発電の仕組み

火力発電の仕組み
(出典:九州電力

まずは基本的な発電の仕組みからご紹介したいと思います。火力発電はどのようにして電力を生み出しているのか、その仕組みを簡単にまとめると以下のような手順となります。

  1. ボイラーで燃料を燃やす
  2. 燃やした熱を利用して水を沸騰させる
  3. 沸騰した水から発生する水蒸気でタービンを回す
  4. タービンは発電機に繋がれていて、電力を生み出す

最後のタービンを回すという役割を終えた水蒸気は復水器で水に戻された後、再びボイラーへ入っていきます。火力発電所ではこの一連の手順を繰り返しています。

このように火力発電とは言えども、火だけではなく水もキーとなってきます。この仕組みを維持するためには大量の水が必要となるため、火力発電所は海岸沿いや、海から比較的近い場所に設けられています。

そして、火力発電の特徴はなんといっても「電力の安定供給が可能」という点です。

東日本大震災が起きるまでは電気を常に使えるという状態が当たり前で、節電を意識しなくてもそれほど問題はありませんでしたが、震災以降は電力需要量の増加で安定供給が危ぶまれたり、節電を強く意識する必要性が高まりました。

国が電力の固定価格買取制度を開始したことで、再生可能エネルギーを用いた発電方法による発電量も増加傾向にありますが、それでも火力発電ほどの発電量を確保することはできません。

そのため、多くの電力を安定的に供給できる火力発電はまだまだ欠かせません。冒頭の繰り返しになりますが、今後も活躍してくれるでしょう。

メリット デメリット
安定した供給能力 温室効果ガスの排出
即時稼働が可能 大気汚染
既存の技術が成熟している 燃料資源の枯渇
建設コストが比較的安い 燃料価格の変動
燃料の輸送と保管が容易 環境破壊
エネルギー密度が高い 大量の廃棄物
既存インフラとの互換性 健康への影響
経済性 安全性の懸念
技術革新の余地 高い運転コスト
柔軟な対応力 地政学的リスク

火力発電のメリット

上の表に出てきた各メリットについてかんたんに解説します。

安定した供給能力

火力発電は、天候や季節の影響をほとんど受けずに安定した電力を供給できます。例えば、太陽光発電は夜間や曇天時には発電量が減少し、風力発電は風の強さに依存しますが、火力発電はこれらの制約がありません。そのため、電力需要が増加する冬や夏のピーク時にも、信頼性の高い電力供給が可能です。また、火力発電は出力調整が容易であり、ベースロード電源としてだけでなく、電力需給の調整にも寄与します。この特性により、停電リスクを最小限に抑えられ、産業活動や日常生活の基盤を支える重要な役割を果たします。

即時稼働が可能

火力発電は、発電設備を短期間で立ち上げたり停止したりすることが可能です。例えば、ガスタービンを用いた火力発電は、需要が急増した場合に迅速に稼働を開始でき、瞬時に電力を供給します。これは、電力需要が予測と異なった場合でも柔軟に対応できるため、電力供給の安定性に大きく貢献します。また、再生可能エネルギーの発電量が不安定な場合でも、火力発電を補完的に稼働させることで、供給不足を防ぐ役割を果たします。この即応性は、非常時や災害時にも非常に有用です。

既存の技術が成熟している

火力発電は長年にわたり技術が研究・開発され、現在では成熟したインフラとシステムを持っています。この技術の成熟度により、高い信頼性と効率的な運用が実現されています。また、発電設備の設計や運転ノウハウも豊富であり、トラブル発生時の対応力も向上しています。さらに、既存の技術基盤を活用しながら新しい技術(例: 二酸化炭素の回収技術)を組み込むことも可能であり、環境負荷の軽減にも寄与します。このため、新規の電源設備と比べて経済的なリスクも低いのが特徴です。

建設コストが比較的安い

火力発電所の建設コストは、再生可能エネルギー発電所や原子力発電所に比べて低い場合が多いです。特に石炭火力やガスタービン発電は、設備の設計が比較的簡単であり、短期間で建設可能です。初期投資が抑えられるため、発電コスト全体も低減できる傾向があります。また、小規模な発電所でも十分な発電能力を持つため、地域の電力需要に合わせた柔軟な設計が可能です。この特性は、電力需要が急増している新興国や資金が限られている地域で特に重宝されています。

燃料の輸送と保管が容易

石炭、石油、天然ガスなどの火力発電に使用される燃料は、輸送や保管が比較的容易です。例えば、液化天然ガス(LNG)は冷却して液体化することで、船舶を使った大量輸送が可能になります。また、石炭は乾燥した状態で長期間保存でき、エネルギーの安定供給を確保するためのストックとして活用できます。これにより、燃料供給の途絶を防ぎ、発電所の運転に支障をきたすリスクを軽減します。さらに、燃料調達の柔軟性が高いため、複数の供給源を活用することでエネルギー安全保障にも寄与します。

エネルギー密度が高い

火力発電で使用される化石燃料は、単位重量当たりのエネルギー密度が非常に高いという特徴があります。このため、少量の燃料で大量のエネルギーを発電することが可能です。例えば、石油や天然ガスは、同等の電力を太陽光や風力で発電する場合に比べ、はるかに少ないスペースで効率的に発電できます。この高いエネルギー密度により、都市部やスペースが限られた地域でも、大規模な発電設備を構築できる点が大きな利点です。

既存インフラとの互換性

火力発電は、既存の送電網や地域の工業地帯の電力需要と高い互換性を持っています。既存の電力インフラを活用することで、設備投資を最小限に抑えつつ発電を拡大できます。また、火力発電の出力は調整が容易であり、需要の多い都市部や工業地帯での安定した電力供給を確保できます。この互換性は、既存のエネルギーインフラを活用して、より早く安定した電力を供給する上で重要な要素です。

