各家庭の屋根にも太陽光パネルを付ければ、その家で使う電気を自家発電で賄えます。

これからの日本に欠かせない発電方法

経済的にも環境問題的にも、太陽光発電ほど優れた発電方法はないと思っています。

太陽光発電における最大のメリットは、エネルギー源となる太陽エネルギーが無尽蔵で、かつクリーンだということです。発電時に二酸化炭素も硫黄酸化物も発生させませんので、大気汚染の心配もありません。

また、小規模でかつ分散して設置することによって、家庭でもオフィスでも利用が可能であること。そして、発電する時に廃棄物や排水、排気が発生しないため、海洋汚染も発生しません。

しかも、太陽光が最も照りつける昼間こそ、電力の需要もピークになるため、出力ピークと需要ピークが重なって、消費電力を削減できる可能性があります。

さらに、設置したい場所に気軽に設置できるため、災害時の非常用電源にもなります。太陽光発電は、再生可能エネルギーとしては最もバランスの取れたエネルギーだと思います。

ただひとつ欠点があるとすれば、それは日照不足による発電能力の低下ですが、これも蓄電池に溜めておけば解決できる問題だと思っています。今後の日本にとって、最も頼れる発電方になるのではと期待しています。

クリーンなエネルギーにシフトすべき

原子力発電が核廃棄物を排出する技術であることは広く知られていると思います。一度事故が起きると大変大きな被害を社会に与えることも福島第一原発で経験済みです。一方で、太陽光発電は地球外から降り注ぐエネルギーを変換する訳ですから、廃棄物も発生せず、大変クリーンな発電方法であると言えます。

問題は、初期の設置に大変な費用を要することかと思いますが、それは原発や地熱発電・水力発電などといった他の方法でも同様ですので、それほど大きなデメリットとは思えません。

太陽電池パネルのエネルギー変換効率は、入射した太陽エネルギーの十数パーセントとなっています。こちらもまだまだ効率改善の余地があり、未来へ向かって進歩発展の余地が大いに期待できます。設置スペースも心配するほど広大な面積は必要としないようです。

いずれ石油を始めとした化石燃料は枯渇してしまうと言われています。ですので、太陽光発電へのシフトに官民一体となって努力すべきであると思います。

日照時間の長いところに集中的に設置してみては?

ひとつの提案なのですが、国内で年間の日照時間が長い場所を測定して順位をつけておきます。そして、その順位の高い10位までぐらいの場所に、比較的規模の大きな太陽光発電所を作るというのはいかがでしょうか。

本当なら砂漠地帯の様に、いつも日が照っていて、年間の降水確率の低いところに建設した方が効率的だと思いますが、日本国内ではそういう場所はありません。ですので、一箇所に集中して作るよりは拡散して都市部などで発電させられる様な仕組みを作った方が効率的だと思います。

自然を相手にして得るエネルギーをは安定していないので、電気の基本である安定供給は難しいのかもしれません。それでもエコなエネルギーを推進していくためには、国を挙げて取り組んでいく必要があると思います。

反対意見

投資分を回収できるか疑問

電力会社に余った電力を売れるので「家計にやさしい太陽光発電」とのキャッチコピーで最近流行の太陽光発電ですが、私はなんとなく信用しきれずにいます。

なぜならば、請け負っている会社がほとんど運用前、運用中の費用だけ言及し、運用後に廃棄物として処理する際にどのくらいの費用がかかるのかについては触れていないからです。

メーカーの保証期間である10年で構築の費用が回収できても、その後また数十万円滅却にかかるとしたらそれは家計にやさしいとはいえないのではないでしょうか。そういった細かいところも明確にしてほしいです。

お小遣い稼ぎ程度なら…

太陽光発電は、実際に自宅に取り付けている人がいるぐらい身近にある発電方法です。しかし、この方法で年間でどの程度発電出来るのでしょうか。

また導入するに当たってのコストもバカになりません。国家がいくら補助金を出してくれていても、あくまでも補助レベルです。

ただ、一番導入しやすい事には間違いがないと思います。後は発電した電力を蓄電池などで蓄えておければ、停電などの際には非常に助かると思います。

太陽光発電は非常に導入しやすいメリットを持っていますが、導入に掛かるコストや天候次第で発電量が変わってしまう事から安定した電力供給と言うの言葉からはかけ離れてしまう感じがします。