経済性

火力発電は、燃料の選択肢が多く、コスト面での調整が可能です。例えば、石炭は安価で入手しやすい燃料であり、大規模発電所での利用に適しています。一方、天然ガスは燃焼効率が高く、発電コストを抑えつつ環境負荷を軽減する効果があります。このように、燃料特性に応じた運用が可能であり、効率的かつ経済的な発電を実現できます。特に、電力コストを重視する地域や国では、その経済性が大きなメリットとなります。

技術革新の余地

火力発電は、今後の技術革新によってさらに効率化や環境負荷軽減が期待される分野です。例えば、二酸化炭素を回収して貯留する技術(CCS)や超臨界圧技術による燃焼効率向上が進んでいます。また、新たな燃料(例えば水素やアンモニア)を混合利用する技術も開発中であり、将来的に化石燃料依存を減らしながら火力発電を活用できる可能性があります。このような技術革新により、持続可能なエネルギーシステムへの移行を支える重要な役割を果たします。

柔軟な対応力

火力発電は、需要変動に迅速に対応できる柔軟性を持っています。例えば、再生可能エネルギーの発電量が不安定な場合に、そのギャップを埋めるために火力発電が補完的な役割を果たすことが可能です。また、災害時や非常時には、他の電源が使えない場合でも火力発電を迅速に稼働させることで電力供給を維持できます。この対応力は、電力網全体の安定性を保つために不可欠であり、火力発電の重要な利点の一つです。

火力発電のデメリット

上の表に出てきた各デメリットについてかんたんに解説します。

温室効果ガスの排出

火力発電は化石燃料を燃焼させて電力を生み出すため、大量の二酸化炭素(CO2)を排出します。この排出量は、地球温暖化の主要な原因の一つとされています。特に石炭火力発電はCO2排出量が多く、天然ガス火力は比較的少ないものの、それでも温室効果ガスの排出源としての影響は大きいです。地球温暖化に伴う気候変動は、海面上昇や異常気象の頻発など、地球規模での影響を引き起こすため、火力発電の持続的な利用には課題があります。

大気汚染

火力発電では燃料を燃やす際に、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)といった有害なガスが発生します。これらの物質は大気汚染を引き起こし、酸性雨の原因となるほか、人間の呼吸器系に悪影響を及ぼすことがあります。特に、都市部に近い発電所では住民の健康リスクが高まる可能性があります。近年では排ガス処理装置の導入によりこれらの排出量を削減する技術が進んでいますが、完全に排除することは困難です。

燃料資源の枯渇

火力発電に利用される石炭、石油、天然ガスは、限られた埋蔵量しか存在しない有限資源です。これらの化石燃料の採掘量が増加し続けると、将来的に燃料が枯渇するリスクがあります。また、新しい燃料資源の発見や採掘が進んでも、採掘コストや環境破壊の問題が伴うことが多く、長期的な視点では持続可能性に課題があります。

燃料価格の変動

化石燃料の価格は、国際市場の供給と需要、地政学的リスク(例: 戦争や政治的な不安定)などによって大きく変動します。この価格変動は、発電コストに直接的な影響を与え、電力料金にも波及します。特に、化石燃料を多く輸入している国では、エネルギー価格の変動が経済全体に与える影響も大きくなります。このように、価格の安定性を欠くことは、火力発電のデメリットの一つです。

環境破壊

化石燃料の採掘や輸送は、自然環境に重大な影響を与えることがあります。例えば、石炭採掘では森林伐採や土地の破壊が進み、生態系に悪影響を及ぼします。また、石油や天然ガスの採掘では、油漏れやガス漏れによる海洋汚染や大気汚染が発生する可能性があります。さらに、発電所の建設による土地利用の増加も、生態系や景観に悪影響を与えることがあります。

大量の廃棄物

火力発電では燃料の燃焼後に大量の廃棄物が発生します。例えば、石炭火力発電では石炭灰やスラグが生じ、これらの廃棄物を適切に処理・管理する必要があります。また、排煙脱硫装置の使用により硫酸廃液が発生することもあります。これらの廃棄物が不適切に処理された場合、土壌汚染や地下水汚染の原因となり、周辺環境や住民の生活に悪影響を及ぼします。

健康への影響

火力発電所から排出される有害物質は、大気汚染を通じて人々の健康に悪影響を与える可能性があります。特に、微小粒子状物質(PM2.5)は肺に深く入り込み、喘息や肺疾患、心血管疾患のリスクを高めます。近隣の住民や労働者がこれらの物質に長期間さらされると、健康被害が顕著になることがあります。健康への影響は社会的コストにもつながり、医療費の増加や労働生産性の低下を引き起こします。

安全性の懸念

火力発電所では、燃料の取り扱いに伴う火災や爆発のリスクがあります。特に、天然ガスを利用する施設では、ガス漏れが発生すると重大な事故につながる可能性があります。また、設備の老朽化や管理不足が原因でトラブルが発生することもあります。このようなリスクを軽減するためには、厳格な安全管理と定期的な点検が必要ですが、それに伴う運用コストも増加します。

高い運転コスト

火力発電は燃料費が大きな割合を占めるため、運転コストが高くなる傾向があります。また、発電設備のメンテナンスや排ガス処理装置の運用コストもかかります。再生可能エネルギーのコストが低下している現状では、長期的に火力発電の運転コストが競争力を失う可能性があります。このように、経済性の面でも課題が浮き彫りになっています。

地政学的リスク

化石燃料は主に輸入に依存している国が多いため、燃料供給国の政治情勢や国際関係に左右されやすいです。例えば、原油価格の高騰や供給停止が発生した場合、電力供給の安定性が損なわれ、経済活動に悪影響を及ぼす可能性があります。また、エネルギー輸送路の確保にもコストやリスクが伴い、国のエネルギー安全保障における大きな課題となります。

必要となる燃料

火力発電所では火を燃やすのに燃料を使います。主に使用されている燃料は天然ガス(LNG)・石炭・石油です。中心となっているのは天然ガスと石炭です。割合はこの2つの燃料がそれぞれ約4割・石油が約2割となっています。

それぞれの燃料について簡単に触れておきたいと思います。

まずは天然ガスです。こちらは石油や石炭と比べると二酸化炭素の排出量が少ないため、地球環境の観点からもよく利用されています。

次に石炭です。二酸化炭素の排出量は多いですが、石油よりも資源が豊富にあるため、安価に利用することができます。

最後に石油です。石炭よりも燃えやすいのですが、燃料単価が高く、また燃料価格も変動しやすいです。

火力発電の種類

火力発電にもいくつかの種類があり、その発電の方法から細かく分類することができます。

汽力発電

最もベーシックで主流となっている発電方法です。前述の仕組みの通り、水蒸気で蒸気タービンを回して発電します。

この水蒸気でタービンを回すという仕組みは原子力発電地熱発電でも取り入れられていて、場合によってはこれらの発電方式も「汽力発電」に含まれることがあります。

内燃力発電

ディーゼルエンジンなどの内燃機関で発電する方式です。短時間で発電を開始することができるため、非常用電源や携行用電源などとしても用いられています。小規模な発電に向いています。

ガスタービン発電

水蒸気ではなく、燃料を燃やした燃焼ガスでタービンを回して発電する方式です。小型でも高い出力を得ることができるという特徴があり、夏場や冬場の電力需要が高まったときに使われています。

コンバインドサイクル発電

ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式です。内燃力発電の排熱を利用して汽力発電を行うという複合的な方式となります。

構造は複雑になりますが、同じ量の燃料で一般の火力発電よりも多くの電力を生み出すことができる点や、同じ量の電気を生み出すのに二酸化炭素排出量は少なくて済むという点がメリットとして挙げられます。

日本の火力発電と世界の火力発電

世界と比較して日本の火力発電はどのような点が異なっているのか、火力発電の世界シェア・割合はどの程度なのかなどといったテーマをご紹介します。

日本の火力発電

日本で最初に火力発電所が誕生したのは1887年のことです。今から100年以上も前に設立されました。当時は水力発電による発電がメインだったため「水主火従」の時代と言われていました。

その後高度経済成長によって電力需要が急増したことから、発電効率の良い火力発電にシフトされていき、1960年代からは「火主水従」となっています。現在に至る間に原子力発電太陽光発電など、様々な発電方式が誕生しましたが、現在も火力発電が電力供給量の過半数を占めています。

世界の火力発電

世界的に見ても年々電力の消費量は増加し続けています。欧米諸国や日本では今後電力需要が大幅に急増するということはあまり考えられませんが、アジアやアフリカの発展途上国では、これからもどんどん消費量が増えていくでしょう。

世界全体で見ると火力発電が総発電量の約65%もの電力を生み出しており、日本と同じように各国でも主流の発電方式となっています。燃料別で細かく見ると石炭が40%・天然ガスが20%・石油が5%です(発電量全体に対する使用燃料の割合)。

国別にいくつか例を挙げてご紹介したいと思います。

日本 天然ガス28%・石炭25%・石油10%
アメリカ 石炭49%・天然ガス20%・石油1%
中国 石炭81%・天然ガス1%・石油1%
イギリス 天然ガス42%・石炭35%・石油1%
ドイツ 石炭49%・天然ガス12%・石油1%
イタリア 天然ガス56%・石炭16%・石油11%

こうして見ると国ごとに特徴が出ているのではないでしょうか。天然ガスを主力としているのは日本・イギリス・イタリアです。一方、アメリカ・中国・ドイツでは石炭が主となっています。

意外に思われるかもしれないのが、各国の石油への依存率の低さです。

もちろん火力発電以外のところに関しては石油は必須ですが、火力発電に関しては先進国のどの国も石油を主としていません。これは国際情勢によって石油価格が急騰したり大幅に変動したりするためです。

東南アジアやアフリカなどの発展途上国が成長を続けていくにつれて、世界的に電力の需要量が高まると共に、メリットが大きい火力発電所の需要も高くなるでしょう。

しかし、二酸化炭素排出などのデメリットを考えると、より効率的に電力を管理することができる大型の蓄電池の開発も早急に進める必要があります。

推進派と反対派

どのようなモノやサービスにも、メリットとデメリット、推進派と反対派が存在しますが、火力発電関しては既に世界的に主力の発電方法として活用されていることもあり、新しく火力発電所を作ることに反対しているというケースは稀です。

ポイントとなってくるのはやはりデメリットの項目かと思います。地球温暖化に対する対策として「二酸化炭素の排出量削減」がよく謳われていますが、火力発電はどうしても火を使うため、全くゼロにするということは不可能なのです。

それでも近年の技術の進歩の成果もあり、新しい天然ガス(LNG)などを燃料として使うことによって、以前よりも二酸化炭素の排出量が少なくなるようになってきています。

これからもしばらくは火力発電が中心となっていくという流れは変わらないと思いますので、更なる二酸化炭素排出量削減に期待したいとことです。

賛成意見

人間の生活に合った発電方法

危険な廃棄物も出さず、しかも技術の進歩により、現在では窒素酸化物や硫黄酸化物の排出はなくなっております。それでも二酸化炭素を大量に排出することは事実ですが、これは環境がある程度吸収してくれます。

また、原発や水力では立地条件に大きな制約を受けますが、火力は設置の自由度が比較的高く、住民の日常生活への影響をある程度軽減できます。

メタンハイドレートが実用化されれば!