積雪のある地域には向いていない

北陸の方に住んでいるので、うちの地元では太陽光だけで電力を賄えなさそうです。曇りの日や雨の日は、昼間でも電気を付けないと薄暗いので、日光が無いときの方が電力消費は増えてしまうんですよね。

メンテナンスも大変そうだし、屋根に雪も積もる北陸には向いていない発電方法だと思います。

ただ、きちんと晴れる日がある地方では、明かりを無駄なく使うことができるわけですから、極めて有益な発電方法だと思います。

暑すぎてもダメ

太陽光発電も意外なデメリットがあることを知りました。それは高温時における出力低下現象が起こるという事なのです。

つまり「太陽光が強すぎて周囲の気温が高くなると発電量が減ってしまう」というなんとも不可思議な状況になってしまうそうなのです。

詳しい原因などはインターネットを調べれば出てると思いますが、強い太陽光であれば発電量が大きくなり、安定した発電量が提供されると思っていたので、正直、かなり驚かされてしまいました。

太陽光発電にはこんなデメリットがあるので、砂漠地帯などでの太陽光発電所・メガソーラーなどは難しいかもしれません。

効率の悪い発電方法

世間では電力不足を解決する切り札であるかのように喧伝されがちな太陽光発電ですが、その現状は「未完の大器」であると思われます。

なぜなら、これを全国民に普及させるにはまだまだコストが高すぎます。それに、わが国の屋根という屋根に太陽電池を載せても電力はまだ足りません。

つまり、光電変換効率がまだまだ低いのです。さらに、太陽電池パネルはまだまだ重く、瓦屋根に載せるのは困難です。これらの問題を全て解決することで、太陽光発電は初めて全国民のものになると思います。

北海道には向かない

以前は太陽光発電に魅力を感じていました、ただ色々調べてみると、北海道は雪が多いので、太陽光発電にはあまり向いていないとの話がとても多く耳にしました。

正直便利だし、オール電化で太陽光ならと思い凄く魅力を感じていたのですが…なかなか上手くはいかないみたいですね。

北海道に向いていて、一世帯でキチンと電力に困らない生活が出来るような、変わるものがあればいいなと感じています。今は原発が止まっていて電力が足りなくなるので、どんどん夏に向けて不安になりますね。

最初のシミュレーション通りの収益になるか

太陽光発電はそのメリットの一つとして、作った電気を使う事で電気代を削減できて、さらに余った電気を売電する事で収益も得られることが盛んに言われていますが、契約時のその電気の売値価格を決める時期にも左右されてきます。

一度価格が決まると10年間はその価格で売電することができるのですが、売電価格も年々下がっていることから、初期の頃に参入している人よりかは売電による旨味も減ってきています。

また、太陽光発電には多くの業者が参入していることもあり、中には悪徳業者もいるようですので、設置費用が不当に高額にされてしまうリスクもあり、業者をしっかりと選別する目も必要でしょう。

初期投資以外にも、契約期間が終了した後のメンテナンス費用が有償になったり、長い年月による劣化から、契約期間であっても太陽光を電力に変えるためのパワーコンディショナーなどの部品交換が必要となることもあり、思わぬ多額な交換費用が発生することもあります。

つまり、最初のシミュレーション通りの収益になるかどうか、長い期間の間には不確かな部分もあるということは考えておく必要がありますので、計算上での利益を考えるだけの太陽光発電の設置には反対です。

設置コストの問題

太陽光発電は自然エネルギーで地球に優しい一面もありますが、いくつかデメリットもあります。

まずは天候によって発電量が左右されてしまうことです。電力は安定的に必要なものであるので、日によって量が減ってしまうと困ることも多いです。

また、夜になってしまうと発電はできませんので、天気が晴れているからといって発電し続けられるものでもありません。

後は設置コストもかかってしまいます。他の発電では各家庭に設置コストを大きく脅かすものは少ないですが、屋根に取り付けて行うことが主流のため、どうしても費用がかさんでしまいます。

設置したソーラーパネルをたびたび綺麗に掃除しないと発電効率もぐんと落ちてしまうので、その手間も含めて考えれば、太陽光発電は良くありません。

コスパが悪過ぎ

太陽光発電はコスト的に高過ぎるということで反対です。太陽光発電を設置するのに200万円から300万円かかります。ちなみに現在の我が家の電気料金は年間10万円ほどです。300万円といったら我が家の30年分です。