個人的には原子力発電所を絶対になくせという意見ではないですし(増やして欲しいとも考えていませんが)、二酸化炭素の地球温暖化への影響についても懐疑的ですので、火力発電については増やして欲しいとも減らして欲しいとも思いません。

ただ、メタンハイドレートが実用化されれば火力発電に大いに役立てて欲しいと思います。

一方、釣り人の立場としてダムが与える水質への影響を強く感じることがあるので、これ以上の水力発電所は望まないというのが私の意見です。

デメリットは技術の進歩でクリアできる

私は火力発電に賛成です。火力発電は、他の発電方法に比べても、得るエネルギーが大きかったり、発電効率が良いといったようなメリットがあるからです。発電量を調節しやすいという点も魅力的に思います。

このように沢山のメリットがありますが、デメリットは温室効果ガスと燃料に関することだけです。そして、どちらのデメリットも技術の進歩が続けばクリアできる問題だと思いますので、これからも積極的に火力発電を利用するのが良いと思います。

天然ガス田かメタンハイドレートが実現すれば

現在のわが国では、火力発電に利用する燃料のほとんどは輸入に頼っておりますが、将来、純国産の燃料による火力発電だけで国内の電力を全て賄えるようになる可能性はあります。

日本近海には天然ガス田があることは良く知られておりますし、相当量のメタンハイドレートも埋蔵されていることが確認されております。

ただ、天然ガスはともかく、メタンハイドレートの採掘技術が未確立ですので、純国産の燃料が普及するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

ずっと稼働してもらいたい

実際に火力発電所がある地域からの意見です。市内の海に面した埋め立て地で、九州電力と電源開発が火力発電所を稼働させています。

燃料はオーストラリアから船で運ばれてくる石炭となっていて、工場内見学をしたことがあります。工場はすべてがオートメーション化されていて、職員さんはほとんど点検作業のみとなっています。

火力発電で一番懸念されるのは煙突から出る煙ですが、煙突自体にフィルターがかけられているため、曇りの日以外は煙が見えないほどの浄化がなされています。

漁業に関する影響ですが海水温度が上がることが懸念されていて、漁業者には一時的に補償金が払われましたが、フグやマグロの養殖は逆に盛んになるほど漁業には影響を及ぼしていません。

今は新たに増設工事も行われており、過疎化に悩む我が町にとっては、そこに落とされるお金で多少潤っています。事故はほとんどなく、10年に一度くらい配管から蒸気が漏れる事故があったくらいで、けが人などはまったく出ていません。

火力発電所があるための人口流入、それに伴う商業の活発化、大気への影響の少なさ、漁業関係への影響の少なさから、私は火力発電所がずっとこの地で稼働してもらいたいと思います。

タイムリーな支援が可能なシステム

東日本大震災で、福島の原発が壊滅的被害を受けたことで、改めて火力発電を見直しました。

まず、タイであったか台湾であったか忘れましたが、原発が稼動を止めることになった日本に対し、火力発電設備を一式丸ごと緊急譲渡したいという申し出がありました。

その時、固定的な設備だと思っていた火力発電所が、海を渡れるものであると初めて知り、大変驚きました。

必要な時にこうしたタイムリーな支援が可能な電力供給システムである火力発電は、今後も災害が続くと思われる日本では、普段から絶やさず使っておくようにした方がいいと考えます。

というのもその時、休止していた火力発電所が日本にいくつかありましたが、運転停止期間が長かったため、簡単に再開できない状態だったからです。

コストパフォーマンスがいい

火力発電の良さは、地形や気候にかかわらず発電所を作ることができるところです。長期間日本で活用されていることからもわかるように、大事故のリスクが少なく、安心して発電所を作ることができます。

なにより、天候や気候などの気象状況にも左右されませんので、一年を通じて安定して電力を供給できるほか、燃料を使っているので需要に合わせて発電量を調整することも可能です。

また、火力発電は効率が良く、コストパフォーマンスがいいというメリットもあります。

二酸化炭素の排出量が問題になることもありますが、二酸化炭素などの環境によくない物質の排出量を減らす技術が進んできていますし、今後もさらに研究・開発がされることが期待できます。

現実を見る

現状では、最も発電効率のいい方法は火力発電であり、しばらくの間は火力発電をエネルギーを政策の主軸に据えてほしいと思っています。

現在、日本の電力状況のほとんどは、火力発電で賄われている状態です。確かに火力発電には、環境に負荷をかけるという欠点があります。しかし、他の発電方法が火力発電をカバーできる状況にありません。

自然エネルギー発電は、まだまだ発展途上で供給が安定しません。原子力発電は、福島原発事故が起きてしまい、今後の新設は間違いなく民意が許さないでしょう。

大規模なダム開発を伴う水力発電も、これ以上発電力をあげていくことは困難だと考えます。そう考えていくと、現実的に火力発電を軸にエネルギーの確保をしていくしかありません。現実を見るなら、火力発電を推進するしかないという意見です。

火力発電を推したい

子供の頃、石油は限られた資源であり、40年後には底をつくと言われていましたが、実際40年経過して、石油はまだまだ腐るほどあるとなりました。

火力発電は構造が簡単であり、燃料さえあれば継続できる造りです。他の発電所は、天候に左右されてしまうことが多くて、コストも掛かります。すべての面でコストは掛かってしまいますが、石油が多いのであれば火力発電を推奨します。

エコの問題がありますが、高い煙突から煙を出す前に、電気集塵機があり、そこを通してから排出しているので、クリーンな煙です。

昔からある火力発電が今でも活躍を続けているのは、原理が簡単なのと、条件があれば造っても反対運動が起こらないからです。最新の発電方法で無くても火力発電を推したいです。

安定的な発電

日本は火力発電を活用するべきだと思います。

これまでの既存の火力発電では原材料の価格やその価格にあった減力発電が行えない問題がありましたが、技術の発展によって効率性が高まっており、効果的な発電を行うことが可能となっています。

また、今後は日本の領海に多く埋蔵しているシェールガスを用いた火力発電も積極的に検討されており、より火力発電の重要性はこれから増すと考えられてます。

そして、現在、これまでの電力を担ってきた原子力発電が本格的に稼働していません。

どの電力会社でも火力発電が主な発電方法となっており、他の安定的な発電が登場しないかぎりは火力発電に頼らなければならない状況もあるので、火力発電を推進する必要があると考えています。

デメリットは解消していける

原発事故の起こった日本では、原子力発電に頼ることはできない状況です。その中にあって、安定的に電力を確保することができる火力発電は欠かせないものです。

火力発電のデメリットとしてよく取り上げられるのは、化石燃料を燃やすことで温室効果ガスが発生することです。確かにこれは地球温暖化につながる大きな問題であり、地球環境を守るためにも避けるべきものであるのは言うまでもありません。

しかし、現在は技術の進歩によって、まだ不完全ではあるものの発生を防ぐ取り組みがされています。これからも、さらに技術を進歩させることによって、デメリットの部分を解消していけるものと思います。

また、そのデメリット解消への試みが、新しい技術の発展を促す可能性を大きくすると考えます。

火力発電以上に良い発電方法がない

私が火力発電に賛成する理由は、発電効率がいい上に、他に適当な発電方法が見当たらないからです。

今の日本は「火力・水力・原子力」の3つのエネルギーで主に動かされていますが、このうち水力発電は、地形的な制約からこれ以上発電量を増やすことが難しいです。原子力発電に力を入れるとどうなるか、我々はこれを福島で学びました。同じ過ちを繰り返す必要はありません。

これらのことを考えると、この2つの発電力はもう頭打ちですが、火力発電にはまだまだ余裕があります。石炭や石油さえ輸入できれば、いくらでも増設する事が出来る上に、発電効率もいいので、今の日本にはうってつけです。

地球温暖化に悪影響を与えるというデメリットもありますが、そのデメリットは、発電効率のよさというメリットを打ち消すほどではありません。

電力は必要、原子力は危険、水力は頭打ちと言う日本の現状を考えると、火力発電に力を入れる以外、日本が生き延びる方法はないといえます。なので私は、火力発電所の増設に賛成します。

多くのエネルギーを安定して生み出せる

火力発電は日本で最もポピュラーな発電方法です。化石燃料を燃やしてたくさんのエネルギーを生み出すことができるので、これまで人類の発展に大いに貢献してきました。

最近では、その化石燃料が枯渇するのではないかと危惧され始め、新しいエネルギーの研究がされています。しかし、実際にはその燃料も枯渇するまでには大分時間があるともいわれています。更に発掘が進めば、その量を増やしていくことも可能ではないでしょうか。

火力発電や原子力発電以外に、新たな環境に優しいエネルギー開発がされています。それが再生可能エネルギーです。主に風力・水力・地熱発電があげられます。これらの発電方法は確かに環境に優しいのですが、施設の大きさに比べて生み出せるエネルギーは比較的少ないという問題があります。

火力発電であれば多くのエネルギーを生み出せるので問題はありません。環境に良くない物質を抑える研究が進めば、これからも私たちになくてはならない発電手段になります。

圧倒的な発電効率の良さ

私は火力発電の推進に賛成です。理由は火力発電の発電効率の良さです。火力発電はその他の水力発電や風力発電と比べて発電効率が良いです。これら3つの発電は、いずれも何らかの環境問題につながりますが、そうであれば、最も発電効率の良い火力発電の推進を後押ししたいと思います。

たしかに、二酸化炭素の排出が火力発電の問題点として挙げられることがありますが、今は技術がどんどん進歩していて、排出量は少なくなっています。今後もどんどん排出量は少なくなっていくでしょう。

そうであれば、森林伐採によって生態系を壊す風力発電や、長期間経過すると効率が悪くなっていく水力発電を推進するぐらいなら、火力発電を推進していった方が断然よいでしょう。

また、もし事故を起こしたとしても、被害を局所的に抑えられることも火力発電の良いところです。この点を考えると、安全な発電方法ともいえると思います。発電効率が良く、比較的安全な発電の火力発電をもっと広げていくべきだと思っています。

電力は安定供給されなければならない

火力発電について、近隣に2箇所の火力発電所がある地域に住んでいますが、今まで一度も不安を感じたことが無いので、賛成です。震災の時ですら、火力発電所での大きな事故やトラブルを聞いたことがありませんでした。

自宅周辺では、一定期間、輪番制の計画停電はありましたが、すぐに解消されました。職場の方は、工業地帯でもあり、優先的に電力を供給してくれていました。

今、人々に一番求められているのは、安全性だと思います。震災を経験した身として、火力発電には絶大な信頼を置いています。近年の猛暑で、電力消費量が大きくなった時も、企業との連絡もスムーズで、節電のお知らせがすぐに来ます。

お知らせの社内放送が入ると、電気を消したり、エアコンを消したり温度を上げたり、社内でも協力的にみんな動きます。これも絶大な信頼感あっての動きです。電力を安定供給出来たり、安定した価格だったり、火力発電にはメリットがたくさんあると思います。

事故が起きても被害が小さい

自分は火力発電には賛成です。理由は、日本の最も多くの電力を作り出しているのはこの火力発電だからです。日本の電力の6割から7割を作り出しているので、火力発電がなくなれば、日本はたちまち電力の安定供給ができなくなると思います。

電力需給量を調整できるのが魅力の1つです。発電量を比較的簡単に調整することができ、電力需給のピーク時には出力を高めにしたり、電力需給が少ない時は出力を下げるなど便利に利用することができるのです。

万が一、事故が発生しても、局所的な被害で留まります。

地球温暖化の原因になる二酸化炭素を多量に排出するので、世界情勢の「二酸化炭素の排出量削減」とは逆行していますが、新しい天然ガスなどの燃料として使うことで、以前より二酸化炭素の排出量が少なくなってきています。

環境性能が向上している

「火力発電は環境に悪い」というイメージが非常に強くなっていますが、その理由はやはり二酸化炭素や硫黄化合物、そして窒素酸化物が考えられています。

特に、かつては主要燃料とされていた石炭は、発電効率が悪いことと硫黄酸化物や窒素酸化物の発生が多いことで減少していましたが、コンバインドサイクル発電により、発電効率の向上並びに二酸化炭素排出量が削減でき、今では火力発電所の主流となっています。