つまり、30年以上使わないと元が取れないということです。でも、そんな長期間、屋根の上のパネルが長持ちする筈がありません。結局10年も経てばボロボロです。そして新しい技術ができて、時代遅れのパネルを使うことになります。

太陽光発電の会社が何年保証して、メンテナンスをしてくれるかにもよりますが、10年以上はあり得ないので、保証なんて意味がありません。

それに設置業者が未熟だと、雨漏りがしたり、パネルが脱落したりするようです。そんなリスクを犯してまで太陽光発電をするメリットはありません。価格的にコスパが悪過ぎます。単にクリーンだというだけでは、経済的に見合いません。

頼る事はできない

太陽光発電に頼る事はできないと考えます。今の日本で発電の中心になっている原子力発電や火力発電は「能動的」な発電ですが、太陽光発電は風力発電等と同様に「受動的」発電です。

受動的という事は、自分達の意思だけではどうにもならないケースがあるという事です。

もし太陽がまったくでない日が連続した時に太陽光発電はできるのでしょうか?多少はできるのかもしれませんが、おそらく必要な量には遠く及ばないでしょう。

このように不確定要素の多い受動的な太陽光発電を柱に据えた発電というのはリスクが大きすぎるという事になってしまいます。

ですから、発電の中心はあくまでも能動的にできる発電方法であるべきで、太陽光発電はあくまでもサブの発電方法であるべきです。

ゆくゆくは資源の無駄に

発想自体は悪くないし、うまく活かせれば電気を生み出せる画期的な方法だと思います。しかし、長い目で見ると膨大なお金が掛かり、尚且つ装置自体が脆いという点では反対です。

もしも今よりも技術が上がり、低コストでそこそこの電気が生み出せるのであれば、研究を続けて太陽光発電を駆使してエネルギーを作ればいいと思います。

ただ、お金を掛ける点が少しズレているので、今現在では褒められたものではありません。特に、各家庭で設置されているパネルなんかはあまり丈夫でなく、ゆくゆくは壊れてしまい、資源の無駄になっています。

まずはそこを解決する事と、今後太陽光発電が主流になるならば、国を挙げてやるべきです。一部で行っているだけでは本当に税金の無駄遣いです。

反射光トラブル

太陽光発電は自然エネルギーで発電を行うため、火力発電など化石燃料を使用する発電方法と比べて圧倒的に環境に優しく、年々深刻化されるエネルギー資源問題の有力な解決策の一つとされています。

しかし、「反射光トラブル」という問題が起こってしまうリスクがあるため、太陽光発電には否定的な立場を持っています。

反射光トラブルとは、太陽光パネルの反射光によって自宅の室温が上昇したり、反射光がまぶしくて日常生活に支障をきたしてしまう問題のことです。

実際に裁判になったことがあり、横浜地方裁判所の平成24年4月18日の判決では、原告が勝訴したものの、控訴審の東京高等裁判所の平成25年度3月13日の裁判では一転して原告側が敗訴してしまいます。

しかし、太陽光の反射光によって、室温が50度以上になることや、家でもサングラスをかけながら生活をしてしまうことがあり、乳幼児や高齢者に関しては、これらにより、失明や最悪死に至るケースがあると考えられます。

災害のリスク増大

太陽光発電のすべてに反対するわけではありません。個人やビルの所有者が屋上を使いソーラーパネルを設置するようなものは、どんどん推進していいと思います。しかし、業者による大規模発電には規制をかけるべきだと考えます。

現在、地方の山間部では、大規模なソーラー発電の開発が進んでいます。そのような大規模開発によって、地方の貴重な自然が破壊されています。

山を切り開いてパネルを設置するので、動植物の住みかが失われてしまいます。また、開発をすることで山間部が持っていた治水機能も失われ、土砂崩れなどの災害に弱い土地となってしまいます。

このように、大規模なソーラー発電は地方の自然破壊と、災害のリスク増大をもたらします。よって、こうした大規模開発に反対します。

主力にはなり得ない

太陽光発電を中心と電力供給をするという考えには、電力供給の安定性の面から反対です。太陽光発電は二酸化炭素を排出せずに電力を生み出すことのできる、非常にエコな発電方法です。