火力発電所が良いという点は、上記以外に廃炉作業が非常に容易なことです。そもそも、内燃機関やガスタービンは原子力発電とは異なり、放射性廃棄物になりません。また、撤去した金属材料については再度溶鉱炉で溶解して、金属材料として生まれ変わります。

その他、石炭の埋蔵量は、石油や天然ガスよりも未だ多く、発電効率を重視した場合、長い期間利用でき安全性の高いものとなります。これらの点から火力発電は、経済性・安全性・環境配慮といったことから賛成するべき、発電方法と考えます。

更なる発展を期待

火力発電のメリットとしては、発電効率の良さがまず挙げられます。火力発電は石油などの燃料を燃やして水を沸かせて水蒸気を発生させ、これによってタービンを回して発電するという仕組みです。

つまり、燃料と水があれば発電可能なとてもシンプルな発電方法であり、古くから行われているにもかかわらず、現在でも主要となる発電方法です。燃料となる石油や天然ガスは多くは輸入に頼っていますが、安定供給されている現在では、安全で環境にもやさしい発電方法です。

季節や日中の時間によって必要な電力量は常に揺れ動きますが、火力発電の場合、燃料を簡単に調節するだけで発電量をコントロールできます。燃料は石油や天然ガスですから、原子力発電のような危険な廃棄物を排出することもありません。

発電所の設置場所も、原子力発電や水力発電のように制約が大きくありません。風力発電や太陽光発電は火力発電が二酸化炭素を排出するのに比べればクリーンではありますが、発電量が天候などに大きく左右されるというデメリットもあります。

二酸化炭素の排出量をより少なくする技術の開発を進めることで、より一層の火力発電の発展を期待します。

反対意見

火力発電はもう限界

今世間では原子力発電所が止まっているといった状況なのですが、そんな中、頑張っているのが火力発電所です。

ただ、火力発電所のボイラーというのはもうほとんど設計が古いものばかりなのです。だから、もしボイラーがトラブルで止まってしまったら、停電してしまう恐れがあるのです。

今から、新しく火力発電所を作るといっても、地球温暖化という問題もありますし、この火力発電の稼働は限界があるのではないかと思います。

これからは太陽光発電や地熱発電などといった自然エネルギーを増やすべきではないかと思います。

温室効果ガスを出さない自然エネルギーに期待したい

私は火力発電には反対です。確かに火力発電の「安定して電気を生産できる」という点は評価できます。

しかし、火力発電に用いられている燃料は化石燃料であり、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスを大量に排出してしまい、環境を悪くしてしまうからです。

電気をつくることも大切だとは思うのですが、それ以上に、今ある自然をしっかりと保護していくことの方が大切だと思うので、火力発電はあまり良い方法ではないと思います。

風力発電や地熱発電などといった自然エネルギーに期待したいです。

化石燃料に頼るのは良くない

私は、資源の事を考えると反対です。火力発電の原料は化石燃料です。この化石燃料がなくなりつつあると聞きました。供給が不安定な限り、私たちは将来的に安定した生活をする事が出来なくなります。

また、火を燃やすことによって排出される二酸化炭素も環境に良くないと思います。

次に水力発電に関してですが、こちらはダムの建設が必要となってきます。このダムの建設によって、自然環境が破壊されてしまったり、生態系が変わってしまったりする事も考えられるので、これもあまり良くないのではないかと思います。

個人的には太陽光発電と地熱発電、そして蓄電池に期待を寄せています。

二酸化炭素を大量に出す発電

火力発電は、世界での気候温暖化の状況を考えると、反対したいです。特に最近の夏の季節は、異常に気温が上がります。そしてテレビのニュースでは、夏に高温注意の警報が流れたり、熱中症対策の情報もたくさん流れています。

もともと日本の夏の季節は、湿度が高くて蒸し暑くて、世界の中でも特に夏は過ごしにくいと思われます。そうした状況の日本で、火力発電をすることはなるべく避けてほしいです。

さらに、世界的に温度が上昇していると言われていますから、海外でも火力発電を控えてほしいと考えています。地球温暖化対策として、火力発電のような二酸化炭素を大量に出す発電は減らしていくべきだと思っています。

コスト面の影響を受けやすい

私は火力発電によるエネルギー生産に対しては反対です。何故なら、火力発電をすることによって二酸化炭素が発生するからです。

発生した二酸化炭素によってオゾン層の破壊が進み、地球温暖化が進んでいきます。地球温暖化は日本国内だけの問題ではなく、世界全体の問題です。

また、火力発電により、二酸化炭素だけではなく、他の有害物質も発生します。これらの有害物質によって動物や植物や人間など、すべての動植物へ健康被害が生じる可能性があります。

現在は火力発電以外にも風力発電や水力発電などがあるので、健康に影響を与える可能性の高い火力発電を選択する必要は薄いと思います。

その他、火力発電は大量の化石燃料を利用するので、コスト面の影響を受けやすいのもデメリットの一つだと考えます。

温度が上昇し続けると…

火力発電はわが国ではポピュラーな発電方法であり、原子力発電と並んで、これまでたくさんの電気を発電してきました。ですが、火力発電には問題があり、その一つが二酸化炭素を大量に発生させるところです。

二酸化炭素は地球温暖化ガスとも呼ばれ、地球の温度を上昇させる原因の物質となっています。地球温暖化は地球の環境を大きく変えてしまい、温度が上昇し続ければ、人間だけでなく、生き物すべてが住めない星になってしまいます。

そうなってしまったら、生物は別の惑星に移住しなければならなくなり、その惑星を見つけなければなりません。

それはとても困難を極める作業となりますから、そうならないように、地球の温度をこれ以上上昇させない努力が必要になります。そのためにも、地球温暖化ガスを大量に発生させる火力発電はなくしていくべきです。

有毒・有害な物質の排出

火力発電に反対する一番の要因はCO2の排出量の多さです。

現在CO2を削減するために各国さまざまな対策を行い、地球規模でCO2削減に向けて動いている動きとは反対の行為です。地球温暖化やそれに伴う現象など、CO2排出による地球への悪影響はすでに現れており、深刻な問題になっています。