魅力的な発電方法ですが、太陽に頼っているため、曇りが続くと発電量が低下してしまいます。特に日本は梅雨など、雨が続く季節もあり、発電量が安定しません。

電気は貯めることができないので、発電量が安定しないということは、常に電気が足りなくなり、使えなくなってしまうかもしれないという不安が付きまとうことになります。そのようなことになれば工場は動かせませんし、電車にすら安心して乗れません。

電力の安定供給は、現代社会において必要不可欠な要素と言えます。確かに太陽光発電は魅力的な手段ではありますが、それを中心に据えた電力供給は、現代社会にそぐわないものです。

太陽光発電は日本の電力供給の少しは担えるかもしれませんが、火力発電などの主力な発電方法の代わりにはなり得ないと思います。ですので、太陽光発電を中心に電力供給をするということには反対です。

コストパフォーマンスが良くない

太陽光発電はCO2排出がなく、光さえあれば発電可能な最高の発電方式だと思いますが、やはりコストが恐ろしく高いというのが問題です。太陽光発電のことを考えるときに真っ先にコストが問題としてあがり、結局クリアできずに火力発電に頼る形にいつもなっていると思います。

しかも、太陽光発電は建設時にかかるコストだけではなく、太陽光パネルが10年程度で寿命を迎えた後の交換コストを考えると、さらにコストがかさんでいきます。

また、建築する場所も問題で、特に日本では平地は貴重なので発電量が十分な平面を確保するのが非常に難しく、それならばと山の斜面に作れば、更なるコスト増を招くという負のスパイラルに陥ります。

日本で大規模な太陽光発電所を作ろうとすれば、海の上に浮きプラットフォームでも浮かべて並べればいいと思いますが、それはそれで潮風での劣化や太陽光パネル表面に付く塩分の徐除去など、メンテナンスが厳しそうです。

いっそのこと宇宙にでも作れば効率的なのですが、やはりコストが壁になります。常にコストが大問題となって、効率的に発電できない問題を抱える発電方式だと思います。

自然を破壊している現状

太陽光発電は都合の良い謳い文句ばかりを表に出していはいますが、その実「元を取る」という観点では非常に怪しいものとなっています。

20年単位で稼働させれば元を取れるような話もありますが、その間にパネルなどの機材に一切の大きなトラブルがなければ、という前提です。パネルを破損させる災害やパネル自体の経年劣化等での故障も視野には入れていないものでしょう。

さらに、かつては空いたスペースに太陽光発電パネルをおいて有効活用を行う発電スタイルだったはずが、今では木々を切り開いて太陽光パネルを設置する本末転倒な行為を行う悪質な業者もいます。

以前、茨城県で起きた水害では、太陽光パネルを設置するために堤防が削られたことで、本来持っていた耐久力を失って、決壊の一因となったと言われてます。

このような、かつての理念を失い、顧客に利益性のない発電パネルを購入させたり、自然を破壊して設置を行うようなビジネスばかりが台頭している太陽光発電は、時代にそぐわないものであり、断固反対します。

割に合わない

私が太陽光発電に反対する理由は、メンテナンス費用がかかる上に、発電効率が悪く、とても割に合う発電方法ではないからです。1kw発電するのに、火力や水力や原子力発電の何倍ものコストがかかります。

その上、天候が悪いと発電する事が出来ません。発電効率の点から考えても、発電の安定性の点から考えても、とても国の基幹電力にはなりえません。それでも頑張れば、日本全体の発電量のうち、2%くらいを太陽光発電で賄えるかもしれませんが、そこまでやるメリットがありません。

確かに太陽光発電は環境に優しいですが、そのメリットとデメリットがつりあっていません。なので、将来、技術革新が起こって、飛躍的に太陽光発電の発電効率が高くならない限り、太陽光発電に力を入れる必要はないでしょう。

環境によいという、ただそれだけのメリットのために、国中が大停電に陥ったり、電気代が2倍になったりしては話になりません。そんな発電方法に力を入れるなら、火力発電の効率化にでも力を入れたほうがよっぽどいいでしょう。