また、火力のための燃料も必要になります。燃料のコストもかかりますし、安定した供給を続けていける保証もありません。

そして、当然、燃料による人体や生物、環境に有毒・有害な物質の排出のリスクもあります。火力発電は効率がいいのかもしれませんが、それに対するリスクや影響の方が大きく、将来の環境や人々のためになる発電方法ではないと思います。

火力発電への依存には反対

火力発電は、発電時に石炭や石油を大量に消費し、それによって大気中にCO2を大量に放出します。

地球温暖化が毎年のように進むこのご時世に、その原因となる大量のCO2を生み出す火力発電を使い続けるのは、環境保護の観点から許されないと考えます。

事実、世界の潮流は脱火力発電に向かっており、欧米などの先進国の金融機関は、CO2を放出する事業を行っている企業から資金を引き上げる動きを見せています。

欧米諸国からは、火力発電に注力する日本は環境に対する意識が低いと見なされかねません。すると、日本の国際的な地位の低下や、外資系の日本企業への投資引き上げといったさらなるトラブルに見回れる恐れがあります。

環境保護の観点からも、国際関係の観点からも、火力発電への依存には反対を表明します。

電気代の変動に不安

火力発電は扱いやすい一方で、なんといっても大量に化石燃焼を使用することが一番の問題点ではないでしょうか。エネルギーを生産するために大量の資源を消費するのでは本末転倒です。

それに加えて、資源の消費だけてなく、グローバルウォーミングが世界中で懸念されているなか、大量の二酸化炭素まで発生してしまうのです。そういった観点からも、時代に逆行した発電方法ではないかと考えます。

また、大量に消費する化石燃料は価格の変化が激しく、安定した供給は難しいです。価格が上がれば、結果としてエンドユーザーである我々の電気料金に跳ね返ってきます。

火力発電所は減らした方がいい

火力発電所では、化石燃料を使って発電をします。石炭・石油・天然ガスと、使う燃料は違っていても、いずれもかぎりある貴重な資源です。有限のものです。これらは大切に残して置いた方がいいと思います。

天然資源を使い尽くしてしまうと、素材の原料として使うことができなくなります。プラスチックやビニールも作れなくなります。

身近にあるほとんどの物は、化石燃料を原料にして造っています。それができなくなるなら、生存に必要な物も失われていきます。そのため、今の文明を失うことになります。

化石燃料が失われた後は、どうやって生きるか迷うことになります。あらゆる物が使えない時代になりそうです。

貴重な資源は、大事にした方がいい。簡単に燃やしてしまうなら、将来後悔します。資源を失ってから、それを取り戻すことはできません。そのためにも火力発電所は減らした方がいいです。

地球温暖化の最大の原因

火力発電のデメリットはやはり何といってもCo2排出量の多さと、それに伴う地球温暖化への影響です。

このデメリットだけでも全面的に反対する理由にはなりますが、現状では原子力発電所の事故を受けて原発はほぼ停止。他のエコ発電も普及しない中、火力発電を中心に電力需要に応えるのは仕方ないのかもしれません。

しかし、いつまでもこのままで良いわけはなく、一刻も早く原子力発電を再開して、火力発電を少しずつ減らしていく必要があります。

原発事故は大変な人災でしたが、これを受けて原発を廃止するのではなく、安全性を上げることに努力すれば、さらに事故の危険性を減らせるはずです。

それでも危険性はあるでしょうが、確実に地球環境を破壊していく火力発電を続けるよりは、人間の受ける必要なリスクとして、原発を許容しなければならない時代になったのだと思います。

結局、火力発電はじわじわ真綿で首を絞めてるのと一緒で、いつまでもそのまま我慢していれば、いつか終わりが来る発電方式だということです。

燃料や公害の問題

日本の発電源の内訳として、一番シェアがあるのが火力発電で、6,7割を担う我が国の主要な発電方法といえます。しかし、火力発電に対し、私は以下の理由で反対です。

火力発電の原理はというと、石油や石炭を燃焼させた熱エネルギーで水を沸騰させ、そこから生じる水蒸気を利用して、発電タービンを回転させるという仕組みです。

日本の電力需要の6,7割をまかなうには、大量の石油や石炭が必要です。日本は資源の少ない国で、それらを自給自足できません。輸入に頼ることになります。

燃料代は輸入の際の為替コストを受けるので、円安時は燃料が高騰したり、仕入れ価格が安定しません。それらの産出国は政情が不安定であることが多く、情勢が乱れれば供給が突然無くなる可能性もあります。

また、燃料を燃焼させると温室効果の原因となる二酸化炭素を発生させてしまうほか、酸性雨や光化学スモッグの原因となる酸性物質などの有害な副産物も必ず発生してしまいます。これらも、火力発電に反対の理由です。

環境への負荷

日本は現在、主に火力発電と原子力発電という二つの手段でエネルギーの確保をしています。しかし、どちらも環境に負荷を与えるので自然破壊につながります。

そこで、環境に優しい新しいエネルギーである「再生可能エネルギー」の研究開発が世界的に進められています。今後は火力・原子力に代替するエネルギーとして将来を有望視されています。それだけ、前者が自然に与えた悪影響は大きいということです。

火力発電は比較的安価で多くのエネルギーをつくることが出来ますが、同時に大気中に有毒なガスを排出してしまいます。これが様々な公害問題を起こしてきました。

人類の発展を担ってきたエネルギー確保手段ではありますが、この地球は人類だけのものではありません。あらゆる生命が共有しているのです。あらゆる生命が平等に生活していくためには、火力発電のような危険な手段は徐々に減らしていかなくてはなりません。

そして、その危険性をたくさんの人々に認知してもらう必要があります。

いずれは引退すべき発電方法

現在の発電の主力となっている状態は反対です。やはり、環境のことを考えると恐ろしいです。技術の発展により、排出される二酸化炭素の量は減ったとはいうものの、それでも全くなしとはいきません。