あくまで補助的な発電方法

太陽光発電は各所で急速に普及が進んでいますが、国内の電力を賄えるだけの電力を発電する事は、到底できないと思われます。

何故そう思うのかと言えば、それは太陽光発電は発電効率がとても悪いからです。太陽光発電は光を電力に変える物ですが、この変換効率があまり良くありません。ですから太陽光発電パネルを広く展開しなければならず、無駄にスペースを使う事になってしまうのです。

また、太陽光発電は、光のない所では発電する事が出来ません。なので太陽が出ていない夜間や天気の良くない日には、発電する事が出来ません。これでは安定的に電気を発電する事は出来ないので、国内の電力を太陽光発電だけで供給するのは到底無理です。

太陽光発電は環境に優しいと言われていますが、幾ら環境に優しくても、満足に電気を発電できないのでは意味がありません。

所詮、太陽光発電は、各個に小電力を発電するシステムでしかないと思われます。今後、太陽光発電の発電効率が飛躍的に向上したり、ごくわずかな光でも発電できるようにでもならない限り、太陽光発電の普及は何れ頭打ちになるはずです。

想像以上に環境に優しくない

私は太陽光発電に対して、一貫して否定的な立場です。「元々ある太陽の光を使うから環境に優しい」とか、「電力を売ることができるから儲かる」といった話をよく聞きます。

それらはたしかに一理ありますし、補助金制度などがあることで「お墨付きの安心感」があると思います。しかし、「本当に環境に優しいのか」というもっとも基本的な部分で疑問を感じています。

まずは、太陽光発電の設備を製造するためにどれだけの二酸化炭素が排出されているのかという点です。大量の二酸化炭素を排出して製造された太陽光発電を使用し、化石燃料などからの二酸化炭素の発生を抑制することが本末転倒ではないかと感じています。

次に、不要になった太陽光発電の設備を処分する段階で、環境にどれだけの負荷がかかるのかという点です。パネルの成分の中にカドミウムが含まれているということを、以前目にしたことがありますが、カドミウムとはあのイタイイタイ病の元になったものです。

廃棄されたパネルが山積みされて野ざらしになっていた場合、漏れたカドミウムが地下水などに混ざり私たちの口に入りかねないのではないかと感じています。

どちらも正確なデータがあるわけではありませんが、本末転倒の考え方や危険性がわずかでも含まれているとしたら、今の反対の立場は崩さないと思っています。

パネルの廃棄問題

太陽光発電は地球に優しいというイメージが定着していますが、その実態は極めてお粗末としか言いようがありません。

たしかに太陽光発電は地球に降り注いでいる太陽の光をエネルギーに変えることができます。今まで気付かなかったエネルギーを見つけたという意味では評価できます。

しかし、問題は太陽光発電の太陽光パネルにあるのです。太陽光発電がブームになってから太陽光パネルの増産が続きました。まず、この時点で太陽光発電で生まれる電力以上の電力と膨大な地球資源を使用していることを忘れてはいけません。

さらに、太陽光パネルは約20年程度が寿命と言われており、今から20年後には使えなくなった太陽光パネルが大量に廃棄されると予想されています。当然、使えなくなった太陽光パネルは粗大ゴミとして埋め立て地に埋めるほかありません。

つまり、地球の海を汚す原因になっていくのです。太陽という自然のエネルギーを使うことから、太陽光発電は地球に優しいと思っている人が多いと思いますが、長期的な目で見れば、太陽光発電は地球を汚す原因となっているのです。

私が太陽光発電に反対なのは、これらの理由からなのです。

個人でも事業者でも、投資額に見合ったリターンが得られない

太陽光発電は、初期費用がかなり高額になります。年数をかけて使う場合には、結果的には費用を取り戻せるという文句で広まっています。

しかし、その年数まできちんと使えるかどうかわわかりません。今はどんどん増えていて、補助金が出たりして、得をしたように感じさせています。一般家庭の屋根や自治体の公民館の屋根、学校の屋上、企業や空き地にもどんどん広まっています。

今は良いかもしれませんが、災害が起きたときにはどうなるかわかりません。災害時など、電気が止まっている場合にたまっている電気が使えるので便利だと、電力会社のホームページに書かれていますが、災害時にその電気がうまく使えるのか、使ったことで火災が起きないか、私には疑問です。

雨風や年数が経って機械が消耗し、壊れたときの修理にも費用がかかりそうです。先がはっきり見えないのに勧めていいのかわかりません。私は、他の発電のほうがいいと思います。