環境破壊が進んでいるのに、この火力発電が主力となっているのは、やはり安定した供給からだと思いますが、いつまでも火力発電に頼るわけにはいきません。

かと言って、火力発電なしで電力需要を賄えるかと言えば難しいでしょう。自然エネルギーだけでは発電効率は悪いし、天候や季節にも左右されるし…。

なので、足りない分を補う程度の補助的な発電システムとして稼働すればいいのでは考えます。そしていつか、その補助が必要なくなり、火力発電が稼働しなくてもいいようになればいいと思います。

今、これ以上火力発電所は増やして欲しくありません。安定した供給があっても、このままでは地球が壊れるのが加速してしまいます。主力レギュラーから補欠ベンチ入りへ、そして引退へと進んでほしいと思います。

地球温暖化を早める

火力発電は安定した電力を供給するのには最適でしょうが、化石燃料を大量に燃やすため、大量の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素の増加は地球温暖化に寄与します。地球の温度が2,3度上がると気象災害が増えてくると言われています。

またさらに地球の温度が上がると環境が変わってきてしまうようですし、低地にある地方は水没してしまう恐れが出てきます。地球温暖化が進むと、とても人が住める環境ではなくなってしまうと言われています。

火力発電の効率化が進み、二酸化炭素の排出量が少なくなってきているようですが、それでも化石燃料を燃やすことには変わりはないのです。このことは火力発電の宿命でもあります。

これ以上、火力発電に依存するのは地球温暖化を早めることにもなります。地球温暖化を今以上進めないためにも火力発電に反対です。

二酸化炭素を排出しすぎる

火力発電には反対です。なぜなら、火力発電は環境に悪いからです。日本はCo2削減のために京都議定書などでも取り決めをしていたのに、なぜ火力発電のような二酸化炭素を大量に出す発電方法をやめないのか不思議に思います。

もちろん、火力発電は投資する費用の割には発電の割合が大きく、コストパフォーマンスがよいという点はあるかと思いますが、天然ガスや石炭、石油などの天然資源には限りがあります。これらをたくさん使ってしまうのは、今現在のことしか考えていない行為だと思います。

そして、二酸化炭素が出れば、地球の温暖化にもつながるし、環境には非常によくないことです。二酸化炭素のほかにも、資源を燃やすことで空気を汚染する物質がたくさん吐き出されますし、火力発電所が近くにある場所には絶対に住みたいとは思いません。

また、近くに住んでいる人にとっては空気汚染や火事などの事故もとても心配だと思います。環境や周囲の住人にも安心できる発電ではないため、火力発電については反対です。

化石燃料への依存は危険

火力発電の最も大きなデメリットは、化石燃料を産出できる国に経済的に依存してしまうということです。日本は化石燃料の約85%を他国に輸入しており、輸入額は何と20兆円を超えます。

もし仮に、化石燃料の産出国からの輸出が滞れば、日本経済は簡単に破滅してしまうのです。そんなことは起こらないと思っている人もいるかもしれませんが、これが現実に起こったのが第二次世界大戦です。

第二次世界大戦の日本は化石燃料産出国からの輸出を止められ、無謀な戦争へと進まざるを得なくなってしまいました。化石燃料を産出できない国は、化石燃料の輸出を止められるだけで簡単に追い込まれてしまうのが歴史の証明なのです。

また、地球の化石燃料はすでに限界に近づいているとされており、日本の火力発電が全て機能しなくなることも現実にあり得ます。火力発電に依存することは文字通り、国家的な危険を孕んでいるのです。

火力発電の最大のデメリットは、他国へ経済的に依存せざるを得なくなるという恐ろしい状況が生じることなのです。

原子力発電と共に火力発電も卒業すべき

私は化石燃料を燃やすことによって発電する火力発電には反対です。やはり二酸化炭素を排出することが大きな原因です。地球温暖化は緊急に対策すべき問題です。

ただ夏が熱いと言った問題では済まされなくなるところまで来ています。このままでは毎年のように熱中症による死者が何人も出てもおかしくない状況です。地球規模で考えなくてはならない問題です。

まずそれには二酸化炭素を減らすことです。二酸化炭素を地中に埋めて、何万年後かに大理石になると言ったプロジェクトもありますが、まずその排出量を抑えることが先決です。再生可能エネルギーによる発電という道に、思い切って切り替える必要があると思います。

原子力発電や火力発電からの脱却です。東日本大震災のあと、福島原発の事故があり、日本中で節電が余儀なくされましたが、それでも日本人は少ない電気で生活できました。

原子力発電や火力発電に頼らない道を選ぶと、どうしても少ない電気量で生活しなくてはなりません。しかし、一度経験して出来たことです。もう一度出来るはずです。

火力発電には全面的に反対です

火力発電については、以下の理由から全面的に反対です。

まず、火力発電という仕組みは、大量の石油や石炭を必要とします。石油や石炭は限られた資源であるため、火力発電という仕組み自体が持続可能な発電方法ではないということです。2

1世紀の社会においては、持続可能型の社会を目指すことが求められています。そのような発想から、クリーンエネルギーなどの新しいエネルギー政策が唱えられてきています。そのような状況の中、従来の火力発電という方法に頼ることは、時代の流れに逆行するものでしょう。

次に、火力発電の仕組み自体が、大量の二酸化炭素を生じさせるものであります。二酸化炭素によって地球温暖化をさらに悪化させてしまうのです。

二酸化炭素と温暖化の問題は、あらゆる研究によって明らかになっています。それにもかかわらず、火力発電を通じて大量の二酸化炭素を生じさせることは、地球温暖化にとっての悪影響が計り知れません。

なお、火力発電に頼らなくても、原子力発電や風力発電といった発電方法をとることによって、火力発電のデメリットを生じさせずに、同量のエネルギーを確保することは十分可能ですから、火力発電自体をなくしてしまっても生活に支障は生じません。